植物 低木

2015年11月13日 (金)

花菜ローズ

今日はどうも目が痛いのでちょこっとだけ。

バスツアーでランチの後に行ったのが、平塚の花菜ガーデン。ここは北海道のガーデン巡りをした時に、上野ファームで少し上野 砂由紀さんとお話させていただいて、その時に「私も手伝ったから、是非行ってみて下さい。」と、教えてもらったガーデンです。

秋バラが少しは残っていましたが、そろそろお終い。

前に行った春とはやはり違い、少し寂しい花菜ガーデンでしたが、それなりに楽しめました。

「花菜ローズ」が皆の注目を集めていました。

アプリコット色と書いてあったけど、あれーー、今気づきました。これ、花菜ローズじゃないみたい。あちゃー、でもこれも綺麗!ということで・・・

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あー、これだわ~ この集合写真に写ってました。ほんと!綺麗なアプリコット色のバラですね。

みかん畑での集合写真には、90歳のsさんが写ってなかったので再度集合写真を撮りました。この日、90歳のsさんからとてもいい刺激を頂きました。まだジムにも通っていらっしゃるとかでお元気です。このツアーをとても喜んで下さって嬉しかった!

感謝されたけど、良い刺激を頂いたのは私のほうです。

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あ、90歳の方は真中、その左の髭の方ではないです。笑

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このバラは、そばかすローズといわれてました。
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私はこのマン丸っこいのに、いつも惹かれちゃいます。


では

*****

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2015年10月17日 (土)

ウラジロナナカマド@涸沢

昨日は書いた記事がまたまた途中で固まって消えてしまって、がーーん!諦めて即寝ちゃいました。仕切りなおして・・・

引き続き涸沢です。

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いよいよ登り始め。本谷橋から約2時間の行程です。この道は涸沢ヒュッテが見えてからがきついのよ~とよく聞きます。色々イメージを浮かべては心配していました。でも、実際行ってみるとなんて綺麗なの~ ウラジロナナカマドの群生が素晴らしい。ザックに仕舞っていたカメラを取り出さずにはいられない。

ウラジロナナカマドの赤い実と青い空、そして初冠雪の穂高岳。これは感動です~。ひゃー、綺麗。

Img_4920 ウラジロナナカマド Sorbus matsumurana 

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ナナカマドは目にする機会も多いかもしれませんが、高山帯で自生するのは、ウラジロナナカマド、またはタカネナナカマド。ここのはウラジロナナカマドだとT先生に教えて貰いました。ナナカマドは高木ですが、ウラジロナナカマドは低木落葉樹です。

後ろの景色もいいなあ。雲がない。。。

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ナナカマドという名前は7回竈に入れても燃えないという意味だそうですが、本当はよく燃えます。どうして燃えるのに、そんな名前がついたのかその辺のことが知りたいな。

ウラジロナナカマドとタカネナナカマドの違いはタケネの方は花が少し垂れ下がって咲き、花弁が大きくは開かないと言うことでしょうか。後は葉の鋸歯が違いますね。

ウラジロナナカマド→http://mikawanoyasou.org/data/urajironanakamado.htm

ぜひ、こちらも→http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7910/hana017.htm

このウラジロナナカマドに元気を貰えたからか、意外に楽に最後の急登をこなせました。わーい、憧れの涸沢です。

そうなのね、ここが涸沢なのね。

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涸沢の紅葉はすでに終わっていましたが、途中が素晴らしかったので、良しとして、又の宿題かな。お陰で人が少なくて、涸沢にどっぷりと浸ることができました。

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空がきれいだぁ~

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下山ではダケカンバの白肌の幹が印象的でした。


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夕方4時過ぎ、予定より早く横尾山荘に到着できました。

このところ、パソコン作業が多くて肩がめちゃくちゃ痛い、おまけに臀部まで響いてきてる・・・などというひどい状態で登った為、最後には膝にきました。反省 ま、でも逆に考えれば、あんな状態でも登れた~!万歳!

