cカナリア諸島の花旅

2014年6月21日 (土)

エキウム・ウィルドプレッティ in テイデ山 1@カナリア諸島の花旅 10

1img_1406001         エキウム・ウイルドプレッティ テイデ山 テネリフェ島

エキウム・ウィルドプレッティの紹介をしたいと思いつつ、日が過ぎて行っています。

今回のカナリア諸島で一番見たかったのは、やはりエキウム・ウィルドプレッティ。 何と言っても大きいし、存在感大ですから。

まあ、10本ぐらい見れればいいかな?

そう思いながら訪れたテネリフェ島のテイデ山。

結果は、物凄い数のエキウム・ウイルドプレッティが見れました。

バスの中は、「わー!わー!凄い!」の声が響きました。

ピンク色のタワーの様な形のエキウム・ウィルドプレッティです。

一日目の午後、エキウム・シンプレックスを見た後、バスは一路テイデ山へ向かいました

北の方から、テイデ山に入ると、まずは松のうっそうと茂る湿った森の中を走ります。お天気がいまいちなのか、雨や霧の中、視界が悪くて怖いほど。 あー、お天気悪いのね~ 残念~ なんて思っていました。

ところが、ある場所を過ぎると、途端に日が射してお天気はがらりと晴れに

余りの変化に一同驚いて、声が上がります♪

雲の上は輝いてました
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わー、綺麗~! 私達、雲の上なんだね~

そうです まさに雲上人になった瞬間でした。

富士山の様なテイデ山もはっきりと見えています。

止まりたい~! という事で、暫しフォトタイム

素晴らしい景色です。

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そして、続く景色の素晴らしいこと!
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辺り一面が黄色と白の世界に変わりました。

真っ黄色の草原の中をバスは走ります。

声がとまらず、凄い!凄い!すごーーい! ばかり言ってました。
ほどなくすると、また景色は一変して、今度は植物のあまり生えていない月面の様な世界に。本当に月面での訓練とかここでされたそうですよ。

1img_1410_2             自生のエキウムはのびやか~ 植物園の直立不動なのと違いますね

あ、声が上がります。

エキウムだ!!!

わー! エキウムだ~~

道路端とかにも生えてます。

ホテルへ急ぎたいのですが、今日は少しだけね。ということで、初めて見ました、エキウム・ウィルドプレッティです。

さすがに期待通りの存在感です。興奮しながら、急いで写しました。ここは道路からも近いので、観光客も見やすい場所です。こんなとこに生えてるのは植えたんでしょ?と、聞くと、違う違う、自生だよ!との返答。わー、それでまた盛り上がります~

こんなとこにも生えてるのね。

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大興奮で、パチパチ急いで沢山撮ったのですが、ホテルでゆっくり見てみると、あまりに慌てて写したので、地平線の曲がっている写真ばかり・・・ベッドの中でがっかりの私なのでした。
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バスの中からもあちこちに見えます。

止まれないけど、写しちゃえ! カメラから手が離れませんでした。

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こんどは、乾いたカナリアパインの林を抜けて、ホテル到着。
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興奮止まらずの一日目。

一日目から、エキウムが白とピンクの2種類見れました。

エキウム・ウィルドプレッティの紹介、続きます。

では

*****

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2014年6月12日 (木)

エキウム・シンプレックス@カナリア諸島の花旅 9

カナリア諸島から帰ってきて2週間が経ちました。やっと時差ぼけも正常に戻り、夜もぐっすり眠れるようになりました。でも、まだ頭の中はカナリア諸島の植物でいっぱいで、興奮状態は醒めていないようです。

カナリア諸島は綺麗な花々というより、面白いやつがいっぱい咲いていた、と言った方がいいでしょう。東京都に富士山が聳えるといった感じのテネリフェ島の絶壁の斜面には沢山のリュウゼツランとウチワサボテン、カナリー椰子。そして、色々な種類のユーフォルビアと、大小様々な多肉植物たち。そして、富士山のようなテイデ山の中腹にあるテイデ・ナショナルパークには、英名ではタワー・オブ・ジュエルと言われる美しいエキウムが乱立していました。

