fインドネシア織物と民族文化の旅

2014年11月 5日 (水)

この木は外せない@インドネシア・織物と民族文化の旅 22

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フローレンス島の話題に移ろうかと思ったのですが、やはりこれだけは書きたい!と、思う事が2~3あるので、しつこくまだジャワ島です。

旅5日目、織物から離れて遺跡巡りの日。

ボロブドゥールとプランバナンの二つの遺跡に行きました。

やっぱり、ツアーは欲張りだわ~~ 一日に、二つも行っちゃうのね~~

色々駆け足ツアーの不服を思い巡らせど、最近パパさんはしたいことが多くて、海外旅行意欲がうせちゃってます。 だから一緒に旅して頂ける方と楽しく旅できるだけでも幸せなこと。文句は言えません。このツアーだって、普通のツアーに比べると、うんとゆっくりしています。

ボロブドゥールといえば、シンガポールにいた時から行こう行こうと言いながら、チャンスに恵まれなかった場所。昔、シカゴにいたときに知り合ったアメリカ人のカップルが日本に憧れて英語の教師として来日。しかし、イメージしていた日本と違う。日本人はどうしてもっと古い建物とか大事にしないのか・・・と、落胆してたんです。日本のせわしなさに疲れて、元気なくなってた2人が旅してくると出かけていったのがボロブドゥール。二人はめちゃくちゃ感激して、、元気を貰って帰ってきました。あれから、25年が経つのねーーー。 ボロブドゥールという響きを耳にするたびに、癒されて帰ってきた2人の笑顔が思い出されます。

どんな魅力を持って彼女たちを癒したのか、見てみたいボロブドゥール。

色々なイメージを膨らませていました。

しかし、行きの車の中で、添乗員のshiraさんのいった言葉は、「あんまり美しくないです。まるで焦げたトーストのよう。。。」「ええー???焦げたトースト??? いつも、うちのパパさんが食べてるけど・・・(変な人なの、焦げたのが好きなの、)イメージが湧かないな・・・」

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上の写真は、はじめて見た瞬間のボロブドゥール。そばにあるマノハラホテルから遺跡に行くことができて、人が多い参道を通らずに遺跡にいけました。嬉しい心配りありがたかったです。確かに、焦げた食パンともいえるかな・・・笑 でも、私は好きかも~~

最初に落とすだけ落として頂いてたら、何でも良く見えるかな?!?!

いえいえ、なかなか素敵です♪

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一階の回廊には、お釈迦様の一生がレリーフになって彫られてます。これがとっても素晴らしくて、一周を時間かけてゆっくり見れて良かった。。。

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釈迦の生誕から最初の説法にいたるまでの経緯については史実とともに数々の伝説もまじえて詳細に表現されている。その構図の多様性や人物表現の巧みさはボロブドゥールならではのものである。と、ウイキペディアにも書かれてます。

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詳細はボロブドゥールをクリックして下さい。

↓こんなの見つけた!凄いですね、今の世は。ネットで何でも見れちゃいますね。丁寧にのせてる人がいらっしゃる。釈迦のレリーフの説明が全部載ってる! 凄いわ~~http://www.sol.dti.ne.jp/~shiraka/borobudurreliefs1.htm

Img_6914       仏像の間から熱帯雨林を望む  椰子の広がる風景、大好きです♪

こんな調子で書いてると、ふふ、いつまで経ってもインドネシアだわ~

あさっては、ネパール行くというのに・・・

うーーん、でもひとつだけ、

ボロブドゥールに行ったなら、ぜひ、STUDIO・MENDUTというお店に行って下さい。ボロブドゥール遺跡群のひとつ、MENDUT遺跡のそばにあります。

ネットで調べて、素敵そうなお店だったので、お願いして寄ってもらいました。

ここが、ほんとに素敵なお店で、いろんな物が置いてありました。素晴らしいアンティークのバティックも見れたんです♪ あー、もっと見たいのに時間が無い・・・ またゆっくり行きたいな~バティックについても詳しく教えて頂けそうです。

インドネシア人のご主人を持つ日本人の女性が経営されているのですが、残念ながら、風邪を引いてらっしゃるということで、お会いできませんでした。 でも、素晴らしい息子さんが対応して下さいました。26歳だったかな・・・9年日本で暮らして帰ってきたばかりだと言ってました。素直なとってもいい青年で、皆で感心~~した次第。両国をつなぐ仕事をしたいと言ってた言葉が印象的でした。ぜひ、大きな夢に向かって進んで欲しいものです。

