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2015年9月

2015年9月29日 (火)

チュレアール着@マダガスカル・パキポディウムツアー16

マダガスカル・アンタナナリボ発の国内線の飛行機はどれも朝が早いです。この日も3時起き、4時朝食4時45分ホテル出発。ちょっと疲れてきたかな・・・とも言ってられません。飛行機で寝よう~と、ばかり思っていました。

夜中にちょっと吐いちゃったし。。。前の日に食べた牡蠣のグラタンが駄目だったか・・・誘惑に負けちゃったのがね、、、駄目ですね、、、同じ症状の人がもう一人。やっぱり牡蠣だわ~皆さん、旅先で牡蠣はやめましょうね。変なワインも飲んだんだけどね、それかもね。朝、ひどい顔してるよ~なんていわれちゃいました。あっという間に治ったからいいけど。

Img_1385             これですよ、これ

朝8時、今度は南の果て、チュレアール空港に無事到着しました。チュレアール近くでは、飛行機の窓から綺麗な海と魚を採る帆船が沢山見れて素敵な景色にうっとりでした。のどかだわ~それに、これで飛行機は帰国の時まで乗らなくていいと思うと、ホッ♪だって、朝早過ぎですよ~。旅人を疲れさせるマダガスカル航空だわ!

これからは、南からアンタナナリボまでサザンクロス街道を約1000kmバスで北上していきます。これも楽しみ♪

チュレアールの空港でこんな看板が。わー、面白そう!

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アンツカイ樹木園の看板です。私達も行く予定だから楽しみだぁ♪ 

ホテルにちょっと寄って荷物を置いて、そのままバスで海岸沿いを約1時間半北上、イファティに向かいました。イファティにあるレニアラ(Reniala)保護区へ行くのです。

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遠浅の海で何を拾っているのかな。

いよいいよ、レニアラ保護区に到着です。
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この保護区では、フォニ(フニー)・バオバブ(Adansonia rubrostipa )や新種のパキポディウム・ミケアが見られるそうです。楽しみ~♪

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保護区の入口まで結構歩きました。バスを降りた場所からもう保護区に入っているのかと思っていたら、そこは保護区を守っている村人達の住んでいるところのようでした。子ども達が迎えてくれました。

前にも載せたけど、可愛い笑顔だったからもう一度

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手に持っているのは、アルテナンテラ・ジャコウアゲハだっけ~? 蝶の名前はどうも弱い・・・アンテノール・ジャコウアゲハでした♪ アルテナンテラは植物の名前だわ~
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入口はかなり先でしたが、入口までにもう見事なフニィ・バオバブが!なかなかの巨木です!この保護区は村人達が自分達の森を大事に保護して、その収入で暮らしていると聞いたように思います。とてもいい考えですね。

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これ、まるで人参に見えませんか?

自分達が小人になった様な気がしてきました。人参が植わっている感じのこの木がフォニ・バオバブ。インパクトのある樹形です。

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格好いい木で、ほれぼれ~

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そばでは、日々草が・・・ニチニチソウはマダガスカル原産なんですよ。知ってました? 

こんな変なバオバブもありました。

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レニアラ保護区はまた明日紹介しますね。

寝よう~~!

おやすみなさい。


では

*****

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2015年9月28日 (月)

えーー!停電!@マダガスカル・パキポディウムツアー15

北の都市から、また首都アンタナナリボへ戻ってきました。2日前に泊まったICホテルに戻りました。これで3泊目なので、勝手知ったる我が家という感じ。

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でも、この日は前とは部屋を変えて欲しいとリクエスト。前の部屋はお湯がほとんど出なくて、それにトイレが問題あり。いちいち水栓をまわして、タンクに水を貯めていたのです。溢れると流れ出すので、止めなくちゃいけないし。面倒で。。。(当たり前よね。ホテルだよここ。)

そこで、新しい部屋に変わりました。

トイレはOK! お湯は・・・??? と思ったところで、あれーーーーー! 電気がーーーーー! 停電だわ~~ 発展途上国ではよくある事。パキスタンでもインドでもぷつんぷつんとよく消えてくれます。でも、しばらくすると復活するのです。がーーーー、いくら待っても駄目でした。レストランの棟は付いていて、食事は出来るけど、料理する部屋が真っ暗でロウソクで料理してました。

かわいそうに、tsuchiさんは髪の毛を洗おうと、流してシャンプーをつけた途端、停電だったんですって~~ 髪は泡ぶくぶくで、当然お湯はまったく出なくなりました。シャワーからは水すら出なくなったとーー ごめ~ん! 今思い出しても笑っちゃう♪ ホント、性格悪い私だわ~洗面所だけ水がどうにか出たから、必死で流したそうです。

次の日は、またまた飛行機に乗るので、荷物を造らなくちゃならないし、手探りで用意。いらない物まで入れないでね~なんて、皆で笑いあいました。結局、ずーっと、電気は付かずじまいでした。

で、今日の話題はというと、ホテルへのクレームではなくて、ちょっとクレームもしたいけどね、それよりも、

おススメなライトの話です。

このところ、物凄く重宝しているのは、この首からぶらさげるライトなんです。

登山用のヘッドライトは当然持って行っていますが、ホテルでの停電などには、これが抜群にいいんです。山小屋とか暗いところで夜中にトイレに行くのにもとっても便利。

        
 Panasonic LEDネックライト ターコイズブルー BF-AF10P-G Panasonic LEDネックライト ライムイエロー BF-AF10P-Yパナソニック LEDネックライト(ビビッドピンク)Panasonic 阪神タイガースデザイン BF-AF10/TG2

パナソニックのLED ネックライト 

何がいいかって、重さもわずか約40g(電池含む)と軽い!