沢山の植物をご紹介したいと思いつつ、あの多くの多様な植物たちをどういう風にご紹介しようかと悩むほどです。

竜血樹、カナリー椰子に続いて、やはり興奮の醒めないうちにエキウムの記事を書かねば・・・ですね♪

+++++

花観察一日目、午前中はテネリフェ島でも珍しい雲霧林の広がる島の北東部アナガを散策、その後、エキウム・シンプレックスを見るために少しぶらぶらとハイキングをすることになりました。
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農家もお洒落ですね。

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道端に色々な面白い植物が見られます。

あれ、これって我が家のベランダにある大好きな可愛い多肉植物ではないですか。

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可愛い花が咲いていました。
ベンケイソウ科の植物があちこちに見られます。

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道端で。「面白い子がいるわよ~」 unさん熱心に撮ってましたね♪
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テネリフェ島は崖だらけ。 気を付けなくちゃね。 

下を覗いては、「おー、凄いよ!」 と、nagaさん。

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さて、この辺はさっと流して先に進みましょう。 

エキウム・シンプレックスのとこまで行かなくちゃいけませんものね。

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あっ、蕾が・・・でも急がねば・・・皆もう行っちゃったよ~ 若い人が最後だわさ~私が若い人のうちですわよ。10歳、20歳年上の方々が元気~~!

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山をどんどん上がっていくのですが、山は一面こんな多肉植物だらけ・・・

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ラベンダーが咲いていました。

このラベンダーもカナリアの固有種なんだそうで、Lavender canariensisだそうです。

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上まで登ると、わー、綺麗な海が広がっていました。

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海がほんと綺麗でしょ~ 二人が見ているのはこれ。名前はまたゆっくり載せますね。だって、名前を相談出来るツアーリーダーのmatsuさんはモンゴルに行っちゃったの~添乗員はいいような、大変なような・・・ですね。もう帰ってきたかな~??
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おおー、遥か向こうを臨めば・・・
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突端の方に、なにやら飛び出たものが・・・

おおー、エキウムではないですか・・・エキウムちゃんはあんな所に???

マクロレンズを付けて覗いてみれば・・・

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わー、エキウムが飛び出てる~~!

あれなのね!1img_1208
3本生えてました。1img_1220
崖の上からのぞいてみるとこんな感じ。

一番近くのはまだ咲いてないですね。

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ガイドのルディーさんが崖を下りて行きます。カメラを持って行って写してきましょうか?と、言われ・・・
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ちょっと考えましたが、たいした崖ではないので下りることに・・・せっかくのエキウム・シンプレックスの写真を他人に任せるわけにはいかない~~

やっぱり降りてみて良かったです。遠くで見るのと全然違いました。でも逆光で条件悪いし、足場がねーーー

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この子はまだ咲いてない、近い子。

さらに降りて行って・・・近くでゆっくりと観察できました。

のびやかな野生美です。おまけに力強いです。

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一株に3万個の花が咲くと言われます。
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大きさは・・・1img_1249_2


エキウムが曲がって生えてるのではなくて、地面が斜めなんです。結構大変。 

エキウム・シンプレックスはとても珍しいので沢山画像を載せてみました。

エキウムシンプレックスは、日本では愛知県安城市のデンパークで育てられています。日本ではデンパーク一か所だけです。実はそこでエキウムを育てているNさんもこの旅で一緒でした。自生のエキウムが見れて感激ひとしおだったことでしょう。

1img_1264         学名: Echium simplex
         英名: Tower of jewels
               ムラサキ科エキウム属
               原産地:カナリア諸島


大満足して、崖を登りはじめました。

脚を上に踏ん張ってあげた時のことです。 ポケットに入れていた大事なマクロレンズがポケットから落っこちて、がしゃーん、がしゃーん、ころころころころ・・・ルディーさんが必死で追いかけてくれましたが、大事なマクロレンズは崖を転げ落ちていきました。あの崖は拾いに行けません。

