i ボルネオツアー

2015年6月19日 (金)

ボルネオツアー 11

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1時間のあいだに、朝ごはんを食べて準備を済ませ、午前10時、一日クルーズに向かいました。あれー、この日は予定では、朝食後は午後3時からのクルーズまでのんびりして下さい~なんて聞いてたような・・・気がしますが・・・予定は未定で、ほほほ、どんどん変わります。笑 というか、ガイドさん達がとても好意的で、よく動いてくれたので私達も動けたんです。

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当初の予定では、サンダカンからボートで、マンゴローブ林など河岸林の植生の変化を眺めながら、キナバタンガン川を上ってくる予定だったのです。それが、誘拐事件で河口付近は危ないということで、陸路でやってきたスカウ村。

ガイドさんたちの好意もあって、折角だから、スカウから出来るだけ、下流の方まで下ってみましょうということになりました。マングローブ林までは無理だけど、ニッパヤシが見れるアバイ村の向こうの方まで、ちょっとした一日ロングクルーズとなりました

小さなボートで長い距離です。ゆうに2時間以上かかります。めちゃくちゃ暑いです突然のスコールもやってきます。 ふつうなら、うぇーという人もおられましょうが、、、そんなこと関係ねぇ~♪ そんなこと関係ねぇ~♪と、大きな声で、そう口ずさみそうなメンバーばかり~~元気よく出発です。

ニッパヤシ、ニボンヤシ、ラタン、ココヤシ・・・いいですね~♪

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集落のそばを通ると・・・かならず、ココヤシが数本立っています。 日本人がヤシといえば、このココヤシのことを思い浮かべる人が多いでしょう。今はココナッツオイルが流行ってますね。ココヤシは使えないところがないと言われるように、生活には欠かせないもの。なので、ココヤシがポツンと寂しくたっていると、ここは昔人が住んでいたのね、ということになります。

左に見えるバナナもそうですね。

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これがニッパヤシです。
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日本人のイメージでは、ソテツを大きくしたような姿ですね。このニッパヤシもとっても懐かしいヤシ。それは種の中にシンガポールに住んだことのある人には、ぜったい懐かしい食べ物が潜んでいるんです。

+++++

と、ここまで書いたら、またまたPCがおかしいです。

この記事だけは書いて出発しようと思ったのに。。。これ以上写真が載せられません。

なんか、この頃、PCがとっても変です。でも、現実は明日からのカナディアンロッキーへの花旅の準備で焦りまくってます。一体、寒いのか、暑いのか・・・荷物が多くなってしまって・・・ボルネオの旅は身軽だったのに・・・最高気温24度、最低気温4度ですって!27日に帰ってきます。

30年ぶりのカナディアンロッキー、久しぶりの先進国ですよ。

高山植物がとっても楽しみ♪ 雄大な景色に浸ってきます。

行ってきます~~♪

ボルネオはまだまだ書きますよ。

少々時間かかります。お付き合い下さいね。

では

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2015年6月17日 (水)

ボルネオツアー 10

Img_7904         マレーオオトカゲ Water Monitor  学名:Varanus salvator

支流のムナンゴール川に入ると川岸でのっそりのっそりとマレーオオトカゲが歩いていました。一寸見は恐そうに見えますが、かなり臆病者です。イモトアヤコが追いかけられたコモドドラゴンとは大違い。。。コモドドラゴンはインドネシアのフローレス島にしかいないんですよね。

この子は、シンガポールでも、街に近い貯水池などで簡単に見ることができます。私にとっては、お馴染みのかわいいやつ!!! 人が近づくと、あっちの方が恐がって逃げて行きます~ それもかなり早いスピードで・・・

安間先生いわく、「森の掃除屋でねー、なんでも食べるんだよ。だからこいつの死骸は臭くてねー、臭い臭い!!!」 だそうです。

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早朝のムナンゴール川は光が綺麗。 まさに、楽園とはこのことか・・・決して、大げさじゃないんですよ。それに、食いしん坊の私はここで珈琲タイムとなると、もう幸せの絶頂気分でございました。笑 クッキーと珈琲サービスです♪

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誰もが笑顔、ね、ツアーリーダーHさんもガイドのカート君もにこにこでしょ?!