さーーて、ジョグジャカルタへ戻って、ハイアットホテルでランチ。さすが、ハイアット、素敵なホテルでした。

次に、訪れたプランバナン遺跡はぶっ飛ばしましょう~~笑

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もちろん美しいけど、私的にはボロブドゥールが好きかな。

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参道には、ずーーとジャスミンが植えてあり、出口の方はローズ・オブ・インディアが綺麗~

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周囲にはアフリカンチューリップが見事です。

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私に影響されて、Aさん、アフリカンチューリップの写真を撮ってます♪ 花仲間がまた増えたかな? 嬉しいことです♪ 

そして、駐車場で

最後の最後に、、、もうとっても懐かしい木が!!!

うわ~~!!! サガだぁああああ!!!

すません、ちょっと待って~~写させて~~

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シンガポールでは Ssga サガ と、呼んでました。

光る赤い種は宝石のように艶やかなので大人気。この種を1000個集めると幸せがくると、皆で拾うのに熱中してました♪

↓昔のスケッチです

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いまでも、シンガポールではそんな光景が引き継がれてるのかな?

日本名では「ナンバンアカアズキ」

中国では 「海紅豆」 台湾では 「孔雀豆」 英語では 「coral pea」

とか、いわれます。

Img_7005              学名:Adenanthera pavonina Linn. 

サガについての記事はこちらを→http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/__cf28.html

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もうひとつ、良かったらこれも→

http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_40df.html

植物学的な詳細は→写真入でとても詳しく載ってます。おススメ!

http://www.geocities.jp/plants_name/adenanthera/ade.htm

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みんな車に乗り込んじゃいました。

待って~~ もう一枚!!! 

急いで、地面から一粒拾って、にっこにこ。

懐かしい想いが体中に広がって、し・あ・わ・せ~~♪

ごめんなさい~~遺跡の美しさもさることながら、

私にとっては、

プランバナンはローズ・オブ・インディアとサガの遺跡でした。

一体何見てるの?

はい、建物&植物両方です!!! 

+++++

STUDIO MENDUT を検索したら、サガとSTUDIOMENDUT の両方が載ってる記事が出てきました。シンガポールでは、まだ皆に愛されているサガの木みたいです。嬉しいな!

http://niaoju.exblog.jp/11370075/

では

*****

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2014年11月 4日 (火)

古都ソロ@インドネシア・織物と民族文化の旅 22

インドネシアの旅、こんなに日にちが経つのに、14日の旅行のまだ4日目です。ゆっくり書くので気が向いたら見てください。今週金曜日からネパールへヒマラヤザクラを見に行くし、ブログはいろんな所に飛ぶことと思いますが、気楽にあっちゃこっちゃを楽しんで頂ければ嬉しいです。

さ、ブリンハルジョ市場を見た後、古都ソロへ

ブンガワンソロの歌で、何となく耳にした事のある街の名前ですよね。私もそれぐらいのものでした。ソロの正式名称は「スラカルタ」といい、1745年にマタラム王国の王都がソロの地に移されたことからソロと呼ばれるようになりました。

ブンガワンソロの歌、良かったらどうぞ。

「ブンガワン・ソロ Bengawan Solo」-- 乾期のソロ川の岸辺でにわかに曲想を得て作ったという。ソロ川の源から海に至る流れと歴史の流れを重ねた曲です。(ウイキペディアより)

http://www.youtube.com/watch?v=Amnpel6EpdU

中部ジャワを支配していたマタラム王国は、1749年にスラカルタ(ソロ)のススフナン王家とジョグジャカルタのスルタン家に分裂、その後、インドネシア独立戦争の時、オランダを指示したソロと独立を支持したジョグジャカルタ。それぞれの街は、全く対照的な運命をたどることに・・・ ソロは自治権を失い、発展の道を閉ざされた結果となったのでした。 簡単な歴史はこんな感じかな・・・

まずは、マクヌガラン王宮

この王宮は、細長い回廊に囲まれていて、旧王室の末裔が今も住んでいらっしゃるそうです。

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壁の無い四角い建物に靴を脱いで入ります。この広い空間に人々は集まり、ダンスや音楽の芸能を楽しんだり、王家の行事をこなしたのでしょう。足元は冷たく、風通しもよく気持ち良いです。

ちょうど、ガムランの音楽の練習をしてました。その中にお嬢さんと一緒の日本人の女性の姿がありました。逞しいですね♪ 頑張って~~♪

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建物の中は博物館になっていて、建物を抜けると

南国の植物が活き活きとした中庭になっていました。その後ろの方に王家の方はお住まいだそうです。

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ピンクのチェイン・オブ・ラブやツンベルギアが目に付きます。

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モンステラやバニラ、ビカクシダ(鹿角シダ)が木に着生してますね。
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社会見学の学生でしょうか、学生達がやってきて突然賑やかに! 