横尾山荘のご飯は美味しい。

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右の油揚げの中にはお肉が一杯詰まってて、凝ってました^^ 横尾山荘の印象はとても良かったです。一生懸命のおもてなしの心が伝わってきます。

横尾山荘→http://www.yokoo-sanso.co.jp/

では

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2015年10月11日 (日)

オオウメガサソウ

行ってみると「ひたち海浜公園」は、とっても広い敷地でした。コキアやネモフィラが見られるみはらしの丘はほんの一部。とっても珍しい植物があるらしいよーという情報でガイドマップを見てみると載ってました。その名は オオウメガサソウ。

敷地の西側には樹林エリアがあって、その中の「ひたちなか自然の森」で観察出来るようです。Img_4266
なかなかいい森でした。

どこかな~? といいつつ、感を働かせて歩いていると、運良く見つけました、この看板。

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ここのようです。調査区11となっているので他でも見られるようですが。

この松の木の下のほうを見ると・・・もしや、この葉っぱ?

可愛い葉っぱが沢山見られました。特徴のある葉です。

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あら、実? 初めての出会いなので、よくは分かりませんが、

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こんな風にまだ実がついているものがちらほら。

実の直径はほんの2mmぐらいです。

少し歩いていくと、東屋があって、オオウメガサソウの説明がありました。ここではとても大事に保護されているようです。

そこにあった写真を見てみると、わー、なんて可愛い花なの?!

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オオウメガサソウ(大梅笠草) 【イチヤクソウ科ウメガサソウ属】

面白いことに、草本じゃなくて、こんなに小さいのに樹木(低木)なんですって!

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北海道、青森、岩手、茨城県で自生、ここが日本での南限地だそうです。

写真を見てみると、うつむいて咲くとてもかわいいピンクの花みたいです。花期は6月中旬らしいので、ぜひとも、そのころ又行ってみたいです。

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もうひとつ、面白いことに、上のようにたくさん見られる葉は、全部、地下茎で繋がっている「一株」なのだそうです。

アカマツ林の林床に生え、松の根共生菌と共生しているのですって。 移植は不可能と書いてありました。

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コキアも良かったけれど、オオウメガサソウと出会えて、なんだかテンションアップ^^

いいものに出会えました♪

来年が楽しみです。

オオウメガサソウに興味の湧いた方はこちらをどうぞ→*** & *** & ***

いい写真が見れます。

では

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2015年4月29日 (水)

オオツクバネウツギ

Img_2165               オオツクバネウツギ  スイカズラ科 ツクバネウツギ属  
               
学名:
Abelia tetrasepala

この間登った甲府の白山・湯村山で見たオオツクバネウツギ。 書き留めておかないと忘れるので・・・ちなみにこの白山・湯村山は「小学校の遠足コースだったわ~」と、satokoさんからあとで聞きました。確かにそんな感じですね。地元の山って感じ。

さて、このオオツクバネウツギは、ツクバネウツギより花が大きいのでオオツクバネウツギというんですね。花径は2~3cmくらいかな。ツクバネウツギは見たことがあるけれど、オオツクバネウツギは初めてのような気がします。

花の中にオレンジ色の網目模様があるのが目を引きますね。

オオツクバネウツギの一番の見分け方は

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5枚のガク片の一つが極端に小さいことだそうです。

どれどれ、ちゃんと写したつもりですが・・・あまり良く写ってない・・・でも分かりますよね~

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ツクバネウツギ属Abeliaは約20種が東アジアを中心に分布し,いずれも株立ち状になる小低木です。

ツクバネというのは、種が羽根突きの追羽根みたいだからです。 色々な種類のツクバネウツギはこのHPに写真が載ってました。どうぞ。http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2795.htm

ホント、ひと様のHPを利用して申し訳ないですが、お勉強の為です。お許しを!