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顔は暗めにしおきました。笑 リクエスト頂ければ、もっと明るく致しますよ~♪

早朝の川沿いでは、サル達の動きが活発です。カニクイザルやシルバーリーフモンキー、オランウータンなどを見ましたが、この日初めて見たブタオザルが群れで元気に動き回っていたのが印象的です。

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突然、母猿が水に飛び込んだんです。それにならって、小猿がぼしゃーん 「ブタオザルが水に飛び込むなんて珍しいよー」とは、安間先生。へー、そうなのね、珍しいのね~と思いながら見ていると、母親はUターンして元の岸へ。

小猿は気がつかないのか、必死で泳ぎ続けています。

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それがこの写真。 がんばれ!がんばれ! 早く泳がなくちゃ、ワニが・・・お願い、ワニに食べられないでねー 皆心配して応援した甲斐あってか?・・・無事対岸に辿り着けました。良かった、良かった。

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でも、小猿は、気がつくと母親がいません。不安そうな面持ちです。盛んに吠えて交信しあっていました。どうするんだろ~?! 誰かがいいました。 捨てられたんだ・・・と・・・

うそーーー! その後は、それぞれが勝手な空想の世界に浸ったのでした。

なぜ、ブタオザルかというと・・・

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ご覧のように、尻尾がね、豚の尻尾みたいだからです。「頭がよくて、ホテルなどで一番いたずらをするのはこいつらなんだよ~ だから窓を開けっぱなしにしたり、洗濯物とか気をつけないとね。」なんていってた安間先生。ホテルに着いたら、靴を出しっぱなしにしてて、もうちょっとで取られそうでしたよ!と、ホテルの人に言われてました。ふふふ

さあ、8時50分、ホテルに戻って朝食です。

では

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ボルネオツアー 9

昨夜は、PCの調子が変で、どうしてもアップすることができませんでした。起きたら、回復してました。なので、ひとまず簡単に数枚の写真を!(と、思いつつ、結局書いてしまいました。今日は2個記事が書けるかも・・・)

ボルネオツアー3日目、スカウで一日中過ごす日、朝5時半からモーニングクルーズに出かけました。

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何が見れるかな・・・あ、あそこに! 高い木の上になにやら鳥です。なにやら鳥です、なんていう言い方はバードウォッチング初心者まる出しですね。

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双眼鏡で、安間先生がチェック! 

Img_7870                                         シロガシラトビ

ムラサキサギやサイチョウ、ミナミカンムリワシ、コブハシコウ、クビワヒロハシ、シロガシラトビ、オオバンケン、スンダカラス、キゴシタイヨウチョウ・・・新しい鳥がどんどんお出ましです~~ いいね、いいね^0^

Img_7845                 キタカササギサイチョウ

サイチョウはボルネオには8種類いるそうで、ブッポウソウ目サイチョウ科サイチョウ属の鳥で、犀鳥と書くように、嘴の上に角状突起があって、動物のサイ(犀)の角に似ていることから名付けられたそうです。一番多く見られたのは、キタカササギサイチョウ。ツガイで仲良く戯れてました♪ 仲いいかどうかは知りませんよ~ 嘴とその上にあるカブト状の突起は淡い黄色で、突起の前方部分は黒色をしています。雌は嘴の上の突起が雄より小さく黒い部分が多い。

綺麗な画像はこちらをどうぞ→***

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象のよくいるという支流に入りました、残念なことに流木が多くたまっていて、先に進めず・・・

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残念、Uターンしましょう

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ほら、あそこに象の足跡が・・・この辺は、象がよく渡っていくんですよ~ へーー と、足跡に名残惜しみつつ、他の支流に移動です。と、本流に出た途端、、、

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出てきたのは、この方、体長3メートルを超えるであろう、ワニでした。目玉を良く見ると、迫力ありますよ。

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もし、川に落ちてしまったら、ワニに食われるか、ボートに這い上がれるか・・・どっちが早いか、一刻一秒を争うって感じですね。 この次の日、最後にスピードを出して、ロッジに帰るとき、何にぶつかったか、ガツーンという大きな音と共に、ボートがどーんと、跳ねあがって、エンジンがとまったんです。おおー、ボートが転覆はヤバイ~~本気でそう思った一瞬でした ッていうか、ワニにぶつかるとかないのかな・・・運、不運は紙一重かな・・・

