kインド・アルナーチャル・プラデーシュ州青いケシの旅

2015年8月22日 (土)

ヒマラヤのイワタバコ

今日も畑に行って来ました。しんどーー! 今月中に畝を作ってしまわなくてはならぬのです。ちょっとまた出かけるので、月曜日までにやらなくてはならないの。ふーーー 筋肉痛の身体で旅に出ていいのかな。。。

ということで、疲れて寝転んでましたが、やはり書きます♪ 

今日はこれ。 ヒマラヤのイワタバコの仲間です。比較的高所3000~3500mぐらいの場所でした。

イワタバコは大好きだから載せなくちゃ。

Img_1731     コロディスクス・ラヌギノスス Corallodiscus lanuginosus(DC.) Burtt

ヒマラヤ大図鑑によると、山地帯の地衣類とコケに覆われた岩や崖地に生える。葉の表面に白い毛が生え、花ガラやガクはほぼ無毛。花はまばらにつく、とあります。

確かにその通り、こんな感じの大きな岩にたくさん咲いていました。

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大きさは、お馴染みのイワタバコより小さいです。 この写真で分かるかしら?

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イワタバコは人気者。 皆熱心に写してました。

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ではおやすみなさい

明日もちょこっと畑です。

*****

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2015年8月18日 (火)

ケンパ、ケンパ、ケンケンパ♪

テント泊を終えてディランの町へ戻る途中、小さな食堂でご飯を食べました。もちろん、カレーです。年から年中カレー?と聞かれますが、そうです、年から年中カレーです、インドは。インドだもん!?!

どんなかは・・・こんなのです。

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私達はワンプレートにはなってなくて、ビュッフェみたいだったけど。ビュッフェとか書くと、どんな食堂かと思いますよね~笑 ご想像にお任せします~笑

うちの息子はインドカレー大好き人間で、この写真見せたら、うまそーーー!!!って、いってました。いや、確かにここのカレー美味しかったですよ。

意外にきれいなキッチンです♪

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あらま、話がそれていく・・・きょうはカレーの話じゃなくて、この遊びが懐かしくて・・・つぃつぃ、カメラを向けました。小さい頃、玄関の前の道路で毎日遊んでいた幼き頃。してましたよ!この遊び。ケンパです。

ケンパという遊びをしてました? 知ってます?

食堂の前の道路で、女の子達が石ころを投げて遊んでました。

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ここでは、50年以上前の遊びとネットや携帯の世界が一緒に来てるんだな~ なんて不思議に思いました。
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とっても懐かしかったもので・・・いい時代でした、あの頃、毎日毎日近所の友達とよく遊んだものです。

そばでは、ヤギが・・・

お食事中。Img_1779
写真を撮ってると、周りにいる人達に呼ばれて、何かと思ったら、一緒に座って写真を撮ろうよ~とか言われちゃって・・・

車から降りたちょっとしたひと時が世界交流かな。

ケンパ、ケンパ、ケンケンパ♪ 陽気になって、こう口ずさみながら車に乗り込んだのでした。

では

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2015年8月17日 (月)

青いケシ7種

テント2泊を終え、お目当てのメコノプシシ・グランディス・オリエンタリスを見て、旅は帰路となりました。最後に、数ヵ所寄りながら、他種のメコノプシスを探しながら帰ります。

車道から駆け上り、こんな感じの場所を歩きます。

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道はあるような無いような、ヤクの通る道がありますね。ここでも富士山頂上辺りをうろうろしている訳ですから、そう楽ではありませんが、花がたくさん咲いていていいところです。

そんな中で見つかった青いケシをご紹介しましょう。

まずは、大好きだったこの青いケシ、メコノプシス・シヌアタ あまりパッと大きくは開かないようで、横から見るとまあるくてかわいいです。全体的には棘が多いのが特徴的でした。棘で水分を吸収しているんですね。

Img_1519001                メコノプシス・シヌアタ
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そばには前にも載せましたが、メコノプシス・ベラ