では

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2015年3月20日 (金)

タイミンタチバナ

引き続き東御苑で

タイミンタチバナの花の蕾が沢山見れました。

タイミンタチバナは雌雄異株

珍しいらしいよ!とjunkoさんに言われて、へーーー

初めて聞きます、その名前。調べてみると、本州南部以南の海岸の広葉樹林内に生える低木みたいだからこの辺ではあまり見ないんですね。

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もうちょっとすれば、花が開いて雄花、雌花の観察が出来そうなのに・・・

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新しい分類では、サクラソウ科ツルマンリョウ属 Myrsine seguinii になったみたいです。ヤブコウジ科の方が、なんだかピンと来ますよね。

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大明橘(タイミンタチバナ)、地味ですが、ちょっと興味を覚えました。 キョウチクトウの葉に似てますね。しかし、キョウチクトウの葉には側脈がいっぱいあるのに、タイミンタチバナには無いので見分けがつくそうです。

詳しくはこちらを見ると良く分かりました。花の写真とかも綺麗に写して、まとめてあるのでどうぞ。このところ、他人のふんどしで勝負ばかりですが・・・

http://zasshonokuma.web.fc2.com/tagyo/ta/taimintatibana/taimintatibana.html

+++++

毎日、お花見の準備とマンションの庭の苗植えしてます。

お花見、40人は来てくれるかな~~

まだ、2週間先だからコツコツ人集め~ですね~♪

早々、和太鼓が来るんです。

それだけは決定! ちょっとホッとしました♪

では

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2014年12月22日 (月)

ポインセチア@ネパール・ジャングルサファリとヒマラヤザクラの旅 21

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もうすぐクリスマス

お花屋さんの店先は本当に綺麗。赤いポインセチアの植木鉢が沢山並んで華やかですね。

アジアを旅すると、写真のような背丈の高いポインセチアの花を良く見かけます。 今では、こんなポインセチアの姿にも慣れてきましたが、初めて木のようなポインセチアを目にした時は、びっくり! 驚いたものです。

ポインセチアって原産国はどこなんでしょう?

日本では、寒い時期に見るので寒い国の花かな? と思うと、原産国は メキシコ、中央アメリカ。暑い国の花なんですね。この間もインドネシアのバリ島で沢山見ました。 しかし、こんなに標高の高いネパールでも咲くんだ~ と、少々驚きました。そりゃそうかな~? こんな寒い時期に咲いてるんですものね。ある程度の寒さには耐えるのね、という認識に変わりました。

が、もともとは暑い国の花。調べてみると、やっぱりそれほど寒さには強くないようです。5度以下になると葉は黄色くなってくるようです。 

ネパールで一番沢山見た花はマリーゴールド。 その次はポインセチアかな? なんて思えるほど、よく見ましたポインセチア。

こんな白いのやピンクのもありました。

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黄色と対照的な赤いポインセチア。とてもよく目立ちます。

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ダンプス村を散歩していると、綺麗に咲いたポインセチアに出会いました。

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よく見るとなんかかわった唇みたいなのがくっ付いてます。へーー、こうなってるんだと初めて知ったので、皆も見てみて~~ これは一体なんじゃ??? 蜜線ですか?

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何度見ても奇妙?!?!

花は緑色のガクでわかる部分で、赤いのは苞葉。 日本でよく見るポインセチアは花の部分が小さいのが多いので、あまり花の部分は目に付きませんよね。

日本では、クリスマスにあわせて売り出す為に、観葉植物として、クリスマスの時期にあわせて短日処理をして、紅葉させています。

ポインセチアのような花の形を杯状花序というんですね。 

今知りました。(学んだよ~)

杯状花序とは

雌花一つ、雄花数個がまとまって花序を構成する。ただし、雄花雌花はほとんど単独の雄しべ雌しべにまで退化し、それが杯状になった総苞の中に収まる。トウダイグサ類。ウイキペディアより

そのほかのことはここをどうぞ→

http://www.yasashi.info/ho_00003.htm

改めて花をゆっくり見て感心した瞬間でした♪

知ってるようで知らないポインセチアでした。

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では

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2014年10月21日 (火)