子ども達の着ているバティック柄の制服が素敵です。国旗の色を表す制服とバティックの制服と2種類の制服があるそうです。バティックをとても大事にしていることが良く分かります。

子ども達のひょうきんさはどこも同じで、いいな~

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学校ごとに違ういろんなバティックの制服が見れて、とっても楽しいです♪

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王宮内のお土産物屋さんで、素敵なアンティークのバティックの布が見れて、もうちょっとで買いそうになっちゃいました。危ない危ない!倹約せねば~~とっても、柔らかい色合いで素敵だった~~ 馬鹿だわ!写真写して帰ればよかった。眺めて楽しめたのに・・・

そのあと、クレウェル市場で市場見学、ソロの数あるバティックのお店の並ぶカウマン地区へ

同じようなお店でちょっと飽きてきた~~

バティックもいいけど、こんな植物が目に付きましたぁ!

クレウェル市場の辺りはこの木でいっぱい!

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見慣れた人は、ぱっと見て、沢山ぶら下がるロープのような枝に、すぐに引き付けられちゃいます。

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近づいてみると、こんな実が!

そうなんです! これはソーセージツリー これまた懐かしい~~!

シンガポール植物園では人気の木です。

花はあまり開いていませんでしたが、こんなの。

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ソーセージツリーについてはこちらを見てね。2008年のブログです。

ソーセージツリー→http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_4205.html

マサイマラのソーセージツリー

http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_8ade.html


夕方、最後に歴史的建築も残るバティックの村、ラウェヤン地区をお散歩しました。

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ラウェヤン地区の地図
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バティックを作っているお店がこんなに多いとは。。。驚かせられます。

大きくしてみると、わかるかな? バティック何とかって書いてある家がいっぱい。

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歩いていると、いたるところに、こんなバティックの屋根があって、雰囲気を盛り上げてくれます。

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いかにもバティック・カンポン(村)で感じいいでしょ?!

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涼しそうなモチーフです。

一軒の熱帯植物に囲まれたお店。植物が活き活きしてると惹かれて入っちゃいます。

ちょっと失礼いたします~~笑

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でもね、植物が活き活きしたお店は、外れが無いんです!

手入れが良くて、心がこもってるってことだから・・・


さ、長くなるのでこの辺で。

そろそろジャワ島を離れて、楽しかった小さな島の事書こうかな~~

では

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2014年11月 2日 (日)

サラクヤシ(サラカヤシ)@インドネシア・織物と民族文化の旅 21

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今回のインドネシアで一番目に付いた果物はこれ。 バリ島のデンパサールの空港につくなり、空港内のアーケードでも山高に積まれて売られてました。

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これは何かというと、サラカ(SALAK) ちゃんと発音すると サラクかな?

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空港での値段は1袋500円ですね。きっとスペシャル高い空港プライスでしょうね。

9月終わり~10月初めというと乾季の終わり。 大地は乾ききっている時期で、あまり果物が豊富な時ではありませんでした。マンゴーもいっぱいぶら下がっているけれど、まだ固いの~~ あー、残念! でも、添乗員のshiraさんは、固くてすっぱいぐらいのマンゴーが好きだといって、固めのをトライしました。意外においしかったですよ。

ホテルのレストランのビュッフェでも目にしたのは、この茶色い遠目には栗に見える物体ばかりなり。

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手で触るとざらざらしていて、蛇の鱗の様でもあるので、別名スネークフルーツともいいます。果物といっても、じつは椰子の実なんです。

どんな椰子??? って思いますよね。

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じゃじゃーん、知りたい方はこちらをクリック!6年前にプーケットでの記事です。あれまー、もう6年も前のことなのね。ATVツアーが楽しくてね・・・なんて、それはいいですね まあ、見てみて下さい。

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学名:Salacca sp. ヤシ科

Common Name: Salak サラカヤシ、サラクヤシ
原産地:インドネシア~マレーシア

++++

6年前のブログです。

サラカヤシについて詳しく書いてます。

サラカヤシ、サラクヤシ↓

http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/sa_a325.html


240pxsalak200507サラクヤシ、私はあんまり興味なし・・・

それほどおいしくないですもの・・・

でも、ガイドさんは

おいしいおいしいと言ってました。

市場でこのサラカヤシの隣にこんなものが売ってました。

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この正体が何か知ってる方教えて下さい。

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これ、一体なんでしょう?