残念でしたが、みんなが言いました。 私の命の代わりをしてくれたんだと・・・

マクロレンズちゃんごめんなさい。

きちんとポケットのジッパーをしていなかったから・・・

気をつけねば、と、気を引き締めた私なのでした。

第一日目からマクロレンズを落としてしまって・・・

あーーーー

その日から、17~40mmのレンズ一本。画面の中で暴れまくる景色と大格闘した撮影の日々だったのでした。

くしゅん。。。

では

*****

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2014年6月 5日 (木)

カナリー椰子その2 @カナリア諸島の花旅 8

カナリー椰子が沢山写っている写真があったので、写真追加です。自生か植えられたものか疑問ですが、カナリー椰子の風景をどうぞ。 ゴメラ島のものです。

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青い海も魅力的だったな。

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クリックして大きくしてみて下さいね。

緑色が点々としているのが、全部カナリー椰子です。

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明日は、谷川岳に行ってきます。

高橋先生のボタハイです。

☂なのに、本当に行くのね~~

元気じゃなくちゃ、花観察ってできないわね~~

えーい、気合いじゃーー!

では

*****

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2014年6月 2日 (月)

竜血樹その3@カナリア諸島の花旅 7

朝バスに乗ると、今日のルートの近くで自生の竜血樹が見れるので見ましょう~ 

ルディーさんからの提案です。

わー、やったー!リクエストしてみるものね。matsuさんが、きのう自生の竜血樹をリクエストしてくれたおかげで、見れることになりました。

しかし、登らねば見れないとか言ってたし、どんなところに生えているのでしょう。

と、いうことで到着したのがここ。

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こんな所なんです。

登らなきゃ見れないという話に納得~!

僕も幹に触ったことがないという事も納得!

OH!MY!!!

私のレンズは広角よ!

17mmから40mmレンズで、一応40mmになるんだけど、新しいCANON EOS6D のカメラにこのレンズを付けると、景色があっち向いたりこっち向いたり大変なんです。今回の旅で初めて使うカメラだから、かなり疲れました。旅の疲労度かなり増したかも・・・ 宝物のマクロレンズ、かわいそうに崖をコロコロ落ちちゃったもので・・・その話はまたにして。。。

あまりいい写真じゃないですが、一応竜血樹は確認できるので載せますね。

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見えますかしら?

左に飛び出た木があるでしょ、その右に一本。双眼鏡でみると10本はあるとmatsuさんは言ってましたよ。クリックして大きくしてみて下さいね。最低でも3本は確認出来ますよ。

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少し移動すると、ちょっとましに見えました。

これなら見えるかな?

これもクリックしてみた方がいいかも。

たくましく生えてますね。

ええー?!、これより、お年寄りでもいいから大きい方がいいよ!という人も言うるかもね。

でも、私達は断然この絶壁の竜血樹に大喜びでした。

やっぱりカナリア諸島まで来たからにゃ、自生のオリジナルのものを見たいですもの。

満足!!!

満足!!!

竜血樹の森なんて言うものがあればいいんだけど、テネリフェ島にはもう竜血樹は乏しいんだな、という事もわかりました。

あんな土の少ない岩場に張り付いている竜血樹、かっこいい!!!

そう思って、にんまり、大満足な私なのでした。

ソコトラ島にも行ってみようかな~~

では

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2014年6月 1日 (日)

竜血樹その2@カナリア諸島の花旅 6

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テネリフェ島イコッド(Icod de los vinos)という町にあるこの世で一番古い竜血樹、古いという表現も変ですね。一番長生きしている竜血樹という方が適切かな。この世で一番かどうかも分かりませんが、樹齢500年は立っているようです。

観光客が見に行く一番有名な竜血樹です。

楽しみに見に行きましたが、何故か惹かれない・・・

ブログなどで、気が満ちているとかありますが、

申し訳ないけど、あ、これか・・・で終わっちゃいました。

年取りすぎてて気が乏しくなっている印象でした。

近くによればそれなりの存在だったのかな・・・

明らかに植栽されたものだし・・・ちょっと残念!