スラバヤから古都ジョクジャカルタへ@インドネシア・織物と民族文化の旅 17

3日目。

スラバヤから古都ジョグジャカルタへ移動しました。

着後、金曜日は11時で閉まってしまうということで急いで、ソノブドヨ博物館

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ジャワ島の伝統文化を保存・継承することを目的に建てられた博物館です。

 

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まずはこんなものが目を引きました。 日本の仏壇のようなものでしょうか、神様の寝る場所だそうです。お金持ちの家には必ずあるそうです。写真では分からないですが、実際のベッドの大きさがあります。 富豪の家はどれだけ広いの~~っていうことですね。

収蔵品はかなりの量で、バティックのコーナーも・・・

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チャンチンも描く線の太さなどで、色々な種類があり、それぞれに名前があるのですね。

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 パラフィンなど、蝋描きの蝋

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少し手描きを楽に簡略化するために、押し型のチャップも使われます。

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これにも、一つ一つ名前がありました。 王族しか使えない模様(モチーフ)のものかもしれません。

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ガイドさんの日本語もあんまりよく分からないので、まじめに聞いてませんでした~ ジョグジャカルタやソロは古都。王族しか使えないバティックのパターンが沢山あったそうです。下の左上のパラン模様は有名ですね。

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他にもジャワ楽器や人形、家具、彫刻など伝統文化を紹介する様々なものを見ることが出来ました。

お昼も遅くなり、すぐそばの王宮地区内にあるレストラン「バレオラス」へ

ジャワ定食プレートを頂きました。

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今思えば、この時から延々と続くインドネシア料理の始まりでした~~♪ 嫌いでないので、いいのですが、さすがにどこでも同じようですね。

ツアーはこれがちょっと辛い・・・

三角のとんがりお山のご飯、てっぺんに赤米か黒米、これが流行ですね。

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左下は揚げ豆腐の中に詰め物。その右側はこれもよく出てくるテンペ。 右のシチューのお皿の中で赤いのが気になって???だったので、聞いてみたら、ベリンジョウ( Belinjau ) だとの事。

ええーっ、ベリンジョウ!!!

スープに入れて食べることがあると聞いていたけれど、初めてです。

こういう風に食べるのね。

ベリンジョウだ===

私一人興奮してました!笑

ベリンジョウってグネツムの実なんだけど、、、種をつぶして揚げてあって、よくスナック菓子で売ってたんです、シンガポールで。植物的にも面白いやつで、裸子植物なんです。って、ここでこんなに言ってもよく分かりませんよね。またそのうち、写真を何処かで見つけて説明したいです。が、それにしても。。。懐かしい。。。 いよーっ、やっぱりここはインドネシアだぁ!

いろんなことでテンションが上がります!

Belinjau は 学名では Gnetum gnemon  グネツム・グネモンです。

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デザートです。 左2個はなんでしょう?

頭を水平思考にしてくださいね。

正解はバナナです。 バナナを縦にくるくる丸めたのははじめて見ました。右のはお芋でした。美味しかった。

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明日は本当に久しぶりに高橋先生の山歩きです。

雨のようです・・・が、行ってきます♪

ずい分休んでしまって、皆に忘れられちゃってるかも・・・

楽しんできます。

では

*****

 

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2014年8月20日 (水)

サッチ峠越え2@北インド・パンギー谷、青いケシの旅 11

このところ、花壇の手入れとか、家具移動とか、部屋の整理とか・・・することが多くて夜になると眠くてグターとしてしまって、なかなかインドの旅ログに手が出ません。

書きたい気持ちは一杯なんですけどね。

早くサッチ峠を越さなくちゃ・・・

あー、どうしましょう。 

きょうは、パソコンを前にして、左手に赤ワインなんぞを持っております。そりゃ、駄目でしょ~笑

Img_4219003              雪渓をバックに青いケシ、メコノプシス・アクレアタ
さあ、ここはインド。

今日はサッチ峠を越えましょう。

だから沢山の花は載せられないけど、進みましょう。

コックさんを乗せたジープは先に行ってしまって、花を見ながら進む私達2台のジープは山道を止まっては進み、止っては進みしています

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今年は雪が多く、その分、雪溶け水も多く、リュウキンカの群生が見事でした。そして、その横には数種のサクラソウ。ワスレナグサも道路わきに途切れず、ずーっと咲いています。とっても可愛いです。そのほかにも色々色々。とっても全部はご紹介出来ません。見たい方は、是非是非、アルパインツアー・ネイチャリングのフラワーウォッチングツアーにどうぞ。ですよね?!笑