ツアーだと前に進むのに忙しくて、写真撮るだけで精一杯。 聞けなかったの~~

では

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2014年11月 1日 (土)

ブリンハルジョ市場@インドネシア・織物と民族文化の旅 20

バティックの産地ジョグジャカルタでバティックを買うならここ!というのがブリンハルジョ市場。行ってきました市場見学。

25年前にシンガポールに赴任したときは、私もよく市場に行って、安い生地を買ってはワンピースとかブラウスとか縫ってもらって着てました。おしゃれにワンピースを着てランチへ~~という時代でした。時代は移り変わる・・・ですね。今ではワンピースを着ることなんてほとんど無い時代になりました。何年もスカートも着たことが無い・・・ あっ、お葬式でスカートはいたわ~~なんていう調子です。笑

ブリンハルジョ市場に行くと、昔懐かしい数十年前のシンガポール時代を思い出す光景が広がっていました。

人人人です!!! 掻き分けて歩きます。

生きる底力を感じる場所でもあります。

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ここは、卸売市場のようでもあり、業者の人も買いにくるとか・・・左右に続く狭い路地はめちゃくちゃ凄い人だかりです。 人が大好きで、、、でもちょっと人が苦手、、、という私。だんだん疲れてきて外へ脱出!避難~~ 諸先輩方はたくましく買い物されてますが、ごめんなすって~~

外で写真を撮っていると、いいの撮れてるかい? と、リキシャのおじさんがポーズを取ってくれました。

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アジア全般でリキシャと一般的にいわれますが、ここではベチャといいます。これに乗ってみたかったけど、ツアーだったから駄目だった~ 

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椰子で作ってある三角のとんがり帽(調べました。菅笠というんですね。この歳で初めて知ったぁ~)アジアらしくていいですよね。

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やっとピントが合っていい写真が取れたと思ったら、ヘルメットかぶってる・・・安全第一だけど、風情が・・・と、観光客は勝手にいっております。笑 ベチャは観光客相手だけでなく庶民の乗り物ですものね。

馬車は観光用かな?

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裏の方をぶらぶらすると・・・

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こんなガラスケースを構えたお店が沢山並んでいました。

何だろう? 好奇心が湧いてうろうろしてたら・・・

このおじさんと目が合って、

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「スラマッ パギ~♪」 (おはようございます♪)

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おじさんもニコニコ顔で 「スラマッ パギ~♪」

これなんですか? 

ゴールドだよ! ゴールドを換金するの。

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あー、そうなんだ。 インドネシア版、リ・タナカね~~ (金を換金するなら 田中貴金属のリ・タナカ~~です。私も行ったことありますよ。)

それにしても、リ・タナカが軒を連ねていっぱい~~商売になるのかな? インドネシア人の金好きがよくわかりました。

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きょろきょろしながら、楽しいひと時でした。

表の方では、食べ物屋さんがいっぱい。

この時期一番目に付いたのがこれです。

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これについては、また明日書きますね。

今日はこれから NHK青山教室に展示してある写真を引き取りに行ってきます。 一緒に展示してある山友達の写真もやっと見れます。楽しみです♪

では

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2014年10月30日 (木)

眠いけど、ドリアン@インドネシア・織物と民族文化の旅 19

眠い~~

書きたいことは沢山あるのですが、毎日することが多くて、夜になるとすっかりお休みモードに入ってしまいます。今日は、庭の会の予算を明日までに消化しなくちゃならないので、農協に行って堆肥を買ったり、園芸店に行って苗を買ったり、、、洗濯したり掃除したり、只今、11時で、そばでは夜ご飯を食べている人がいます~~

あーん、眠い~~~

おやすみなさい~~~

と、いいつつ、書いてたらなんかちょっと書きたくなっってきた・・・

ちょっとだけ・・・

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ドリアンです。

ジョグジャカルタでのこと。

ドリアンが食べたい~!との、私の主張を快諾して頂いて食べましたドリアン!(果物が食べたいと絶対言っちゃう私なの。笑)

今回のドリアン、もしかして、今までで一番おいしかったかも。

ライトバンの後ろにぶら下がって売られてました。

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茶色いほうが熟れてておいしいんじゃないの?