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あたりに光が射しはじめてきました。 静かで風が気持ちいい。。。熱帯ジャングルで冷たい空気を感じられる最高のひとときでした。

では

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2015年6月10日 (水)

ボルネオツアー 8

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3日目の朝のボートツアーで、ブタオザルが突然木から飛び込んで泳ぎ始めました。

早く、早く、早く泳いで~~! 固唾を飲み込み必死で見つめる私達。川にはワニがいるんです。

・・・・色々あって、書く時間が無くなりました。 またにします~ゆっくりと書きたいですものね。

あしたは、諏訪湖北にある高ボッチ山に行ってきます。どんな花にあえるでしょう?

無事、梅ジュースと梅コンポートを作りました。 お陰さまで大好評でした♪

おやすみなさい

では

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2015年6月 7日 (日)

ボルネオツアー 7

スカウでは、毎日夕食のあと、8時からナイトツアーです。 正直、この日、どうも体調がいまいちで頭痛が・・・ナイトツアーどうしようかなと、思いましたが、船に乗ってるだけだし、元気を出していってみることに。 

それがそれが・・・行って良かった~

桟橋に行ってみて、そんな思いは吹っ飛んだのでした。

「わーーー!」 「凄い!」 皆口々に感動の言葉を発しています。今まで、星いっぱいの夜空は結構見ています。しかし、ボートで星空いっぱいの空間へ漕ぎ出すのは初めてです。 綺麗~~!なんて綺麗なの~~ 感動していると、yゆらーりゆらーりと、目の前で流れる光が・・・あちこちで光が飛んで行きます。蛍です。 ひゅーー!あっ、流れ星も・・・上を見上げて、しばし口が開いたままでした。笑

南十字星も目の前にくっきりと輝いています。

ナイトツアーはもちろん真っ暗。 後ろからガイドがかなりの照度のライトを照らして色んな生き物を探してくれます。 夜活動している生き物達に出会えるチャンスです。

さあ、何が見れるかな・・・夜はワニの光る目が良く見れるんだけどな。。。とは、安間先生。しかし残念ながら、ワニはお出ましにならず・・・ でも、鳥達は結構見ることができました。

Img_7829                コウハシショウビン

この子はコウハシショウビン(コウハシとは広い嘴という意味。) アカショウビンとかはよくシンガポールで見たので、ショウビンという名前は親しみがありますが、バードウォッチングはほぼ初めて。 コウハシの意味が次の日になって初めて分かりました。最初、感動しましたよ。この色合いに。綺麗ですね。カラフル~♪

でも、そのうち、まただぁ、またコウハシショウビンだーーというほど、最後には見ても声も上がらなくなったほど、一番沢山いた鳥です。 

なんだかぬいぐるみみたいな毛並みが可愛い~~♪

Img_7821001         マレーウオミミズク  魚を狙ってるのかな・・・

なかなか絵に成ってました。 ミミズクをじっくり見るのは初めて。 魚やカエルを好んで食べるそうです。

色々見ましたが、写真が不出来なので・・・途中から撮影はやめました。

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眠ってる鳥達にライトを当てるのはちょっと可愛そう。 人間様の超エゴツアーだな・・・なんて思いも少ししましたね。鳥にしたらえらい迷惑ですよね。 ホントにごめんなさいです。
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この子はめちゃくちゃ可愛かったので、分からないかもしれませんが、見てみて~~この子の巣は、こんな風に木の枝からぶらーんと下がっています。鳥の巣から見える青いのは嘴なんです。横に広がった嘴だから、きっとコウハシなんとかですよ。

大きくしてみると

Img_8107001                 アカクロコウハシ

目がなんとなく分かりますか?