首からぶら下げるので、両手が使える。

ヘッドランプは首からぶら下げると、下ばっかり照らしてしまうのですが、これはちゃんと前を広くカバーしてくれます。それにとっても明るいんです。いいえ、とっても明るいどころか、驚くほど明るいんです。さっすが、LED!!!

それに安い! なんと、amazonでは918円。

まあ、興味ある方はこちらをクリックしてみてね。→***

色とりどりで綺麗な色がありますよ。

防災用品としても価値あり。

ラバー素材で、ぐにゅんぐにゅんで、トランクの中にぽんっと放り込めばOK.

テントとかで重いランタンを持っていかなくても良さそうな、こんなのもいいかもしれませんね。

Panasonic LEDクリップライト 電池付 防滴構造 ビビッドピンク BF-AF20P-R

クリップタイプです。 テントのときに荷物とかにくっ付けてもいいかもしれませんね。

ネックライトを、各色、家族の人数分買って備えておこうと思います。

今日は、超おすすめライトでした。 騙されたと思って、買う価値大ですよ~♪

では

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2015年9月27日 (日)

パキポディウム・ルーテンベルギアヌム2@マダガスカル・パキポディウムツアー14

旅4日、朝早くホテルのそばをお散歩してみました。

アンツィラナナのインペリアルホテルはこんな建物。

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アンツィラナナはマダガスカルでは珍しくイスラム教の人達も多く住んでいる地域らしく、こんなドレスの女性も見かけました。

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歩いていると、男性が近づいてきて、マダム!マダム!とバニラを売りに来ました。

高いのか安いのか旅の初めでさっぱり分からないので、買いませんでしたが、これまた今考えると買っておけばよかった。もちろん少し値切ってですがね。私、値切るのが意外にうまいの。笑 

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朝ごはんは、この日も山盛りのパンでした。

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午後は飛行機でアンタナナリボまで戻ります。午前中、前の日に見たパキポディウム・ルーテンベルギアヌムのもっといい株を見に行きましょう、ということになりました。湾の東の方で観察です。

途中でアンツィラナナでは象徴的な存在の砂糖パンの島(パン ドゥ シュークル)を眺めながら移動です。潮が引いていて、人が遠くまで歩いていってました。綺麗な海です。てくてく歩いてみたいな。

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団体行動なので、もちろんそんな勝手は許されず、それはそれでいいのですがね。このところ、自由気ままな旅が少し懐かしくなってきたところもあるかな。ま、それは置いといて、

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ジープを降りて、こんな道を歩きました。鳳凰木(ホウオウボク)がたくさん生えています。アンタナナリボでは赤く綺麗に咲いていた鳳凰木の花もここまで北上すると暑さが違って、とっくに実になっていました。大きくて長い実が沢山ぶら下がっている下を歩いていきました。

Img_0417        鳳凰木(Delonix regia )の実

シンガポールにいる時も鳳凰木は大人気の木でした。アフリカン・チューリップ・ツリー(African Tulip Tree)、 ジャカランダ(Jacaranda)、 ホウオウボク(鳳凰木) は、熱帯3大花木とされています。 懐かしくて、この木を見るとすぐにニコニコになる私です。

Flamboyant(フランボヤン)、Flam Tree(フレイムツリー)という別名で呼ばれたりもしますが、なんと!この大好きなホウオウボクの故郷はマダガスカルなんです!原産国で見たかった鳳凰木、この願いが叶いました。本当はパキポを見るより、私にとっては大感激のことなんです!わーーーい!笑

世界中で植えられているホウオウボクですが、タイのとても楽しかった島タオ島で見た鳳凰木はこれまた綺麗でしたよ。良かったら、見てみて~♪→http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_7aad.html

さて、少し歩いていると カメレオン!の呼び声です。それも、パンサーカメレオン?!身体に白い横線が入っている大型のカメレオンをパンサーカメレオンというのかな?

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オレンジ色の綺麗なカメレオンでした。
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マダガスカルのカメレオンについて、千石先生監修のYOU TUBEがありました。どうぞご覧下さい。ボルネオに行った時に、一緒に行った安間先生から千石先生のいろんなエピソードを聞けたのが懐かしいです。ボルネオ、楽しい旅でした♪

https://www.youtube.com/watch?v=ei5DH__hAOs

このバオバブ(A. madagasukariensis) も幹が樽のように膨らんでいて存在感ありました。1000年は経っているであろうとの事です。
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歩く道の両脇にパキポディウム・ルーテンベルギアヌムも見え始めます。白い花を沢山つけています。すくっとまっすぐ立つ樹形が魅力的です。

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ぱっと見の印象は、すりこぎ! そんな感じしません???