Img_7021                  これだよ、絶対にこれ。

おじさん、強気で、これの方がおいしいと緑色のドリアンを差し出してくれました。

本当~~???

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道端にござをしいてくれて、皆でピクニックみたいにして食べました。

さあ、緑色のドリアン、本当においしかったか?

めちゃくちゃおいしかった!!!

臭い匂いなんてなーんにもしない!!! おいしい!!!

食べれるか心配してた皆の手もどんどん出てきて、あっという間に完食。

大興奮のひと時でした♪

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そばでは、仕事帰りのバイクの音がぶるんぶるんと賑やかです。

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夕方の喧騒の中で食べたドリアン最高でした♪

さーー、寝ます~~~

食器は明日洗うことにします。おやすみなさい♪

では

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2014年10月23日 (木)

絹のバティック@インドネシア・織物と民族文化の旅 18

Img_6637                 黄金の繭・クリキュラ 輝いてました!

ジョグジャカルタの歴史ある王宮が取り組む、あるプロジェクト。

それは、この地方独特の黄金の繭(クリキュラ)ともう一種の繭(アタカス)から絹のバティックを作ることです。この2種類の繭は野蚕と言われる野生の蛾が作る繭。野生の蛾や蚕は害虫として長い間、駆除されていたもの。

しかし、黄金の繭に目をつけたのは、ジョグジャカルタ王室 のカンジェン・ラトゥ王妃。 黄金色に輝く不思議な繭を、人々の暮らしの改善に少しでも役立てたいと願う王妃の思いは開き、その後王女に引き継がれ、シルクバティックは、ジョグジャカルタの発展に大いに効をなしているようです。日本の援助もあったようです。

王女様がやっているというロイヤルシルク・バティック工房「BATIK PKENTONG」を訪ねました。

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よくもまあ、糸になっていくものです。

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2種類の糸が置いてありました。

上がアタカス(ヨナグニサンの繭)

下がクリキュラ(黄金の繭)

ここでは、知らなかったのですが、その夜、ホテルでネットで調べてみると、上のアタカスは、なんと!あのヨナグニサンの蚕の作る繭なんですね。

ヨナグニサンについては→昔の記事見てください。

ヤナグニサンの幼虫と言う記事です。ひゃー!めちゃくちゃ、ごちゃごちゃと書いてます~でもよく書いてる・・・自分で褒めてやりましょ  幼虫の写真は珍しいかも・・・見てくださいね!シンガポールで見たやつです。

http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_4f31.html

ヨナグニサンの写真は記事の中でTOMちゃんのブログに飛んで下さい。

上の黒っぽいのが、この子の繭なのね。。。親しみが増してきました!

だからまた載せちゃいます。これです。

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これが、あの繊細なシルクになるのですね。

クリキュラについては→

http://mustang.c-mash.co.jp/ougonnomayu3.html

http://saishien.com/aboutcricula.html

絹(シルク)と言えば、この次の日、ソロで行ったお店で素敵な絹のバティックを見ました。

皆で食いついて見ました。

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あれ見せて、これ見せて~~ と、ちょっとあつかましかったかなー

見るだけ見せてもらいました。

デザインも色使いも素晴らしい!
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布好きにはたまらないお店でした。

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ふとこんなものが目に付きました。

ボックスセットと称して売られてました。

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値段は・・・

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7894800ルピア ということは00を取って、約78948円
ほー、いい値段ですね。

写真のおばあさんが作ったのかな?!