可愛いでしょ~~ 眠いのに、何しに来たんだよ~ 目が覚めたじゃないか~って言ってますよ、きっと。

初体験のナイトツアーは楽しく終了しました。 

朝早い飛行機でコタキナバルからサンダカンへ移動して、ゴマントン洞窟を見て、それからキナバタンガン川のスカウまで移動、それからボートツアー2つ、長い一日でした。

ふー、寝れる~~なんて寝てると・・・

外から突然、お呼びの声が・・・眠いながら外で出てみると・・・

なんと!ジャコウネコが木の上にいるそうで・・・光る目が見えます。

それを確認して、おやすみなさい ジャコウネコを見るなんて・・・ジャコウネコ・・・バリ島で飲んだコーヒーだよーーーなんて思いながら、ふnyふnyふにゃー 深い眠りについたのでした。 

朝、起きてみると、 安間先生は 夜中に一人でジャコウネコを観察されたそうで・・・イチジクの実を食べに来てたんですって・・・嬉しそうにニコニコ顔の安間繁樹先生。

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そんなにこにこ顔の先生を見て、さすがのパワーの持ち主だわー!ジャコウネコも凄いけど、安間先生の方が、めちゃ凄い!!! 心の中でそう納得したのでした!

安間先生はイリオモテヤマネコの研究で有名です。 「せんせい、夜観察なら、昼間は寝てらっしゃるんですか? そう聞くと、いやいや、昼間は研究したり聞き込みしたり、忙しいんだよ。ですって。。。くだらない質問で失礼致しました 

あ、そういえば、安間先生の写真を載せてもいい承諾を頂いていたのでした。

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これはね、臭いコウモリの糞のゴマントン洞窟入口での写真。この時も先生一人にこにこでした。

では

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2015年6月 4日 (木)

ボルネオツアー 6

昨日の続き、まだ旅の2日目午後のボートツアーです。

次から次へと色々な動物がお出ましになってくれて、おーー、おーー!感動の静かな叫び声がこだましてました。決して大声はいけません。

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やはり目玉は、この子。テングザルでしょう。 残念なことに鼻の長くたれた雄ざるはあんまりこちらを見てくれなくて、写せたのはお尻ばかり・・・こればかりはタイミング!仕方ないですね。小猿と一緒のおかあさん猿は沢山見れましたよ。1匹のオスと複数のメス、そして子どもたちが十数匹の群れを作って暮らしているので、おのずからオスを見るチャンスが少ないんです。 

夕方は川岸の木の上で眠ります。

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ちょっと顔を大きくしてみましょうか。
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鼻高い~~~笑 笑っちゃいけませんね。

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白っぽいグレーの長い尻尾ですぐにテングザルと分かります。茶色も綺麗で、白い尻尾とのコントラストがきれいです。つやがいいというか、なんだか清潔そうな印象を受けました。

テングザルは・・・

ボルネオ固有種。川の下流域や内湾のマングローブ、ニッパヤシ林、川岸林の一部に住み、泳ぎも得意だそうです。大人オスの鼻は、大きく膨らみ、口元を隠すように垂れ下がります。大人メス、子どもの鼻は上へ反り返り尖がります。

繁殖形態は胎生。妊娠期間は約166日。1回に1頭の幼獣を産む。授乳期間は約7か月だそうです。また霊長類では唯一反芻行動が確認されているそうです。そのことは以下をどうぞ。http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/110413_1.htm

ダーウィンが来た!でも特集されてます。映像は、こちらをどうぞ→***

なんだかとってもユニークで、可愛かったですよ。鼻ばっかり見てましたがね・・・

だんだんジャングルも陽がくれてきて・・・高い木のうえではあちらこちらにテングザルたちが見られます。
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ジャングルの日暮れ、大好きでした。ただひたすら静けさに包まれていきます。

あたりには、こんな子達も

Img_7784001        おおとかげちゃん

Img_7787001       オタンウータンさん

Img_7798       ヘビウさん

Img_7800001                カンムリワシだっけ?! あとで・・・

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カニクイザルたちもおやすみなさい~~

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では

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2015年6月 3日 (水)

ボルネオツアー 5

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スカウのロッジでは、基本、早朝と午後、夜のナイトツアーとおおよそ3回ほどボートツアーが行われているようです。もしかしたら、リクエストしだいかもしれません。私達もよく動きました。ほとんど、部屋にいる時間無しです。笑 せっかく来たからには動かなくては・・・というのがゆっくりとした欧米並みの休みの取れない日本人の行動ですよね。

でも、嬉しいことに、ここで3泊です。少しはゆっくりできるかな・・・?!と、最初思ったのは大間違いでした。皆元気で元気で!初めて参加したネイチャーツアー、あのー、朝、6時とかに起きれる日はありますか? という問いに、ツアーリーダーHさんの返答は・・・うーーん、ないですね~~でした。花のツアーは、朝、花は咲いてないから、6時おき、7時食事、8時出発とかですが・・・鳥は朝早いんですよ~~