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そして、もう一種類 写りが悪いですが

Img_1506                   メコノプシス・ルドロウィー

色が深い紫でいい色です。このこも毛だらけ。

もう一種類違うところで見たメコノプシスは・・・メコノプシス・シンプリキフォリア 他所でも見れたけど、ほとんど終わりかけてました。

Img_0571002                 メコノプシス・シンプリキフォリア

大きさは、こんな感じ。

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せっかくだから、ちょっと大きくしてみました。
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結局、青いケシは7種類見れました。

ここの載っていないメコノプシスは

○メコノプシス・グランディス・オリエンタリス
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○メコノプシス・パニクラタ

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○メコノプシス・プライニアナ

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以上、青いケシ7種類でした。

私も頭の整理完了です。

私は、何が好きかって・・・写す時の力の入れようが違う メコノプシス・プライニアナです♪

花弁が透き通って繊細です。

では

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2015年8月15日 (土)

とうとう出会えた、メコノプシス・グランディス・オリエンタリス

いよいよ待望の青いケシを見に行く日になりました。旅6日目のことです。6日目にして初めて見れる・・・やっとです。すっきり起きれて気分良くて良かった。。。でも、皆さまご想像の通り、外は雨。でも、小雨だからどうにかOK。 と、思ってました。この時は・・・

多くの参加者の人は、青いケシの他の種類は、もう色々な場所で見たことがあり、この新種のメコノプシス・グランディス・オリエンタリスをとても楽しみにしている人ばかりです。

ここに来る途中に見れた青いケシは、この種はチベットで見たわ~とか、ブータンでとか、中国でとか、皆さん世界を歩きまわってらっしゃいます。私は凄いねーとか、最近は旅する芭蕉様とか呼ばれておりますが、なんの、なんの、私なんて、ほんとに世界花旅巡りの新しい世界をちょこっと覗き始めたばかり・・・

この世には、好きなことを楽しんでいる人は、こんなに多いんだ~~!!!と、ポカーンとすることばかりです。この旅でも、諸先輩方から、世界中の話をたくさん聞かせて頂きました。

私も楽しい世界を引き寄せようっと!!!

さ、青いケシです。後ろの方(何だか私って、することが遅いんですよね。皆てきぱき早くて、私なんて、いつも準備をあれしてこれしてと頭の体操をしてるようで。。。大変です。)をフーフー言って歩いていると、遥か上のほうで、歓声が聞こえています。

わあーい!!!とか、ヤッホー!!! とか嬉しそうな声です。

初めて見れる新種なので、感動も一塩なのでしょう。 オオー、咲いてるのね、などと思いつつ、必死で坂を登りました。

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遠くに並んで咲いているグランディス・オリエンタリスを見つけて、「あー、あれなんだぁ、色とりどりで優しい色で綺麗~!!!」 これが初めて見た感想でした。でも、実際は雨と霧の中で写真に撮ったけど、暗くボーーと遠くに写っているだけでした。残念。

そばに咲いているのが出てきて・・・写したのがこれ。遠くの道を入れてなどと、頑張てパチリ いいじゃないの、この荒涼たる大地を見下ろして咲く青いケシなんてね・・・

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しかし、いっぱい写真を写しているうちに、どんどん水滴はカメラに進入していたみたいで・・・レンズはどんどん曇るばかり、でもそれもさほど気にせず、防滴だから大丈夫!なんて簡単に考えてました。

そのうち気づきました。 あれ、ほとんど駄目だよ、どうすりゃいいの。。。そして、マクロレンズは焦点も合わなくなり、お陀仏となりました。 機械に対する愛が足りなかった

ほとんど駄目だった一日目。

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最初に感動した色とりどりはこれなんですがね・・・ ぼけぼけ・・・ 
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かろうじて写した写真です。

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あとは、ぐれまくってて、違った、ふふ、ぶれまくってて、お見せできません。

次の日に再挑戦となりました。出発前の時間少々です。 マクロは駄目になったから、広角一本で頑張らなくちゃ。

しかし、広角も写しているとだんだんこんな感じに・・・

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5分ぐらい、写らない・・・なんて悩んでて、ふと思いましたね、レンズ外して、中を拭けばいいんんじゃない?と・・・必死でビニールでカメラを防御しながら、持ってきていたハンカチで拭いて写したら・・・このとおり・・・笑