ということで、野蚕から作る絹糸&バティックの紹介でした。

今日は寒かったですね~~~~

カメラEOS KISSX7は結局壊れたみたい。修理に持っていかなくては・・・

では

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2014年10月21日 (火)

スラバヤから古都ジョクジャカルタへ@インドネシア・織物と民族文化の旅 17

3日目。

スラバヤから古都ジョグジャカルタへ移動しました。

着後、金曜日は11時で閉まってしまうということで急いで、ソノブドヨ博物館

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ジャワ島の伝統文化を保存・継承することを目的に建てられた博物館です。

 

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まずはこんなものが目を引きました。 日本の仏壇のようなものでしょうか、神様の寝る場所だそうです。お金持ちの家には必ずあるそうです。写真では分からないですが、実際のベッドの大きさがあります。 富豪の家はどれだけ広いの~~っていうことですね。

収蔵品はかなりの量で、バティックのコーナーも・・・

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チャンチンも描く線の太さなどで、色々な種類があり、それぞれに名前があるのですね。

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 パラフィンなど、蝋描きの蝋

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少し手描きを楽に簡略化するために、押し型のチャップも使われます。

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これにも、一つ一つ名前がありました。 王族しか使えない模様(モチーフ)のものかもしれません。

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ガイドさんの日本語もあんまりよく分からないので、まじめに聞いてませんでした~ ジョグジャカルタやソロは古都。王族しか使えないバティックのパターンが沢山あったそうです。下の左上のパラン模様は有名ですね。

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他にもジャワ楽器や人形、家具、彫刻など伝統文化を紹介する様々なものを見ることが出来ました。

お昼も遅くなり、すぐそばの王宮地区内にあるレストラン「バレオラス」へ

ジャワ定食プレートを頂きました。

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今思えば、この時から延々と続くインドネシア料理の始まりでした~~♪ 嫌いでないので、いいのですが、さすがにどこでも同じようですね。

ツアーはこれがちょっと辛い・・・

三角のとんがりお山のご飯、てっぺんに赤米か黒米、これが流行ですね。

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左下は揚げ豆腐の中に詰め物。その右側はこれもよく出てくるテンペ。 右のシチューのお皿の中で赤いのが気になって???だったので、聞いてみたら、ベリンジョウ( Belinjau ) だとの事。

ええーっ、ベリンジョウ!!!

スープに入れて食べることがあると聞いていたけれど、初めてです。

こういう風に食べるのね。

ベリンジョウだ===

私一人興奮してました!笑

ベリンジョウってグネツムの実なんだけど、、、種をつぶして揚げてあって、よくスナック菓子で売ってたんです、シンガポールで。植物的にも面白いやつで、裸子植物なんです。って、ここでこんなに言ってもよく分かりませんよね。またそのうち、写真を何処かで見つけて説明したいです。が、それにしても。。。懐かしい。。。 いよーっ、やっぱりここはインドネシアだぁ!

いろんなことでテンションが上がります!

Belinjau は 学名では Gnetum gnemon  グネツム・グネモンです。

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デザートです。 左2個はなんでしょう?

頭を水平思考にしてくださいね。

正解はバナナです。 バナナを縦にくるくる丸めたのははじめて見ました。右のはお芋でした。美味しかった。

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明日は本当に久しぶりに高橋先生の山歩きです。

雨のようです・・・が、行ってきます♪

ずい分休んでしまって、皆に忘れられちゃってるかも・・・

楽しんできます。

では

*****

 

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2014年10月20日 (月)

マルゴレジョ村&ガジ村、バティック工房@インドネシア・織物と民族文化の旅 16

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マルゴレジョ村の幹線道路脇には沢山のバティックの店が軒を連ねていました。 ガイドさんの案内してくれたお店の中を通り抜けていくと、裏の工房で15人ぐらいの女性がひたすら蝋付けをしていました。

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この辺りでは大きなお店なんでしょう。床もちゃんとタイル張りになっています。こんなジャワ島の果てでも、この頃は多くの人がやってくるらしく珍客にも慣れている様子。でも、若い女の子に、きゃっきゃと歓迎されて、何故か握手を求められちゃいました。

私と握手してどうして嬉しいの~~ いくらでもどうぞ!ですよ!

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この蝋を入れる道具をチャンチンといいます。 チャンチンを使って蝋書きされたバティックをバティック・トゥリスといいます。文字通り、同じ柄でもこの世に1枚の生地ということです。

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蝋描きしては染め、また蝋描きしては染めの工程を何度も繰り返すんですよね。こうやって一枚かいて300円位。一日に大体2枚できるから、日給600円位だそうです。安いなーと思うけれど、それ以上の言葉が出てきません。

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右から左へと出来上がっていくんですね。

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表はこんなお店でした。

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手描きだけじゃなく、プリント物とか色々あるようです。工房見学は面白かったけれど、置いてある布はいまいち私の好みじゃないので、ひとり外をぶらぶら。暇でも、外には植物がいっぱいあるから全然退屈しません。

植物好きは安上がりで便利な生き物だとよく思います。笑

この村の中心の道路はこんな感じ。

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のんびりした様子が伝わってきますか?