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他の木よりも背が高いので、目立ちます。遠くを見てみても、あっちにもこっちにも。印象的な樹形で目を引き、おまけに綺麗な花が咲いているので、人気ものであることは間違いまりませんね。

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Img_0599パキポディウム・ルーテンベルギアヌム( Pachipodium retenbergianum)キョウチクトウ科
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花盛りのすりこぎちゃん。 なかなか魅力的ですよね。

なんせ、太陽ぎらぎらのマダガスカル。

どうしても、太陽を写したくなっちゃって・・・平凡に撮っても面白くないし・・・こんな感じどうかしら?

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やりすぎかな? でも迫力ある。

これもいいかな。

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これは幹が輝いていて、いいな。

マダガスカルでも人気者のようで、家の庭などによく植えられているのを目にしました。

他にも

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Turaraea sp 

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こんなに小さな花でした。かわいかった。お気に入り♪
Img_0410_3                  Combretum coccineum コンブレタム・コクシネアム
             Img_0494
ブラシの木みたい。面白いですね。これはボトルブラシではなくて、お風呂磨きだわ~

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ノウゼンカズラ科               アオイ科

盛り沢山の植物を見ながら、ホテルに戻り、夕方の飛行機でアンタナナリボへ帰りました。そうそう、途中ジープが動かなくなりましたっけ・・・ミーハー心で見てました。こんな細いロープで大丈夫かいな??? 案の定、すぐにプッツン!!! 

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Mさんの登山用のロープが役に立ちました。このMさん、色んなもの持ってるの~~彼の超大きなザックはまるでドラえもんのポケットだぁ!

大手柄!!!

では

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2015年9月25日 (金)

バオバブ2種@マダガスカル・パキポディウムツアー13

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ウィンザー城からホテルに帰る途中で、バオバブ2種類がちょうど並んで立っている場所がありました。夕日が沈みそうでぎりぎりセーフでした。

左側が、アダンソニア・マダガスカリエンシス(Adansonia madagasukariensis)

右側が、アダンソニア・スアレゼンシス(Adansonia suarezensis)

なぜ、スアレゼンシスというかというと、ここアンチラナナは以前の名前をディエゴスアレスといったのです。ディエゴスアレスのスアレスから来ています。

樹形の違いも大きいですが、一番分かりやすいのは、実の形です。

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マダガスカリエンシスの実は丸い実。 そばに落っこちていたので拾ってみました。

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表面はビロードのような感触です。 裏側は・・・壊れてました。

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スアレゼンシスの実は縦長です。

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ウィンザー城で見たのは、

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こんな実でした。

翌日には、ネットでよく見かけるT字型のスアレゼンシスも見れました。

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道端では、実も売ってたけど、これは丸いからマダガスカリエンシスの実ですね。

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ある日、サハラ砂漠に不時着したパイロットは、不思議な子どもに出会う。その子と星の物語、「星の王子さま」ですね。私もバオバブのことを知ったのは、この物語。王子さまの小さな星を破壊しそうなくらい危ないものがバオバブなんですよね。

               Lpplitho10 

バオバブにとっては可愛そうな物語でもありますが、実際にはバオバブは多目的有用樹。人々に愛されている木なんですよね。その辺は又の機会に書きましょう。

バオバブとは・・・

バオバブ(英名:Baobab、学名:Adansonia)はアオイ目アオイ科(クロンキスト体系や新エングラー体系ではパンヤ科)バオバブ属の総称のこと。

「バオバブ」の名は、16世紀に北アフリカを旅したイタリア人植物学者が「バ・オバブ」と著書に記したのが始まり。もとはアラビア語のブー・フブーブ(種がたくさんあるもの)から来ているという説がある。

学名はA. digitataを報告した仏人自然学者Michel Adansonの名に由来する。原生種がマダガスカルに6種、オーストラリアとアフリカに1種ずつ存在する。ウイキペディアより

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ついでに、その夜の食事を少々、私の周りは食いしん坊が多いから。笑 その日のホテルは インペリアル・ホテル。 ガイドのフィーディーも吉田先生も泊まったことがないそうで・・・名前が良過ぎると、得てして変なホテルが多いんだよね~なんて言ってました。どんなホテルでしょう?!

ホテル情報は明日にして、今日は食事の話題にしましょう。

ホテルから歩いて数分のレストランで夕食です。

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ここは、海辺ちかく。じゃじゃーん、前菜に生牡蠣が! あー、あー、おいしそう。 でも駄目駄目。今からお腹を壊したら、後が大変ですもの。我慢我慢!!!

私はシーフードのスープ。カレー味のスープでした。サラダでもOK。

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メインも色々選べます。

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美味しそうでしょう~?! あ、そうそう、忘れてました。山も歩いたし、、、これが最高でした!もちろんビールです!この日は、カステルビールを飲みました。

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デザートは、毎日毎食デザートの候補の中にあったのがこれ。 バナナフランベです。ラム酒を注いで、火をつけてアルコール分を飛ばして食べます。ここのはちょっと濃厚な味だったとかharumiさんが言ってたな。それにしても、見て見て、4本ですよ! お腹一杯食べて、最後にバナナ4本とはね。 

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こんなデザートもありました。チョイスできるのがいいです♪

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このプリン、美味しかった。でも、これもでかい!!!