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少し進むと、シャクナゲがまだ少し咲いていました。

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斜面いっぱいにシャクナゲで一面が満開になったらさぞ綺麗なことでしょう。
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はるか向こうに滝が2本流れてて、いい景色です。

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この時は、まだ、のんびり綺麗な景色だな~ぐらいに考えてました。

が、実際、ジープが進むとーーー あれまー 

こんなことになっていようとは・・・

うひゃー、凄い!面白い!

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滝の中を進みます。バシャバシャバシャー

ジープは大揺れに揺れながら・・・

あー、無事だった~~
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でも、まだまだ呑気で、

口々に、「わー、まるでディズニーランドみたい~~!」

機械仕掛けじゃないんですからね。。。

谷のほうを見ちゃ駄目よ~~

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なかなか豪快でした。

下を見ると、こんな感じ。Img_4296001

道の端っこは少々大丈夫きちんと作られてて、大丈夫みたい

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こんな感じで一生懸命道路を固めてました。上からどんどん水が落ちてくるところは、最初から分かってるから、しっかり作ってるから、かえって大丈夫かもしれませんね。
きっと・・・苦笑

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いやー、上から何が落ちてくるかは知りませんがね~~

こんな楽しい道路を越えて、こんな可愛いまん丸い、玉咲きのサクラソウを見ましたよ。

玉咲きのサクラソウは初めて。

可愛いですね。

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どんな所でどんな風にしてみてるかは・・・

こちら・・・

結構遠くて頑張って写してます。Img_4310001

横をインド人が手を振って通っていきました。

何やってるの?って言いながら。。。

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少しいくとこんな子もいましたよ。

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リンドウですね。Img_4319001
やっぱり、サッチ峠はまだ越えられぬ。

明日に続く

では

*****

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2014年8月16日 (土)

サッチ峠越え1@北インド・パンギー谷、青いケシの旅 10

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朝起きて、テントから這い出してみると、

前の日は見えなかった山々が目の前に。

岩の上で少年が山を眺めている。

その光景を見て感じた、

人間って、ちっぽけだな・・・

大自然を相手にするとこんなちっぽけな人間。

大いなるものに影響されるのは当たり前。

色々あって当たり前。

生きてるってことは、それを素直に感じて生きること。

毎日起きる出来事を、

良いとか、悪いとか、

自分で勝手に決め付けないで

沸き起こる感情を素直に感じるだけでいい

この少年を見ていて、そう思った旅4日目の朝でした。

+++++

などと・・・

突然、いつもと違った書き出しになりましたが、、、笑

この日は、サッチ峠(4390m)を越えて、目的地カングサール迄向かいました。この日は、こんな書き出しで始まりたいほど、大自然に浸るアドベンチャラスな行程で、めちゃくちゃワクワクドキドキな一日でした。

どんなにアドベンチャラスか・・・? うーーん、それはお楽しみに。笑

少年の立っていた岩場のそばには

小さなお堂があり、

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朝早くから、数人の人が次々とやってきて、掃除したり、お参りしたり、そんな日常の暮らしのひとこまをぼーっと見てるのが心地よかった。
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さ、そろそろ出発

今日は、外人がまだあまり通ったことのないというサッチ峠越えの道路(開通してまだ2年という道路らしい)を通って、カングサールに向かいます。

長い一日になりそうです。

ジープは時々牛や人を追い越して、山道を進みます。
日本の食用の牛と違って、やせてるなーという印象ですね。

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道はだんだん険しくなり始め・・・

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雪渓が迫ってきたり・・・

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でも、まだ全然平気・・・

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皆るんるんで、てんでに花を見つけては熱心に撮影中♪

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よく耳にしてて、見たかったマンテマの仲間も咲いてました。

マンテマって、こんななのね~~

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もうひとつ、

私はどうもあの綺麗なバラの花が気になるのだけど、誰も話題にしてくれないの。きっと珍しくない花?