木が多くていい感じでしょ。マンゴーや鳳凰木の赤い花が目立ってます。

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鳳凰木は種が沢山ぶら下がってました。

2件目はもっと小さい工房で、地面は土。 この座り方で一日を過ごすのかといらぬ心配がわきました。

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下の模様を写しています。

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どこかいい布が置いてあるお店は無いかな・・・なんて思っていると、いいお店を発見!

大きな工房でなく、おばあさんとかが一人で作っている布が見たいのです。その人の個性が現れているような・・・

嬉しいことにいいお店を偶然発見!

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いい布は必ずこういう飾り棚に収まっているようです。

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なかなか良いもの発見!

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GEDOG(グドッグ)の良さが感じられるバティックをチョイスしてたYさん。皆も、我よ、我よと、飾り棚に群がり始めましたぁ~~

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買う気がみなぎってきましたぞ~~笑 誰かが買ってくれなくちゃ、面白くないですからね。値段交渉を見てるのが、ホント面白かった旅でもありました。

壁には、こんな布がかかっていました。

布の風合いが素敵。

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↓コットンと織りあがった綿布です。
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まだ色付けがされていない布も・・・

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定かではないですが、お客さんと相談して色を決めると誰かが言ってました。

いろんな生地がありましたが、この生地は意外に荒目です、この風合い好きだな・・・

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とってもいいご夫婦で素敵なバティックを沢山見せていただきました。

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この藍染めも素敵でした。
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あー、目の保養になりました。 どんな人が作ったんでしょうね。 気分も高揚して満足感いっぱいでお店をあとにしました。

車は移動して、外を見ると織りをしている風景の家がちらほら見えました。 ゆっくりと歩きたいけど、時間がありません。

もうひとつ、白人女性のバイヤーさん2人が交渉中らしきちょっと高級そうなお店に行きましたが、なんだか私達と気が合わず、(バイヤーさんと交渉中で相手にされなかったと言うべきか・・・)そそくさと帰ることに・・・でももういいかな。3番目のお店でかなり納得するものが見れたし。

帰りは内陸部を通ってスラバヤまで、また3時間以上かかるので帰らなくちゃなりません。

この旅、初めての織物の村訪問。 

いい作品に出会えて、嬉しい気分でした。

帰ってきて、写真を見てみて、素朴ないい布であったことを再確認しています。

また行きたいな~と、思うぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。

では

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2014年10月17日 (金)

バティックGEDOG(グドッグ)を見に@インドネシア・織物と民族文化の旅 15

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到着しました。(ガジ村へ行くと聞いていたのですが、ここはガジ村?ガイドさんに連れられていくので、よく分からない・・・)

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KEREK(ケレク)郡GEDOG(グドッグ)バティッククラフトセンターと書かれています。

ここでは有名なバティックGEDOG(グドッグ)が作られているそうです。

古くから手紡ぎ、手織りの木綿生地(グドッグ GEDOG) に染められた更紗が特産です。伝統的な木綿生地は少し荒めの織りの様です。

この門を記念撮影していたら、そばを通りすごしていく女性の姿が目に止まりました。

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特に背負っているザックが気になって・・・よく見てみると、ザックではなくて、かごに布を巻いて背負っているようです。大きくしてみますね。

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一体どうやって背負っているのか・・・

興味あるな・・・

この布の模様は伝統的なバティックGEGOG(グドッグ)のモチーフであるように見えます。

素敵です♪

時間が無いので、今日はここまで

明日は裏高尾の景信山に上ります。

なので寝ます~~おやすみなさい。

では

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2014年10月16日 (木)

椰子のジュース&お酒@インドネシア・織物と民族文化の旅 14

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旅2日目です。

ホテル・マジャパヒの説明を聞いた後、東ジャワのTUBAN(トゥバン)と言う町の近くにある織物の村、ガジ村へ向かいました。 片道3時間ぐらいと言うことです。ええっー、3時間もかかるのに、あんなにゆっくりとホテル見学してたのですね~~と、ちょっと内心思っちゃったりしましたが、私はホテルも好きだから良いです♪ 