考えてみれば確かに・・・初めて知りました。 とにかく毎日5時半集合がバードツアーの常識なんですね♪ 鳥も見なくちゃ、虫も見なくちゃ、花も見なくちゃ、何でもありのネイチャツアーは元気じゃなくちゃやってられない~~~笑 お宅集団じっとはしてられない~~笑

+++++

午後遅くさっそくボートに乗り込みました。夕方近くになると、猿達が岸辺に集まって来るのだそうです。遠くに見えるので、使ったレンズは新しく買った望遠レンズ250mm。慣れないし、ボートは動いているし、なかなか上手く写せない・・・ちょっとストレスでしたね~ 後半、ま、いいかーって心境になりましたがね。

おおー、さっそくいましたよ! カニクイザルです。このカニクイザルは、ボルネオではあらゆる植生の場所に普通に見られるサルです。 ちょうどお食事中。食べているのは、これまた懐かしいビワモドキの木です。ディレニア属ですね。シンガポール植物園では、黄色い綺麗な花と星のような形の実がとても人気でした。ここのは、おしべが紫色のシンガポール植物園のものとは違う種類でした。川沿いに一番沢山生えていた木です。

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ビワモドキの話は又ゆっくりとするとして・・・

カニクイザルの表情が可愛いので見て下さいね。

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懸命にビワモドキの実を食べています。

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カメラ目線?

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これが250mmで捉えた写真だから、実際は、かなり遠くにいるんですよ。

ボートが進むと、おおーーー、これまた嬉しいものが早速見れました。

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黄色い花はゴールデンシャワー。そして、見たかったモダマの莢です。よーく見て下さい!ジャックと豆の来のような大きな長い豆がぶら下がっているでしょ~?!

じゃじゃーーん

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これですよ、これ! これが世界一大きな豆の莢です。 和名はモダマ 英名はエンタダ

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黄色いゴールデンシャワーの木と一緒でこれまた嬉しい♪
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ボートは撮影に合わせて止まってはくれるのですが、揺れるしね、動くしねーこんなものでご勘弁を!

この辺で明日に続く

では

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2015年6月 1日 (月)

ボルネオツアー 4

2日目、コタキナバル~~サンダカン~ゴマントン洞窟~スカウです。

ゴマントン洞窟をあとに、バスはスムーズにスカウに向かいました。 

7年ぐらい前にボルネオに行った友達からは道がね・・・凄かったのよ~~と聞いてました。が、今回の旅で、楽しみにしていた? 凄い道は皆無。道路のなんて良かったことか・・・何の心配もなく快適でした。

道路の両脇は、ずーーーとアブラヤシのプランテーションが続きます。ボルネオ島のお隣のインドネシアのスラウェシ島に行ったときにも、そしてシンガポールからマレー半島へ渡ってもアブラヤシのプランテーションは目に付きます。でも、ボルネオ島ではそれ以上の想像を遥かに超えた広大なものでした。広大というか・・・アブラヤシのプランテーションしかない、ということです。見えないところまで、ずーーーーとアブラヤシです。

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勿論、生物多様性の観点から言うとアブラヤシのプランテーションはあってはならぬものです。多大な数の動植物は死に、たった1種類のアブラヤシだけが残るということです。しかし・・・これはマレーシアの国策ともなっていて、国が発展するにはなんとも言えない深い問題です。アブラヤシの話はまた書きましょう。アブラヤシの実の収穫は3Kとも言われる大変な仕事で、働き手はマレーシア人ではなく、他国からの出稼ぎの人だそうです。そして、農園のオーナーはほとんどが華僑だそうです。

簡単に批判も出来ないけれど、簡単にCMに踊らされて、ECOだから・・・との浅い認識だけで、アブラヤシの油を使った製品を使っては欲しくないですね・・・すさまじいスピードで熱帯雨林が失われている現実もちゃんと知って欲しいです。一旦失われた熱帯雨林は元には戻りません。

途中、目が覚めても目が覚めても、アブラヤシだけの景色です。単調で外を見ているとまた眠くなる・・・を繰り返してました。眠っているうちに船着場に着いた感じでした。

船着場についた途端、スコール到来 急いで屋根の下に避難です。

わー、これこれ、スコールさえ懐かしくて嬉しい♪ スコールが過ぎ去れば、この通り、またもくもくと湧き出る雲と青空。いいなー! ボートも想像より遥かに綺麗なボートで、ワクワクですぞ!