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突然綺麗~~♪ ここから中を拭き拭き頑張りました。 コンデジにも頑張ってもらいました。

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一応記念写真も撮って貰って。

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やっと写せるようになったんだけど、皆もう下りて行ってるから、私も帰らなくちゃ~?! 焦って降りていると、matsuさんが上がって来て、「いいところがあったんですよ!まゆりさんにも教えてあげようと思って・・・と。。。少々、降りるのが大変だけどね。」「えっ?大変?」 ちょっとひるんだけど、行くっきゃない! 結果、行ってみると大して大変ではなかったので、水の流れにそって、びしゃびしゃと降りてみると・・・

綺麗でした!!! この7個の花、もうちょっとするともっともっと花盛りでしょうが・・・

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種は流れに流されていくのでしょう。 小さな流れに沿って活き活きとした花が咲いていました。そこでまだ写していたHさんにこっちもいいですよ、と教えてもらって、もう少し下に。。。

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臨場感があっていいですね。。。なんて自分で言ってます。笑

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このピンクちゃんをどーんと真中に入れてみようかな・・・うん、悪くないんじゃない?!

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などと、又夢中になって、写しちゃいました。 お気に入りの場所の証拠です。

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じつは、あとで気づきました。 どうしてか・・・ピクチャーモードがスタンダードになってませんでした。なので、色が少しビビッド。 自動になってたんです。それが残念。。。すこし、トーンを落として鑑賞してくださいね。

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最後の最後にいい場所を教えてもらって、感謝感謝です。

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振り返って、最後に一枚、写真に収めました。 納得して帰れます♪ 

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急いで降りていくと、皆ジープに乗り込んで待っててくれました。ありがとう♪

じつはね、ほとんど写真が全滅だったの~!!!最後にいい場所を教えてくれてありがとう~!!! って、matsuさんに言ったら、なんて強運なの!!! ですって。。。 

そうですよ! 強運の持ち主、これからも宜しくお願いしますね。

このメコノプシス・グランディス・オリエンタリスは4年前にガイドのバントが見つけたんですって。去年青いケシ研究会の調査隊がまだ未調査のこの辺りで見つけて、アルパインツア・ネイチャリング事業部のTさんも去年、下見でバサントと一緒に、私たちが行った同じ日にここで沢山の花を見て感激されたそうです。

紛争地帯であるがゆえに、まだ未調査のこの辺り。 豊富な植物が楽しめそうです。

+++++

学名でメコノプシス Meconopsis とは、ケシに似たという意味で、決して、あの栽培禁止のケシではないんです。

大阪で開催されたEXPO'90「国際花と緑の博覧会」は、ヒマラヤの青いケシが話題のひとつになりましたね。当時は45種といわれた青いケシも、今では 中国南西部からヒマラヤにかけてのシノヒマラヤとよばれる山岳地帯に60種以上が知られています。花の色も青だけではなく、白、赤、紫など色々な色があります。

ヒマラヤの青いケシとよく言われるのは、大体メコノプシス・ベトキフォリアのことですね。育て易いことで知られてて、北海道や高山で育てられているのは、ほとんどがこの種です。

メコノプシス・グランディスはなかでも花の径が10cmもある大型の花で知られています。そして、このグランディス・オリエンタリスは、グランディスの亜種。

すみません、どこがどのように違うのかは、まだ不勉強です。

matsuさん、教えて下さい。

では

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2015年8月14日 (金)

標高4000mのキャンプ

頭が痛い・・・ 

標高3500mでのテント生活を終え、いよいよお目当ての青いケシ、メコノプシス・グランディス・オリエンタリスを見るために、4100mの高地でのテント泊を2泊する最初の日。旅の5日目7月9日の夕方のことです。

ジープがテント場に着くなり、あまりの頭の痛さに我慢できなくなって言いました。

「誰か、今、頭痛薬持ってませんか?」

でも、残念ながら同乗者に頭痛薬を持っている人はいませんでした。

テント場に着くまでは、ジープの中で眠りこけてました。疲れていたのか、眠くて眠くて・・・めちゃくちゃ悪路だったはずなのに、起きてられませんでした。今考えると、眠くなるのも高山病の一症状だったのか・・・それとも、かえって寝てたのが悪かったのか・・・