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マダガスカルのお料理、フランスの影響で美味しいです。でも量が多くて・・・旅、中ごろではは、もういいよ~なんて感じでした。若干一名、いくらでも食べれる女性が一人いましたっけ。。。笑 違う違う、私じゃないです~♪ 植物(しょくぶつ)も好きだけど、もっと好きなのは食物(しょくもつ)ですとおっしゃるTさんです^^

3時起きの長い一日は、やっと終わりそうです。

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昼間の暑さとうって変わって、夜風は気持ちいいです。

バオバブといったら、私の中ではモーリシャスのパンプルムース植物園で見たバオバブを思い出すのです。良かったら、読んで見て下さい。自分でいうのもなんですが、結構楽しいですよ!読み返してみて、昔は元気よくブログを書いてたな~なんて思っちゃいました。なんか勢いが違います。年とったかな・・・よく言えば、落ち着いたかな。笑 これからも楽しく書こうっと!

モーリシャスの旅 7 パンプルムース植物園→
http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_da7d.html

おやすみなさい

では

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2015年9月24日 (木)

ウィンザー城で@マダガスカル・パキポディウムツアー12

ウィンザー城を目指して歩き始めます。はるか向こうの岩山の上に立つ要塞(見張り台)辺りまで歩くのでしょう。標高差は一体どれくらいなのかな。とにかく見たいものは、パキポディウム・ウィンゾリイ 赤い花の咲くパキポディウムです。

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咲いててくれるかな。 

途中、バオバブの2種(アダンソニア・スアレゼンシスとアダンソニア・マダガスカリエンシス)を見ながら登ること、およそ1時間半ぐらいかな。

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あー、もうちょっとだぁ。最後の階段を頑張って登ると頂上に着きました。足元にこんな三角点のようなものが。 こんな山登りをするとは思いもよらなかったけど、もしかして、ここ頂上よね? これ、高さ表示かな?

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934m ウィンザーキャッスル山 登頂NO98 やったー!

周りの人も賛同してくれたので、NO98にすることにしました。周りにここより高いところはありません。アンチラナナ州で一番高い場所のはずです。

眺めは最高! でも風が~~ かなりの風です。ちょうど登ったところにアロエの花が咲いていました。

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ごめんなさい、花じゃなくて、とっくに実になってますね。 このアロエは、ここの固有種でアロエ・スアレゼンシス
Img_1268               Aloe suarezensis  アロエ・スアレゼンシス

オレンジ色がかった葉が光に輝いてとても綺麗でした。

もうひとつ、気になったのはこの子。 ユーフォルビアの仲間ですね。細長い葉の先に小さい白い花が咲きます。

Img_0266002             Euphorbia bulpisbina  ユーフォルビア・ブルピスビナ
でも、私達の探しているのは、この子達には悪いけど、違うんです。 パキポディウム・ウィンゾリイ。 辺りに赤い花は咲いていないか、皆で探すのですが見当たりません。

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何処かに咲いてないかな・・・どうか咲いててくれよ。崖の下のほうを覗きこむツアーリーダーのTさん。写真では全然伝わってきませんが、風がすごいんです。お願い落ちないで下さいよ~

もうほぼ諦めかけていた時、探しに行ったtsukaさんが戻ってきて、なんだかそんな感じの花があるんだけど違うかな。一緒に行ってみてくれないかな? この辺りで植物に詳しいガイドを案内して確かめに行きました。遠くで、「あったよー!ウインゾリィだよー!」の大声がしました。 「やった~!」

崖を少し降りて、いってみると咲いてました赤い花!

近寄れるような場所ではなく、向こうの崖の壁面に一株

あれよあれ、どこよー???って感じではありましたが・・・

それでも見れて嬉しい~♪

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100mmマクロで頑張って写した写真です。どうにかね。まわりに株はあるけれど、花が咲いているのはこの株だけ。

Img_0310002       Pachypodium windsorii パキポディウム・ウィンゾリイ   

大きくしてみました。 株もとのところが丸くなっているのが特徴です。アロエちゃんがちょうど邪魔なのよね。皆必死で撮ってたけど、望遠レンズ使ったら、よく撮れてるのかな?

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sawai氏も頑張ってますね。いいのが撮れてたら見せて下さい^^

パキポディウム・ウインゾリィは悲しいことに盗掘が激しく、数が激減していると聞きました。

人の目に触れない岩場でいいから、そっと咲き続けて欲しいものです。

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ユーフォルビア・ブルピスビナがいっぱい群生しています。

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山頂では、依然として風が強くて、置いてあるザックが飛んでいきます。私のザックが・・・!フィーディーが追いかけてくれました。びっくりです。危ないから、もう行こう~! Tさんの言葉に心引かれながらも山頂を後にしたのでした。

もうひとつ、このハナキリンも、姿はとげだらけで敬遠しちゃうけど、花をよーく見ると可愛いかった。

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よかった、よかった。探し当ててくれたtsukaさんのお手柄です。今夜はワインをどうぞ!です。悪路をやってきた甲斐がありました。 はっぴー♪

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夕方になると、あたりに牛がどんどん現れてきました。 人の姿はまったく見られません。 「盗む人がいないから、半野生なんだよ。」とのことでした。

盗むという意識の無い世界がまだあるんですね。

ジープはまた藪を掻き分け掻き分け、ぐわんぐわんと揺れながら、帰路を進んでいきました。とっても悪路だったのがとっても楽しかった、そしてパキポディウム2種類目も無事見れて、充実した旅3日目でした。

まだ3日目なんですね~ いやー、先は長そうです。笑

あ、こんなカメレオンも見ましたよ。

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コンデジで写したもので、ピントあってませんが・・・胴体が輝いてるカメレオンはこの時だけだったから見てください。

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では

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2015年9月23日 (水)

マダガスカル雑記@マダガスカル・パキポディウムツアー11

タイトルの写真を変えました。この街は、サザンクロス街道を北上中、トイレ休憩にガソリンスタンドに立ち寄った時の街です。ついでに、左から2番めのお店で塩を買いました。塩を買う時に、ちょこっと横を見てみると・・・こんなものが・・・これって、ここにあって大丈夫?