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キナバタンガン川でのネイチャーツアーの中心はスカウ村。スカウ村には数件のリゾートロッジがあります。私達の泊まったのは、ボルネオ・ネイチャー・ロッジ(Borneo nature lodge) こじんまりとした快適なロッジでした。

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この桟橋がロッジの玄関です。ここから、何度ボートの乗り降りをしたことか・・・懐かしい。

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スカウはとても素晴らしいところでした。 又行きたい~ゆっくりしたい~と、思える場所です。1週間ぐらいのんびりいれるといいですね。ここは本当に誰でも大丈夫、子どもには抜群ではないでしょうか。自然に親しむ、動植物に触れられる素晴らしい場所です。それに動かなくていい・・・ボートに乗ってれば、色んなものを見れるなんて、なんて楽ちんなの!ジャングル・リバー・ボート。地球を肌で感じる旅、超おススメです。

さあ、ここでは色んなものを見ましたが、まずはざっとロッジの紹介を済ませましょう。

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この日のランチはこんな感じでした。

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毎日、ライス+5種類の料理、スープ、サラダ、デザートです。

旅行者用に料理されていて、あっさりとしていて、とても食べやすかったです。

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これが懐かしくて、美味しかった!そう言えば、日本にはないですね、100PLUS。炭酸入りのポカリのようなものです。勿論、ビールはタイガービール。
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このロッジに滞在してるだけでも、色んなものがやってきますよ。 何を見たかは。。。それはお楽しみに!

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部屋はこんな感じ。とても清潔です。

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ベッドの上には、寛いだ時に着るサロンが置いてありました。 なのに・・・忙しくて、着てみる余裕が無かった・・・安間先生ひとり、ちゃんと夕食の時には、はいてらっしゃいました。さまになってました、さすが~♪
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シャワーもトイレも全く問題なし。 

エアコンもファン(天井に扇風機)もありました。 洗濯物はすぐ乾いて、快適でした。なんせ汗かくもので、お洗濯が必死です~笑

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ミネラルウォーターも飲み放題、湯沸しも備えられています。

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このセンターのデッキにはドリアンの木があって、下には沢山の白い花が落ちていました。花が落ちているということは、時期まだ少し早い!ってこと。残念ながら、ドリアンを食べるにはちょっと早く来すぎました~~じつはマンゴーも成ってはいたものの、まだ青いマンゴー。こちらも残念でした。

仕方ない、仕方ない。。。

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ドリアンの花です。

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上を見上げれば、網越しにドリアンの木が見えます。

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レストラン入口、左がマレーシアの旗、右がサバ州の旗、キナバル山。

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さあ、ランチが終わったら、少し休んで、ボートツアーに行きますよ~

はーい! 夕方は、猿達が行動し始める時、見れるかな~~

では

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2015年5月28日 (木)

ボルネオツアー 3

レッドリーフモンキーにオランウータンを見て大満足。むんむんの暑さも何のその!の気分になってきました。いいね、いいね、熱帯ジャングルは・・・気分が高揚してきましたよ。 

木道の上で、目の前をしゅーっと横切っていったのは、これまた懐かしいマブヤトカゲ。わー、懐かしいトカゲちゃん!と思っていると、沖縄から参加のKさんが、マブヤとは、沖縄の言葉で魂のことよ!と、教えてくれました。へー、そうなんだぁ。

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ただし、この小屋の付近に近づくと匂いが・・・ううーー、嫌なにおいだこと。 安間先生いわくこうもりの糞の匂いなんだそうです。この奥がゴマントン洞窟です。安間先生はこうもりの捕獲の為にここに滞在されてたそうで、こんな匂いはへっちゃらみたい。。。私は口呼吸に変更です~笑

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入口付近にキャッサバ(タピオカ)が・・・ヤツデみたいな葉の植物がキャッサバです。これはアジアの色んなところで見れますね。インドネシアでもキャッサバの色んなお料理を食べましたっけ。。。インドの道端にも沢山生えてました。