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↓YOU TUBEでこんな動画を見つけました。それによると、内部に保存の為に色んな装置が備え付けられているみたいですね。湿気を防ぐ装置とか・・・見てみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=l-28ofYYRgE

凄いねー!の言葉を発する人は、仲間に一人もいなくて、ごめんなさい!皆が竜血樹より惹かれてたのは、そばの教会横で咲いてたジャカランダ。そして、パンダンツリー。インドゴムの大木も凄かった~~!

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丁度、ジャカランダが花盛り。

島の色んな場所で見れました。 嬉しい~~♪嬉しい~♪嬉しい~♪

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パンダンツリーもこんな綺麗な樹形の木を見たことない。私達はシンガポールではよくタコノキと言ってました。熱帯でよく見られる高木。パイナップルみたいな実がなります。

まるでクリスマスツリーみたいですね。

有名なこの竜血樹ちゃんは、なんだか延命治療を受けているお年寄りみたい。誤解を生みそうな表現だけど、ほんとにそんな感じだったんです。お年寄りにもそれなりの気があるはずだけど・・・正直、惹かれなかったな・・・

バスに戻って、ツアーリーダーのmatsuさんが、ガイドのルディーに聞きました。自生の竜血樹は見れないの?

ルディーさんの答えは・・・自生の数は、島に大体100本位しか残って無くて、それも山の上の方とか、行きにくいところで、自分すら自生の竜血樹を触ったことはない、と言ってました。

残念!見れないのか・・・その答えを聞きながら、そう思ったのでした。

では

*****

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2014年5月30日 (金)

竜血樹その1@カナリア諸島の花旅 5

ある時、アルパインツアーサービスネイチャリング事業部のパンフレットを見ていて、カナリア諸島という文字が目に止まった・・・あー、あのカナリア諸島だ~、あの竜血樹の島だ!久しぶりにシドニー王立植物園で見た竜血樹のことを思い出しました。

あの、竜血樹の島だ!

本場で竜血樹を見てみたい!

それが今回の旅の一番の動機でした。

あれはもう何年前のことになるかな・・・シンガポールから日本への帰国途中に、当時、息子が住んでいたシドニーに寄ったのです。そして、のんび~りシドニー植物園をお散歩したときのこと。ブログを見返してみると、2008年12月、もう4年半前のことなんですね。

倒れてしまった竜血樹がとっても印象的でパパさんを呼んで横に立たせて撮った懐かしい竜血樹。(大体、うちのぱぱさんは一緒に歩かずに、芝生で読書の人ですから・・・)

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            倒れてしまったシドニー植物園の竜血樹

↓昔のブログ、結構詳しく竜血樹について調べて書いてます。ぜひ、読んでみてください。リンクしている記事がすごくいいので見逃さないでくださいね。今度は、ソコトラ島に行きたくなっちゃった!

あ、最初から変なおじさんが写ってますが、どうかお気になさりませんぬよう~♪
          

Dragon Tree 龍血樹(リュウケツジュ)@シドニー王立植物園http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/dragons-blood-b.html

必死で保護してあったけど、あの竜血樹どうなったでしょう?

まだ無事植わっていればいいけど・・・

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さて、今回の旅で、願いは叶い竜血樹は見られたでしょうか?

確かに、あちこちで見られました。植栽の竜血樹は歩けば棒に当たるじゃないですが・・・その表現もおかしくないほど色んな所で植えられていました。

しかし、自生の竜血樹は・・・???

さ、それはお楽しみに~~!!!

まずは、第一日目。 飛行場からホテルに着き、すぐにお散歩に出かけたラ・ラグーナの街で。

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ホテル横の教会で一本目です。

そして、すぐ横の公園で・・・

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子どもがかわいくて写したんだけど・・・たまたま写ってますね。たまたま写るほど植わってます。

少し歩いて大きな教会の敷地で実がなっている竜血樹がありました。

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どうして、下が写ってないかというと、工事中で塀があるの・・・

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これから、まだまだ見れますよ~!の言葉を信じて、写すのをやめたけど、実を見たのはこの時が最後でした。写真って、その時逃すと写せないことがよくありますね。これは貴重な写真になりました。

そして、このあと、私はマクロレンズを失くしたのです。 このあと一切、たとえ実がなっていてもこんな写真を撮ることはできなかったのです~~ぐすん。この件についてはまた今度 あー、広角レンズで花の写真を撮るとは、なんて意欲の薄れること!