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さて、私は何を見て心配になったのでしょう?

宝探ししてみて~~笑

それは、左のショーケースの中のまあるいもの。牛の絵のまあるいパッケージ。チーズでしょ~~?! 冷蔵保存しなくて大丈夫なものでしたっけ? こちらの方が自信がなくなってくる。。。スーパーできちんと見てみようっと。

たらいの中で売られているのは、左から塩、砂糖、珈琲でした。

あき缶一杯で約15円。 買ってみることに・・・

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急に外人がやってきて、どんどん買うものだから、おじさん少し緊張気味^^
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まいどあり~♪ 一応、天日干しして、このところ、よくお料理に使ってます。ガイドのフィーディーが怪訝そうな顔してますね。都会暮らしのフィーディーはこういうところでは塩は買わないのかな?

そのフィーディーが隣の帽子屋さんで帽子を買いました。3000アリアリだったような。120円です。カメラを向けると、帽子屋の女性がニッコリと笑顔で答えてくれました。本当にマダガスカル人はすぐに笑ってくれて、こちらがホッとします。

笑顔が素敵でしょ。

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今こうやって眺めてみると、畑でとても重宝しそうな帽子がいっぱいあるではないですか・・・それも、ツバの透かし模様が素敵ですね。買って帰ればよかった・・・
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マダガスカル人は、よく帽子をかぶっています。それもとてもお洒落。日本人に真似は出来ないな。

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これも、トイレ休憩の時に見た光景。帽子軍団が歩いていきました。

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↑この人は、惣菜屋さんのおかみさん。

男の人も・・・素敵です。

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荷物は、当たり前に頭に載せて運びます。

小さいときからの訓練なんですね~サロンも様々で素敵です。

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もうひとつ、籠も買いました。

帽子屋さんの横に掛けてあった籠。Sさんに、120円ならお買い上げでしょう?!といわれて、買っちゃった。気に入っちゃってます^^

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手前は、皆で飲むワインを3本買ったら入れてくれた籠。欲しい人3人でじゃんけん勝負して、ふふふゲット出来ました!

今日は、タイトルの写真を変えたついでにお買い物情報でした。

あしたは、ウインザー城での植物情報へ戻ります。

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今日もいいお天気ですね。

きょうは、畑へ行って、ミニ白菜を植えてきます。

では

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2015年9月20日 (日)

巾着田へ

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昨日は、巾着田を歩いてきました。

マダガスカルから帰って、どうも元気が戻らず、夜は良く眠れない。。。変だ変だと思うばかりでは復活できないので、誘いに乗せて頂いて、巾着田のある埼玉県高麗駅(西部池袋線)から高麗峠を越えて、飯能まで歩いてきました。約25000歩歩いて、さすがに夜はぐっすりと眠れ、今朝は爽快な気分になれました。

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巾着田の彼岸花(曼珠沙華)は花盛り。

それは豪華な真っ赤な世界が広がっていました。

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巾着田HP→http://www.kinchakuda.com/index.htm

しかし、彼岸花を撮影するのは難しいですね。

朝の光がとても強くて、明暗がきつくて、撮影し辛い状況。

それに赤い花のバックが、同じ花の赤では、対象の花が浮き立ちません。

なので、花が目立つ場所を探しました。

下の写真のようにバックが木の幹とか暗いものをバックにすると赤い花が綺麗に浮き立ちます。そして、光り輝く後方の木の葉のうす緑も計算に入れて、パチリと写しました。

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黒いものがなくても、緑色の茎の前で花を浮かせることも出来ますね。

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少し工夫をすることで、花が浮き出てきます。

何も考えなくて写しても、これほどの見事な赤い世界だと、ある程度は見事に写りますが、自分が何かちょっと工夫して写した写真は、愛着が湧いて、思い入れが強くなるものです。工夫をしただけ、平凡な域から脱した写真が撮れます。そして、それを続けていると写真を撮ることがどんどん楽しくなってくるはずです。

ぜひ、工夫を一つ!!! してみて下さいね♪

せっかくカメラを持っているなら、一つ工夫をしてみましょう。

なんて、今日はカメラ教室みたい。笑

前の方で、Iさんが、「ねーねー、ストークが綺麗よ~~」と、いうので、その声に誘われて・・・茎を目立たせることに意識をむけました。

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彼岸花の面白さは、花の形も魅力的ですが、やはり、すーっと立つ葉のない茎も負けずに魅力的です。
透ける光も考えて、一枚パチリ。
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縦に写しても面白いかも・・・と、写したのが下の写真。
木の幹が影を作って、明暗がきれいです。

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そして同じ茎がきれいなら、次はバックの景色の綺麗な場所へ。昨日はバックの緑がとても綺麗に映えていました。