ううーー、声にならないうなり声を発しながら、やっと辿り着いた我がテント。駄目だ~~急いで頭痛薬を飲みました。動けない・・・

声も出せないので、人にも知らせられない。

用があって、テントを覗いてくれたツアーリーダーmatsuさんにやっと言えました。

「気分が悪いの・・・でも、大丈夫~~ でも、動けない。。。」 

横になると呼吸が浅くなるので、テントのポールに寄りかかって座って、じっとしてました。そうしたら、嬉しいことに matsuさんが湯たんぽを持ってきてくれたのです。 あーーー、有り難かった~~ 気分の悪い人に先に湯たんぽで~す♪ あ・り・が・と・う・・・ぁぁぅぅぅうう 動けなくて、やっとで掴んだ湯たんぽでした。

でも、持ってきてくれた時に見えたのです。

ふと見えた もう一つの 湯たんぽ~~!!!

matsuさんが2個湯たんぽを持ってる。。。

人間ってなんて単純なんでしょう。もう一人気分の悪い人がいるんだ~~と、分かった時の嬉しかった事。それだけで、すーーーと気楽になれたんですよね。 仲間がいてくれて嬉しい~~ ほんと、落ちている時は、仲間がいてくれると嬉しい!そんな思考程度は中学生ぐらいまでのメンタルレベルでしょうね。 

ええい、それでもいいや~~ 

自分ひとりだけじゃないと分かった時、半分ぐらい楽になったかも・・・笑 

Img_9628001      日本でもある昔ながらの湯たんぽでした。洗面器は顔を洗う為、毎朝配られます。

ふーー、少々しんどい経験をしましたが、2時間ぐらいで、身体が慣れてくれたのか、気分の悪さは納まり、それ以後は全然大丈夫でした。私って、身体の反応いいのかも・・・まだまだ鈍くない・・・そう思うことにしました。笑 

Img_0632001     懐かしい我がテント 2人用のテントにゆっくり一人で寝れるしテントは意外にいいですよ。

それにしても、あの旅で一番嬉しかったのは、あの湯たんぽです。 あったかくて、あったかくて~~~必死で抱いてました。 今のこの夏猛暑の中でもあの暖かさは心地よく思い出されます。

優しい心配りをありがとうございました!matsuさん!

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朝起きるとこの辺はヤクの放牧地なので、ヤクが草を食べてました。

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近くにはヤクを飼っている人の家があって、そばを通るとヤクの乳絞りをしていました。

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この近所の家から、男の人達がテントに手伝いに来てくれてました。お皿を一生懸命洗ってくれてます。

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着てる洋服が印象的。フェルト生地みたいです。きっとヤクの毛で出来てるんですよね。

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このテントがキッチンテント。 若いコックが一人で頑張ってました。暇だから、このテントに入り込んではおしゃべりしてました。それが一番楽しかったかな・・・

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左側がコックです。かわいいでしょ?! もうちょっとコックの腕を磨いて欲しいけどね、がんばれ!

食事はどんなかって? ちょっとだけね。。。 

Img_0664                  フレンチトースト

Img_0661                 ベイクド・トマト

Img_0603              ヤクのチーズのピザ

初めてヤクのチーズを食べました。 美味しかった!!! チーズがね、ピザはパンかピザかわからんかった。

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一生懸命頑張っている感多いにあり!!!でしょ?! but 味が今いち・・・ 

でもね、フライパン一つで作るんだからね・・・かりっと焦げ目とか贅沢言えませんね。蒸し器が一個あったからね、これは蒸して作ったのね。 ありがとう、コックちゃん♪

目覚めたら、水浸しとか・・・ま、よく雨がふってくれるし色々ありました。

でも、でも、楽しい非日常空間。

都会からやってきたものにとっては、考えられないほどの厳しい環境。そこで感じる自然の営みにはとてつもない迫力があります。行かないと、そこに身をおいてみないと感じられない感覚。私にとっては、とても貴重な経験でした。

正直、辺境大好き人間ではないかもしれません。そろそろ5つ星ホテルが恋しいです。

でも、帰った途端、又ヒマラヤに行きたい! そう思ったのも事実。

何が魅力なんだろう?