内心、たいした花じゃないの?なんて、思っちゃう、自信なくす瞬間です。よくあるんです、こういう時が。どんどん聞けない控えめな内気な私。へへ、笑われるかもしれないけれど、よくあります、学名とかがんがん言われると、頭が必死でフル回転。皆が当たり前のように口にしてる花が分からない・・・

ちょっと勇気を出して聞いてみました。

Hさんが教えてくださいました。

「ヒマラヤン・ローズよ。」「よく山の斜面とかにこのヒマラヤンローズでいっぱいの景色に出会うこともあるのよ。」

ほー、凄いじゃん! 内心叫んでましたね。

ヒマラヤンとか凄いじゃん、ヒマラヤンとか付いてる名前じゃん!かっこいい~~♪

初めて、ヒマラヤと付く名前の花に出会えて、大喜びの私だったのでした。

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そんなわけで、ヒマラヤンローズに執着してた私。

ヒマラヤンローズはパンギー谷でも咲いてました。

山中、このバラでいっぱいになるとは・・・

もし、それが本当なら、そんなに簡単に沢山見れる花なら、もっともっと埋もれてみたい~

ヒマラヤンローズに~

Img_5043001_2       Rosa macrophylla Lindley  花期:6~7月

こうやって、覚えたヒマラヤンローズ。

帰ってきて、調べてみるとちゃんとした学名はロサ・マクロフィラ

ヒマラヤンローズというかどうかは定かじゃありません。

が、私の中ではヒマラヤンローズにしておきます。

途中から話がそれてヒマラヤンローズの話になっちゃいました。

時空を越えて、パンギー谷まで来ちゃいましたが、明日はまた元に戻らねば・・・

では

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2014年7月23日 (水)

後良川でサガリバナツアー@西表サガリバナの旅 13

7日目、西表の旅も最終日、再度、サガリバナに会いに行きました。

 民宿「ゆうわむら」は後良川(しいらがわ)のすぐそば。後良川は音100選に選ばれている鳥の声の美しい川だそうです。景色だけじゃなく、音での選出っていうのもある事に感心しました。

この日のガイドは、ゆうわむらの敷地内に住んでいる、となりのやまだくん!正式には、「俺の西表、山だ屋」 の山田くんです♪ 一人で頑張ってます。ぜひぜひご利用下さい。子どもと同じ歳位だと、もう、すぐに母親の心境になっちゃいます~ いかんいかん、そんなことより、とても好感のもてるガイドで、ゆっくり、のんびり、いい時間が持てました。最後の素敵な時間でした。ほんと、いい時間でした~~♪ 山田くん、ありがとう♪

山田くん、我がふるさと広大卒業で、北海道で広島風お好み焼き屋さんを経営していたこともあるんだそうで、ますます親近感が湧きます。ま、それはいいとして・・・

7月4日、朝5時半出発。

1img_2896           後良橋から海の眺め

歩いて2,3分、橋の上から後良川を見た時、わー!と、思いました。豊かなマングローブに覆われてゆっくりと流れる後良川。ぐぐーっと、惹きつけられます。素晴らしく豊かな自然です!