この旅は、広角で勝負じゃー!とは、自分に言い聞かせたけど・・・花を撮る気概っちゅうもんがね、、、半減してましたね、、、

でも、もちろん、頑張りましたがねーーー!

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ここにもあった!

たてものが曲がってるのは気にしないで! 竜血樹は曲がってて正解よ。

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今回のボタニカルガイドは真ん中を歩いている男性ルディーさん。ツアーリーダーはMatsuさん。 みんなキョロキョロしながら歩いてます。

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ラ・ラグーナ、素敵な街でした。

竜血樹 その2へ続く

では

*****

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2014年5月29日 (木)

カナリー椰子@カナリア諸島の花旅 4

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       カナリー椰子
      学名:Phoenix canariensis 
               
英名:Canary Island date palm
                
ヤシ科ナツメヤシ属の常緑高木

昨日の夜、眠れるかな? なんて思った心配は全く無用。朝までぐっすりと眠りこけてました。なのに、お昼1時半位になったらまたまた眠くて・・・ソファーにちょっと横になるつもりが、あっという間に意識は遠のいてました。 はっと目が覚めて、素晴らしい朝の気分 「なんてよく寝たの~爽快な気分だわ~~」と、思ったけれど・・・辺りはなんか変。ここはどこ??? 私は誰?とまでは思わなかったから、ま、いいか~笑

そうだ、ここは家だぁ~ソファーだあ!って思うのに時間かかったな~

朝だと思ったのに、時計を見たら午後3時半。

カナリア諸島は、時差マイナス8時間。こっちが午後3時半ってことは朝7時半か・・・時差ぼけひどいな~~何だか、ぼーっとしてます。

そして、きのうからずっと頭の中をしめているのは椰子のこと。

カナリア諸島と言えば、カナリー椰子

カナリア諸島はカナリー椰子の原産地です。日本で、一般的にフェニックスと呼ばれているものですね。宮崎とかにわんさか植わってるイメージありますよね。
でも、学名にPhoenix(フェニックス)が使われているものは、カナリーヤシのほかに、ナツメヤシ、シンノウヤシ、ソテツジュロなどがあります。

カナリア諸島では、大きな都市には、温暖な気候ゆえ、カナリー椰子以外にも街路樹として沢山の椰子が植えられていました。あー、懐かしい~!椰子を見ると元気になる私です。しかし、その名前を思い出そうとしても候補すらあげる事が出来ない私の頭。椰子のことが頭からスポーンと抜け落ちている現実を思い知らされました。なんてこったい!

シンガポールから帰ってきて5年目に入り、その間は介護生活であったとはしても、そして歳を重ね始めているとしても、なんて情けないの~~ 負けず嫌いの性格が久しぶりににょきっと現れ、ボタ本(仲間で作ったシンガポール植物園の本)を見直し、自分のブログの椰子の所を見直しました。少しは思いだしてすっきりしました。ちょっと納得の自分に戻りました。よっしゃー!

+++++

さて、今回、主に訪れたのはテネリフェ島という島です。

大きさは東京都位の広さ、そこに3718mの火山、テイデ山が聳えています。だからほとんど平地は無く、絶壁の景色が多く、山と谷の連続。急な傾斜にカナリー椰子がたくさん自生しているのを見る事が出来ました。

毎日毎日、絶景かな~~の日々でした。

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カナリー椰子とは・・・(ウィキペディアによると)

アフリカ西海岸、カナリア諸島原産なのでこの名がある。日本では東京(杉並)以南で生育する。弓状に下垂する葉先は5mにも達する。陽樹で耐潮性に富むが寒さには弱く、-10℃が枯死限界である。

樹高は最大で12mにもなり幹周りは3m程度まで生育する。葉は羽状複葉、基部の小葉は非常に鋭い棘となるので注意を要する

と、あります。もっといい説明や写真があればまた後日載せますね。

↓クリックして貰えると自生の椰子がよく見えますよ。

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花の写真が見たい人はこちらへhttp://www.botanic.jp/plants-ka/cayasi.htm