そう、問いつつ、また大自然に呼ばれて行く事になるのでしょう。

さ、明日は青いケシの記事にしますね。

では

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2015年8月 2日 (日)

暑い~しか、しゃべりたくない! and センブリの仲間

暑過ぎません?

涼しさを求めて、2泊で木曽駒ケ岳に行って来ます。

明日は、高速バスで駒ヶ根まで行って、一人で、ちょっと気になるお蕎麦屋さんへ行ってみます。後は何をしようかな・・・桃狩りかな・・・温泉かな・・・ひとりレンタカー借りてのーーんびりする予定。とにかく家を出なくては、家にいると主婦は果てしなく仕事があります。

あさって、しあさっては、木曽駒ケ岳。

コマウスユキソウが楽しみです♪

きっと沢山の花が見れるでしょう。

帰ってきたら、青いケシ、メコノプシス・グランディス・オリエンタリスの記事も書きたいし・・・気になりながら、なかなか書けないでいます。時間はどんどん流れて行きます。早い早い!

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写真は、インドで見たセンブリの仲間です。じつは、今回一番沢山見た花なんです。きっとヤクが食べないんですね。山じゅう、センブリだらけでした。

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あっちもこっちもセンブリだらけ・・・ 見事でした!

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詳しいでは名前は又載せますね。

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では

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2015年8月 1日 (土)

サクラソウは奥が深い

Img_9743001          プリムラ・ソルダネロイデス Primura soldanelloides Watt

ほーー、これもサクラソウ? なんて可愛く咲いてるの!!!

この花もとても印象的だった花。 だって、サクラソウに見えますか? この世には色んなサクラソウがあるんですね。去年の北インドに引き続き、ヒマラヤの高地では、今回もたくさんのサクラソウを見る事が出来ました。

でも、中でもこれは珍しい!

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雨が入らないように下を向いて咲いています。白い色もまさに純白。こんなベル型のサクラソウ(プリムラ)は初めてです。
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ヒマラヤ大図鑑によると、分布はネパール中部、ブータン、チベット南部となっています。雨の多い高山帯の苔むした岩礫地にマット状の群落を作るとあります。

花の大きさは・・・

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これを見て頂くと、よーーく分かって頂けますよね。本当にちっちゃいです。花の直径は1cmぐらいかな・・・
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こんな感じです。

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崖には、マット状に広がって咲く背丈の低いサクラソウが・・・

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北インドでは、玉咲きのサクラソウを見ましたが、この辺りでは、玉咲きタイプは全く見かけませんでした。その代わりにこんなマット状のサクラソウが新鮮でした。

一番沢山咲いていたのは、この黄色いサクラソウ。

これは毎日毎日見れました。

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Img_1259                          プリムラ・ディッキエアナ P. dickieana Watt

花弁が水分をいっぱい吸収して重そう。。。
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そして、もうひとつ、最後の最後に、こんな川のほとりで、白いサクラソウを見れました。

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うーーん、写真を眺めていても、姿はレインウエアーばかりなり。。。 画面は暗いし、苦労してるのが伺えますでしょ?!じつは、この白いサクラソウ。去年の北インドで見たんです。それはそれは、凄い群生で咲いてました。

ええーーい、載せちゃいましょう。せっかくですもの。お天気が違うからか・・・場所が違うからか・・・様々な違いですね。。。久しぶりに去年の北インドの写真を見たら、写真が違います。どう違うか・・・それは見てくださいませ。。。

滝から落ちて流れを作る川のほとりに・・・

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この白いのが同じサクラソウ。プリムラ・ムンロイ。

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凄いでしょ?!

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Img_4977001       プリムラ・ムンロイ P.munroi Lindl.

そして、玉咲きサクラソウは・・・これなんです。

超かわいい!!!

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今日は、

サクラソウ、色々でした♪

今年のインドは雨でしたぁ。。。。残念ながら雨でした。 見事に濡れました

じゃぁ、去年のほうが良かったかって・・・???