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横からばかり写したので、今度は、上からの表情も写してみました。

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上から見ることは、あまりないかもしれませんね。

これも花火みたいで綺麗でした。

皆をあまり待たせてはいけないので、急いでパチリパチリ。。。

光が強くて、とっても難しかったのですが、カメラはやっぱり楽しい♪

私のカメラ好きに付き合ってくれる優しい仲間です。

ありがとう♪ 

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白花もちらほら

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あいあい橋を渡って、聖天院へ。とても綺麗に手入れされていたのが印象的でした。

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高麗神社、高麗住宅など見ながら、高麗峠を越えて飯能駅までてくてくてくてく。

これが私達のいいところ。決して観光地だけでは済みません。

かなり暑かった昨日でしたが、高麗峠に入ると、打って変わって木々の間を風がそよぎ、涼しい環境になりました。少々、疲れるくらいがちょうど良い距離。あっという間に眠れる幸せな夜でした。

日本もいいでしょう? 

友達の問いに

もちろん、日本もいいよ~~♪

高麗峠にさしかかる頃に目にした、

畑の脇に咲く彼岸花。

小さな流れに沿って咲く彼岸花。

さっきの群生よりも心を奪われたのはなぜかしら?

彼岸花とは・・・

http://matome.naver.jp/odai/2138008603401060501

http://www.hana300.com/higanb.html

http://allabout.co.jp/gm/gc/220622/

では

*****

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2015年9月17日 (木)

タイトルの写真変更

タイトルの写真をインドのアルナーチャル・プラディシュ州で見た青いケシの写真から、マダガスカルの固有種の椰子、ビスマルキア・ノビリスが茂るイサロ国立公園の写真に変えました。

気分一新です♪

今日は、これだけで寝ることにします。

昨日は、畑の種まきもほぼ終了。大根やほうれん草、株、茎ブロッコリー、春菊、水菜、浅葱など、また楽しみが増えました。今日は、たっぷりの雨がふってくれて、いいかんじ。。。

おやすみなさい。

では

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2015年9月16日 (水)

傷だらけ?! No problem!!!@マダガスカル・パキポディウムツアー 10

ジープはウィンザー城を目指します

でこぼこ道は当たり前、小さな川には当たり前に橋はなく、水の中を進みます。橋があったと思ったら、1m幅の鉄板が2本渡してあるだけ・・・そんなハードな道を3号車のドライバーは丁寧にこなして運転してくれました。上手い運転です!!!

この日の道路が旅一番の激しい道路でした。オフロードではないんだけど、オフロードのようなものです。木の枝でジープはめちゃくちゃ傷だらけ、半端な傷じゃないです。棘のある茨の道を突進です^^ 4厘駆動のジープはこの為にあるんだわ~~決して、綺麗に乗るものではないことを初めて認識させられました。笑

擦り傷だらけでも、NO PROBLEM!!!

一体、観光客でウィンザー城へ行く人はいるんだろうか?と思わせられる道路状況でした。一年間誰も来なかったら、この道はなくなるね、隣でmさんがポツンと言った言葉が耳に残っています。

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周辺にはバオバブらしき木(初めてなので・・・だよね、バオバブだよね~なんていってたら、ドライバーがバオバブ~!!!と教えてくれました。)も見え、先ほど見たパキポディウム・ルーテンベルギアナもちらほら見えたりします。道路も植物も、もの珍しさが勝り、左右をキョロキョロしてばかり♪ それにしても広い~~草原が果てしなく続き、焼き畑で焦げた場所も多く見られました。

30分ぐらい走った頃、あれがウィンザー城だと教えて貰いました。
あー、あの辺まで行くのね。まだまだ遠い。

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左端のぼこっと飛び出た高い山のてっぺんにちょこっと尖がったものが見え、あそこがウィンザー城だと知りました。でも、この時は、あそこ、あの山の頂上まで登るとは思ってもいなかった私なのでした。

お願い!そういう事は早く教えて~! はっ? あそこの上まで登るのね?! 次の休憩で初めて聞いた私なのでした。見た目よりたいした事ないですから・・・と、吉田先生に言われ、ま、いいかぁ~~どうにかなるか~~ 行くっきゃないよね~~そう覚悟を決めた私なのでした。

今朝、3時起きだったんですけど、飛行機にも乗ったし、ちょっとした旅をしてここにいるんですが・・・(内心、ボソッとつぶやいちゃいましたがね。) 

でもまだ旅の始めで元気はあったな~~。

Img_1207001        岩の上に見えるのがイギリス軍が20世紀初頭に作った要塞

さあ、到着。ここから歩きますよ~

この辺でパキポディウム・ウインゾリーは見れるのかな? 

来る前に調べたパキポディウム・ウインゾリーの資料などには、アンチラナナ州、ウィンザー城周辺の地域で見られるとありました。楽しみです。

アンチナララ湾が見渡せます。この大きな湾は世界一の規模の湾だそうで、とっても綺麗な水でした。脚でも漬けてみたかったな。ちなみにアンチラナナとは湾という意味だそうです。

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ひとまず、ランチにしましょう。 強風なので、こっちにと案内されたのは・・・
Img_1222001      タマリンドの実

嬉しいことにタマリンドの木の下でした。この実の中の種の周りは甘酸っぱくて美味しいんです。大好き^^

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な、なんと!!! 蟹???