さて、今日書きたいのはお土産に買ったカナリー椰子のシロップのことなんです。

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↑瓶に入っているのがカナリー椰子のシロップ。スーパーで見つけたり、カフェで買ったり、最後に空港で買ったり、皆で探して3種類買えました。ガイドのルディーさんが、シロップの採取の仕方を教えてくれましたが、どうもいまいちはっきりと分からないので、調べてみました。

そうしたらこんな映像が見つかって、これまたスッキリ 一番左の瓶の会社の提供している映像みたいです♪

やっぱり、その光景を目で見ないと理解不能ですよね。

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東南アジアで砂糖を取るサトウヤシ(Sugar Palm)のアレンガピナータ(Arenga pinnata)やアンコールワットにいっぱい立っているパルミラパーム(Palmyra Palm)は花序からシロップを採取するのですが、このカナリー椰子は幹の芯からシロップを採取するんですね。

芯からどうやって液を採るのかな~なんて思いましたが、上の方を平らにカットしちゃうんですね。映像を見るとよくわかります。これで、しっかりと頭に残りました。

ぜひ見てみて下さい~

カナリーヤシのシロップの採取の様子→http://www.youtube.com/watch?v=Zpiyz5SNzmY

あ、そうそう、椰子シロップ以外は、全部マグネットです。玄関の裏側が増々賑やかです♪

テイデのイがエキウムなのもいいでしょ~~!

さ、明日から普段の行動開始です。ガーデナー講座に多摩センターまで出かけます。

ついでに

シンガポール時代の椰子の記事です→http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/cat11880698/index.html

友達のトムちゃんの椰子の記事です→http://tropicalplant.air-nifty.com/top/cat5036730/index.html

では

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2014年5月28日 (水)

ただいま~♪@カナリア諸島の花旅 3

カナリア諸島から帰ってきました

花をいっぱい見て、堪能してきましたぁ!

やっぱり何と言っても目玉の植物、エキウム・ウィルドプレッティの写真をどうぞ。

ほんと、いっぱい咲いてました~!

カナリア諸島・テネリフェ島のテイデ山(3718m)でしか咲いていない花です。

満足、満足~♪

今日は寝ます!といっても、飛行機の中でずーーと寝てたんだけど・・・眠れるかな?笑 

1img_1630                    エキウム・ウィルドプレッティ
          Canary endemic Teide vipers bugloss (Echium wildpretii)

1img_1681_3手前のピンクの花は Shrubby scabious (Pterocephalus lasiospermus)
スカビオーザの仲間です。

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紫色のネペタ(Nepeta tyde) も綺麗でした。

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では、またゆっくりと

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2014年5月25日 (日)

凄い、凄い、エキウムがいっぱい@カナリア諸島の花旅 2

思うようにネットに繋がらないのでスムーズにアップ出来ませんが、楽しく旅は続いています。
昨日、今日とスペイン一高いというテイデ山周辺の花観察。

凄いです!

それしか形容のしようがないほど、1番のお目当てのピンクのエキウム・ウィルドプレッティが連立してます〜

嬉しいことに
今年は当たり年なんですって。
おー、わー、の感嘆の声で溢れてます!

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いい写真がいっぱいとれたのに、なんだか上手く載せられません。
残念〜

またゆっくりと載せますね^o^

では
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2014年5月22日 (木)

カナリア諸島に着きました@カナリア諸島の花旅 1

パリ、マドリード乗り継ぎで無事カナリア諸島に着きました。
今日は空港近くのラ・ラグーナという世界遺産に登録された町にいます。

着くなり色んな植物が目に止まり、とっても面白そう^o^
島も植物も期待できそうです。

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スペインの建物にはパティオがあって素敵です。

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カナリア諸島の窓はガラスと木の二重窓
建物内部にパティオがあるので涼しく、窓は暑さよけのために二重なんだそうです。
明日から植物観察です。

では
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