それは違うんです。

それぞれの旅が、それぞれ違う。 帰りの飛行機でmatsuさんと話しました。 旅行って、本当にその都度違うね~~ 全く違うね~~ 

それぞれ違って、それぞれいい。。。これは実感です。

では

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2015年7月31日 (金)

深い青が素敵!

時間が無いので、きょうはインドで印象的だったケシ科ケマンソウ亜科キケマン属の植物です。(新しい分類では、ケマンソウ科はケシ科ケマンソウ亜科になっているそうです。)

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崖でハッとするような綺麗な青で目を引いてくれました。

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詳しい名前はわかりません。そのうち、ツアーリーダーのmatsuさんが調べて送ってくれるのを待ってます。ヒマラヤ図鑑では似ているのはあるけれどよくわかりません。

深い素敵な青色でしょ?!

よく見ると変わった形ですね。上側の花弁に距があるんですよね。 

今回、とても印象的だった花の一つです。

では

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2015年7月28日 (火)

テント一日目

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突然この写真じゃ、意味分かりませんね。

テントの朝です。朝5時に顔を洗う洗面器が配られました。

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おはよーー!!! あれ、懐かしい音楽が・・・誰かがオカリナで日本の歌を弾いてくれてます。お陰でますますいい朝です♪

一応、雨がふってないのも最高!

これはテント一日目の朝のことでした。

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おはよーー!!! 食事用テントでの朝ごはんです。

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マンゴーも美味しかったな。

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さあ、今日も出発だよ~~

今日こそは、最終地点まで進みます。

お目当てのメコノプシス・グランデス・オリエンタリスが楽しみです。

標高が高くなるとお天気が心配~~

では

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2015年7月27日 (月)

メコノプシス・ベラ

背丈があまり高くなくかわいい印象の青いケシ、メコノプシス・ベラ

Img_9794          Meconopsis bella Prain  メコノプシス・ベラ 

道路脇の崖で、はじめて見た株です。葉は長いカヌーのオールみたいな形をしていました。高いところには沢山咲いているのが見えるのですが、下の方で咲いているのは、この一株だけ。まだ咲きたてで雨にも負けずしっかりとした顔をしていました。

近くには、蕾も・・・

この蕾が妙に気に入りました。花が咲く姿には、力強いエネルギーを感じます。

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見ていたら、一体何をしているのかしら? とばかりこちらを伺いながら、道路端を重いであろう土袋を抱えて歩く女性の姿がありました。

土砂崩れの箇所に出来たガタガタ道の穴を埋める為の土を運んでいるのです。地元民ではなく、遠くから出稼ぎに来ているらしいです。

こちらも逞しい。。。
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でも、こちらも逞しさは負けないかも・・・

違う意味でですがね。。。
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ベラが見たい気持ちいっぱいで、崖も何のその~~笑

駆け上って、撮れたわ! さ、降りなくちゃーー

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皆元気だわ~

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崖の上には沢山のベラが・・・もっと見たいけど仕方ない・・・限られた時間で見られただけでも嬉しいです。
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しかし、これ以上見ることは無いと思っていたM.ベラ。

それが幸運なことに、最後の観察場所で見れたんです♪ 超ラッキーでした。

皆が口にした言葉、それは、「こんなとこにベラが!!!」でした。優しい印象のM.ベラ。崖の間に楚々と咲いてくれていました。

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実際の大きさの感じはカメラと比べてみて下さい。

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花糸が濃い青色なのが魅力を増しています。
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まるで雨で溶けてしまいそうな優しい花弁です。

メコノプシス・ベラは、

吉田外司夫先生のヒマラヤ大図鑑によると・・・

分布:ネパール中部~ブータン (インド北東部も入りますね。)
花期:6~9月

高山帯の草地の急斜面に咲や岩棚に生える多年草でゴボウ状の長い根がある。・・・・・・・とかいてあります。詳しくは図鑑を見てくださいね。

ここでは、写真を見て色々感じてください。ネットで調べても、あまり写真も載ってない様子なのでお楽しみ頂けるかも知れません。

では

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