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辺りでトンボや蝶や虫達も観察して、いよいよ洞窟です。あたりを穴ツバメが乱舞しています。臭いけど、頑張って入ってみますか・・・入ると壁にはコウモリがとまってます。その横には穴ツバメの巣も・・・
Img_7666     左側の黒い点々がコウモリです。手にとって見ないと同定は難しいようです。

先生がコウモリの話をしてくださったけど、すみません、あんまり覚えてません。

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「せっかくだから、中を一周しましょうか。」 先生は懐かしい場所なのでしょう、ニコニコ顔です。あの上に見える穴に脚をかけて捕虫網でコウモリを採ったんだけど、危なくてね~~落ちらら死ぬよね~~あそこからコウモリが物凄い数、出て行くんだよ!とか、ツバメの巣を採る話も聞きました。 が・・・・ じつはコウモリの糞の匂いもするし・・・その上、あたりは その糞を食べるすーんごい数のゴキブリだらけ・・・ 何種類のゴキブリがいるのか・・・コックローチはねー、沢山の種類(何種類か忘れました)の中で、ばい菌を運ぶのは、ほんの4数種類だけなんだよ~嫌がるのは日本人だけだよ~~だそうだけど、やっぱり気持ち悪い。。。人生でこんなにゴキブリを見ながら歩いたのは勿論初めてで~~早く廻って、早く出よう! そればかり考えてました。 とにかく滑らないように集中~~!!! こんなとこで滑って転んだら、、、ショックが大きすぎでございます~~

ほーー、よく頑張ったぁ~~!!

帰りに空港で、ツバメの巣が売ってました。

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だめです。 もう食べれません、ゴキブリの味がしそう・・・ これを偏見というのですがね。。。しかし、つばめの巣を採るのは、とても大変だということはとても良く分かりました。

帰り道、ジャングルを抜けるときにモダマ(エンタダ)のツルを見て、またまた気分は大きくチェ-ンジ~~!!

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わー、モダマのさや(世界一大きな豆です)が見れるといいな~~などとの期待も膨らんだのでした。

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バスの駐車場まで戻ると、ソリザヤの高木に白い花が咲いていて、細い鞘がぶら下がっていました。遠いけれど、まずは有名な木が見れて、るんるん。 ハッピー♪

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左側の一番遠くに見える木です。

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ね、莢(さや)が見えるでしょ~~
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アルソミトラと同じように、うすいセロファンのような種が珍しくて人気です。私、持ってるんです、この種。 シンガポールにいる時、自然友の会の先輩がダヌンバレーのお土産にくれたもの。久しぶりに眺めてみました。

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クリアファイルに入れて保存してます。風でひらひらと飛んでいくタイプの種ですね。
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私が持っていても無駄で勿体無いな~なんて思っていましたが、こうしてブログに載せられて良かった^^
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ソリザヤノキ ノウゼンカズラ科 学名:Oroxylum indicum
英名: Broken bone tree

           

↑木の実をたくさん売っている軽井沢のジャムこばやしのHPより

Oroxylum indicumで検索してみて下さい。 ノウゼンカヅラ科らしい大きな花が見れますよ。 コウモリが受粉してそうですね。

このページに写真が沢山載ってました。http://tplant.web.fc2.com/3nouzen_sorizaya.html

さあ、車はスカウに向かいます。

では

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2015年5月27日 (水)

ボルネオツアー 2

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オランウータンの近くで、これまた可愛いレッドリーフモンキーが木にとまってました。とまってましたなんて、鳥じゃないんだから変な表現ですが、数匹がじっと動かないで眠ってる最中だったので、ホント、木にとまってましたっていう感じでした。初めて眠るサルの姿をみて感動~!

この子だけが目を覚ました、その顔がかわいくて・・・印象的な顔でした。やんちゃ坊主そうな顔立ちです。

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よく落ちないで眠れるものよ。。。もちろん眠っているので、当然ですが、ぴたりとも動きません。バランスが崩れて、くるんと廻って落ちそうなものだと心配してしまいますが・・・

樹上で生活し、地上に降りることはまずないそうで、私とは違うんですよね~~笑

レッドリーフモンキーは、クロイロリーフモンキーという名前でも呼ばれていて、安間先生の記事があるのでご覧下さい。→***

(眠いので、短いですが、またあした)

では

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より以前の記事一覧