美味しいランチでした♪

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甲羅をひっくり返すと、中は・・・

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こんなとこで、こんなものが・・・マダガスカルの食事でよく感じたことです。

お食事の様子は小さく載せましょう。突然撮ったもので・・・

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満腹になったので、歩き始めます。

では

*****

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2015年9月14日 (月)

パキポディウム・ルーテンベルギアヌム@マダガスカル・パキポディウムツアー 9

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わー、あれはパキポディウム???

パキポディウムだわよね!!!

ジープが止まった左手の小高い丘の上に白い花をつけた2本の木が立っています。

わー、いよいよです。

ジープを降りて、遠目にはじめて見たパキポディウムの木は、想像通りの姿で青空をバックに花の白さが際立っていました。皆勇んでこのぐちゃぐちゃの木の枝を掻き分けて進んでいました。初めて見たので、みんな興奮気味なんですよね。写真では分からないでしょうが、風がすごいのに。。。

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いやー、風にも負けず、土埃にも負けず、もういいんじゃない~~というほど、男性陣はしつこく写してましたね。

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マダガスカルは、ゴンドワナ大陸分裂でアフリカ大陸から分離し、さらにインド亜大陸がマダガスカル島から分離したため、独自の進化を遂げてきました。孤立した島であり続けたことから、ここでしか見られない動植物相を持っています。

言ってみれば、面白い!!!島!!!

珍しいものだらけ~~ということです。

今回の旅のお目当て、キョウチクトウ科のパキポディウム(Pachypodium)は、アフリカ南部とマダガスカルに20数種類が分布しているといわれています。

ここで見たのは、パキポディウム・ルーテンベルギアヌム(P. rutenbergianum)

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直径5cmぐらいの花を咲かせます。

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キョウチクトウ科なので、実は牛の角のように分かれて、必ず2つあります。花の向こう側で見づらいですが、二つの実の根元はくっ付いています。
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あんまりいい写真じゃないけど、こっちなら分かりやすいですね。
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幹には沢山の棘があります。幼木を写してみました。

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こんなに棘棘です。大きくなると幹が直径1mにもなるそうですよ。

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下を見下ろせば、こんな感じで、まさに乾燥地帯。

砂埃が凄くて、頭の中まで砂だらけ。

パキポディウムは乾燥地帯に生えること。実感できましたぁ!

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おおーい、いくぞ~~!!!

何度も呼びかけて、やっと帰ってきました。カメラ好きの男性陣。

まだ次があるからね。 

さあ、次の場所、ウインザー城へ向かって進みます ていっても、どんなところか良く分かりませんが、とにかくLET'S GO !!!

では

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2015年9月13日 (日)

ワサビノキ@マダガスカルパキポディウムツアー 8

Img_1194  モリンガ 学名:Moringa oleifera Lam. 和名:ワサビノキ、ドラムスティックの木

ディエゴスアレス(アンチラナナ)の街では、この植物があちこちで見られ気になりました。ランチの用意を積み込むためにジープを止めた時に、ちょうど観察することができました。

Img_1187         あたりは赤茶色の世界です

日本ではワサビノキといわれるモリンガです。根の味がワサビの味に似ていることから、日本ではワサビノキと言われるようです。

これは、マダガスカル原産ではなく、北西部インドのヒマラヤ山脈の南麓や広く熱帯•亜熱帯地域で栽培されているようです。かなり広範囲で見られる植物ですね。最も多く栽培されているのはインドだそうです。

干ばつに強い木である。その若い種子の鞘や葉は野菜として使用されている。と、ウイキペディアに書いてあります。

詳細はこんなHPも

色々な写真が楽しめます^^

http://koppunmaak.blog115.fc2.com/blog-entry-1185.html

http://www.nippon-shinyaku.co.jp/herb/db/flower/2001/moringa_oleifera.html

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待ち時間に、ぶら下がっている莢を取ってみることに。 

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果実は、20 - 45センチメートルほどの大きさの茶色の三面カプセル型でぶら下がっており、中に直径約1cmのこげ茶色の球状の種子が入っている。種子は三枚の白っぽい薄い翼を持ち、風や水に飛ばされる (ウイキペディアより)

調べてみると、パウダー、オイルなど、サプリメントとしてとても人気があるようですね。次世代のスーパーフードらしいですよ。古くから、"奇跡の木""薬箱の木"と呼ばれ、多くの地域で食され、人々の健康を支えてきていると説明に書いてあります。

読んでると、飲みたくなってきました~~~笑 旅疲れから脱し切れていない私です。

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さ、ランチを積んで出発です。お水もゲット。ペットボトル1本1000アリアリ。約40円です。

ジープは勢いよく走り出しました

庭先に植えられているこの木を見つけて、モリンガ!!!と指差すと、ジープの運転手が ムーリンガ・○○○○とさらっと学名で教えてくれました。

びっくり!!! 

マダガスカルのドライバーは学名で植物が説明できるの~~♪ 

色々教えてくれるのですが、ポカーンとしているのは私達。アルファベットが頭を中をさあーーと通り過ぎていくばかりなのでした

ツアーリーダーのtomiさんも吉田先生も1号車のなので、植物情報は入らず、おまけに私はどこへ行くの??? ウィンザー城の方へパキポディウムを見に行くことだけは分かってますがね・・・

ま、どこでもいいです、連れてって~~!!!