あー、ここだ~!この川だ~~! 5年まえにドライブした時、とても惹きつけられて、車を止めてずーと眺めてた川があるんです。西表で、一番素敵に見えた川。思いもよらず、その川がいま目の前に広がっていました。

何かの力に魅惑されてぼーっと眺めてた川、その川が目の前にある。 あー、知らずに来たけど、この川にまた会えた・・・この川が呼んでくれたのかも・・・ そう思った瞬間でした。 この川に呼ばれて、「ゆうわむら」に泊まり、この川をゆっくり感じる時間がやっときたんだ・・・

人は、どこを訪れるにしても、何かの理由があって訪れるように思います。5感を研ぎ澄まして、すーっと深呼吸してみました。 いい朝だ~~♪

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また、カヌーを漕いで川を上りますが、今回のカヌーは簡単な作りなので楽ちん~(2回目ですしね。)に焦げました。すーいすいでございます♪

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静けさの中を進みます。

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そのうち、いい匂いが・・・

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後良川はまだ咲いてないんじゃないかな?なんて言われてたので・・・期待以上のサガリバナにびっくり。濃いピンクが綺麗です。あそこはカヌーが多いから・・・なんて言われてたのも、期待を裏切り、他には一ツアーだけ。

他の人達とも一緒でないので、思う存分ゆっくりできます。

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少しアップでぱちり

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何百本(大袈裟ですね、何十本ですね。)とある雄しべが綺麗です。

1img_3060001               サガリバナBarringtonia racemosa

サガリバナ科の常緑高木。東南アジア一帯の熱帯・亜熱帯に分布し、日本では南西諸島(奄美大島以南)に自生する。マングローブの後背地や川沿いの湿地に生育し、花が美しいので栽培もされる。

総状花序が垂れ下がり、花は横向きにつく。花は夏から秋にかけて夜間に開き、芳香を放つ。花弁は白または淡紅色で4枚あり、おしべは多数。

以上、ウィキペディアより

夜咲いて、一日で散ってしまうはかなさがまた魅力的です。

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雌しべだけを残して、ぽとりと水面に落ちます。

カヌーだと、その音も聞こえて感動です。

↓もう少し、潮が満ちるならもっと水面に浮かぶのでしょうが、惜しい!

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すべての条件が整うのは難しいですね。

でも、きれい~
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休憩にパイナップルを食べて・・・またまた美味しいピーチパインに大満足。

川が浅いので、水に入って見ることもできます。

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漕いでいると・・・朝日が射してきて、素晴らしい光景になり始めました。

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光が水面いっぱいに広がってキラキラの世界。 

綺麗・・・

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一人で大興奮してました。 綺麗ですもの~~

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この景色はパラダイス!

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山田君は前日に届いたばかりのSUPを漕いで楽しんでます♪

SUPも面白そうですね。 立ったり、座ったり、色々で出来て、川では波もないし・・・簡単そうだけど、やってみると、立った途端、ぼちゃーんとか・・・どうなんでしょう~?!

そんなことを思っていると、山田くんのボードの上に、ぽたぽたっ!っと、二つのサガリバナが落ちてきました。ナイス~~!! 思わず、顔を見合わせてにっこりです。

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あ、顔が見えませんね。

この方が山田くんです。

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俺の西表、山だ屋の山田です~ 宜しく!

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後良川、静かな空間で、邪心の入り込む余地無しです(^^) スッキリ〜! このままずっとここに浮いてたい〜

西表、一番のひと時でした。

サガリバナの香りもいまだにしっかりと感じることが出来ます。

自然の呼吸と一緒になれるひと時、私にとっては大事な大事な時間です。

1img_3205                阿檀、Pandanus odoratissimus
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マングローブの膝根や筍根やアダン(シンガポールではタコノキとかパンダンツリーとか言ってました。ちゃんととした英名はScrew pineかな?ちゃんとした英名というのも変ですがね・・・)の実も観察しながら、ゆっくりと戻りました。

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楽しい旅行もそろそろ終了。

またまた、笑顔いっぱいの旅でした。

一緒に行ってくれた友に感謝です♪ ありがとう♪

わくわく、どきどきした感覚を忘れないよう、

うきうきウッキン!!!で、暮らしましょうね。

きょうも西表の自然は輝いてることでしょう。

西表島、大好きです。

では

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