塩田が広がる景色を見ながら、バスは、スラバヤから海岸沿いを西へと進みます。 辺りは、乾季ということもあってカラカラの景色です。木の葉も枯葉のようになってかろうじてくっ付いていて、緑が乏しい~~。

そのうち、だんだん田舎の風景となってきて、トゥバンに近くなり、海も見え始めました。やっと少しましな景色になったなー、なんて思ったころ、道路脇のお店で白い液体を入れたペットボトルが目に付き始めました。

「あれ、何ですか?」 ガイドのスギさんに聞いてみました。

あれは、サトウヤシのお酒です。

あれー? イスラム教の人はお酒飲まないんじゃなかったっけ???「あー、まー、飲みませんね。」と、お茶を濁したような返答が。。。実際はどうなんでしょうね。。。人、様々だから色々でしょう・・・各家庭で作るちょっとした飲み物なんでしょうね、きっと。もちろん、厳格なイスラム教の人たちは飲まないでしょうが。

色の薄いのがラゲン(legen)というジュースで、少し色の濃い目のがトゥア(tuak)というお酒だそうです。

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スギさんがバスから降りて、買ってきてくれました。

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あのぶら下がってるのは何???

何でも聞いてみたいワ・タ・ク・シです~~ 旅は強欲で行かなくてはね~~

あれはサトウヤシの実です。

へー、、、、

これも買ってきてくれました。 

後で食べましょう~~ですって。

わーい!

あれが、サトウヤシで特別な椰子なんです。そうスギさんが指差した椰子の木はインドネシアでは、(もしかしたら、インドネシアでもこの辺りでの呼び名かもしれませんが、)siwaran シワランヤシと呼ばれるそうです。

このサイトに写真が載ってます。

http://www.geocities.jp/tsuda_koji/Jawa/siwalan1.htm

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あれ? シワランヤシって、パルミラパームそっくり・・・!

パルミラパームと言うのは、原産は熱帯アフリカで、東南アジアからインド東部にかけて栽培されている椰子。アンコールワットのそばにもたーくさん聳え立っています。似てる・・・と、思えどスペシャルな椰子といわれたら、だんだん自信がなくなって、それも車の中から遠めに見ただけでははっきりしなくて、ずーーと気になってました。

が、しかし、、、調べた結果は、やはりシワランヤシはパルミラパーム(Palmyra palm)、和名ではオウギヤシ(学名:Borassus flabellifer)でした。 シンガポールで初めて覚えたので、どうも英名が先に出てきてしまいます。日本ではオウギヤシと言うのですね。

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この椰子、その後、ティモール島でもまた出会うことになります。

その時は椰子の木に登ってくれました! それまた面白し~~でした。が、それはまたにして・・・

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飲みました!!!

ラゲンとトゥア。

ジュースとお酒です。このジュースは採れたて3~4時間ぐらいしか持たないのだそうです。これをほっておくと、数日で自然にお酒になるのだそうです。

この後、色々な場所で椰子のお酒を飲むことになりましたが、それがおいしいの! 意外に美味でしたぁ。

テュバンで飲める甘い物→http://www.sukasuki.org/2014/06/%E3%83%86%E3%83%A5%E3%83%90%E3%83%B3%E3%81%A7%E9%A3%B2%E3%82%81%E3%82%8B%E7%94%98%E3%81%84%E7%89%A9/

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        ↑サトウヤシの実といって出してくれたぷにゅんぷにゅん。シンガポールで食べるかき氷、アイスカチャンに入っているニッパヤシの実にそっくりでした。

そして、トゥバンの「ホテル・トロピス」でのランチが、またこれおいしかった~♪

懐かしいシンガポールの味でした!

写真、汚いけどシンガ時代の仲間は見ると喜んでくれるに違いないので載せますね。

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↓丸い絹豆腐を揚げたやつ、鉄板豆腐みたいなの。鍋のもあるよね~~
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↓久しぶりのサテだ~~

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↓海老とイカのフライ
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こんな田舎で何が食べれるの?なんて、全然期待してなかったので、めちゃくちゃ嬉しくて、一人で盛り上がってました。でも、他の人も美味しいって言ってました。良かった~~

トゥバンでは、ホテルはここしかないみたいですが、白人の女性がプールサイドに寝そべっていて、ちょっといい感じでしたよ。清潔そうなホテルでした。このホテルに泊まって、ゆっくりガジ村を見るというのも良さそうですね。

なんて、また行く気になってます♪

では

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