綿の木、カッポックも沢山目に付きます。実がぶら下がってます。

でもでも、写真を撮りたくても撮れるような道路状況じゃございません。

土埃をあげながら、大地を駆け抜けるジープ3台。

そのうち、1号車のジープがキューッと止まりました。

左の斜面を見上げると・・・そこには、おおー!

あれなのね。。。カメラを掴んで強風の中を飛び出した男達。

皆 飛び出すのが早い早い! 

さあ、そこに見えたものとは・・・

明日に続く

では

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2015年9月12日 (土)

ディエゴスアレスへ@マダガスカル・パキポディウムツアー 7

旅3日目の朝は3時起き。 この日はマダガスカル北端の都市、アンチナララ(ディエゴスアレス)へ飛行機で飛ぶ日です。マダガスカル人はほとんどの人がディエゴと言っているみたい。

まずは、マダガスカル共和国の位置を再確認しましょう。なんていって、自分に言い聞かせてるんですがね・・・

おおー、今知った初めて知った!こんなに南にあったのね。

マダガスカルの地図は見て出発したけれど、アフリカの東海岸って事も知ってましたよ、もちろん。何度か行きたいと旅程を組んでみた過去もあるし・・・でも、もうちょっと北の方かと思ってました。結構、南アフリカに近いじゃないですか。

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国土は、きっと皆が思っているより広いです。日本の1.6倍です。島、島って言うから、小さいイメージになっちゃうんですよね。大きな国です。ちょうど真中辺りの首都アンタナナリボから各都市へは空路で繋がっています。各地への飛行機の出発時間は殆どの便が朝飛び立ち、夕方またアンタナナリボへ戻ってきて集結します。
地図は http://www.aquanotes.com/africa/madagascar.html より借用

朝3時起床、4時朝食、4時45分出発 早いです~ それに、ちゃんと時刻通り飛ぶのは奇跡といわれているマダガスカル航空。飛び立つまで気を揉んでしまいます。

前の日、朝早く、ごそごそ言う音が外で聞こえ、窓から覗いてみると、日本人らしき女性3人がホテルを出て行ったので、一体こんなに早くどこへ行ったのだろう?と不審に思っていました。そして、その人達、また戻ってきたのです。それも朝早く6時半ごろ?だったかな・・・

今思えば、その人達飛行機が飛ばなくて戻ってきたんですね。こういう事はしょっちゅうの出来事らしいです。

私達の乗り込んだ飛行機は?というと、調子良く、いえいえ、早くなったとかで・・・急いで搭乗させられ無事離陸しました。ディエゴスアレスまでは約2時間位。隣には一人旅の小学生らしき男の子が座りました。ほー、一人旅かい?!飛行機にも慣れている様子で、いいとこのお坊ちゃまかな?

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6時20分過ぎに飛び立った飛行機から外を覗くと赤茶色の大地が見渡せ、田んぼも見えます。でもそのうち、緑色は一切なくなり、ぼこぼことした赤茶色ONLYの世界に変わってきました。この景色はかなり長い間続きました。ほーーー!!!

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そのうち火山がぼこぼこ現れたりしながら、最後に目的地ディエゴの象徴的な島が見えてきました。あー、いよいよ着いたかな♪

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ね、まるで懐かしい甘食のような形でしょ?! 

しかし、最後の最後に、何と揺れたことか!揺れましたねー。すとん!すとん!という感覚、久しぶりに味わいました。その度に、きゃー!きゃー!着いてみて分かったのですが、風が凄かったんですね。島が見えて、いよいよ着いた!なんていう安堵感は吹き飛んじゃって、隣の男の子と変顔で語り合っちゃいましたよ。マダガスカル人さん達は到着時には拍手喝采してました。

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美味しいデニッシュパンが出ました。

吉田先生にパイロットが下手だったんですか?と聞いたら、いやぁ、あの風であれぐらいで済んだら、パイロットは上手い方でしょう!ですって。 いずれにしろ、飛行機は左右に大きく揺れながら、無事着陸しました♪

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風は強いものの、日差しは明るいディエゴスアレス(アンチラナナ)の空港。黄色いタクシーが可愛いです。

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このタクシーには目玉にまつ毛がある。なんてチャーミング!

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そして、目に付いたのがこの広告。毎日のように飲んだTHBビールの広告です!赤と黄色の世界、南国の島らしくていいですね。

さあ、ここからはジープ3台に乗り込んで、すぐにパキポディウムを求めて出発です

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ピクニックランチの道具を積むために小休止。

都会から突然田舎に様変わり、私はというと、面白そうな気配を多分に感じて、ふふふ、ワクワクしてきましたよーーー!ヤシの木、ホウオウボクの実がぶら下がっている木、綿の木のカポックなどなど色々な物が目に入ってきます。いやー、これは面白くなりそう・・・笑

明日に続く

では

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2015年9月11日 (金)

マダガスカル・パキポディウムツアー 6

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旅2日目、アンタナナリボ郊外のアンブヒマンガの丘(AMBOHIMANGA)へ。マダガスカル語では、Uという文字がないそうで、BOはブと発音するのだそうです。マダガスカルを統一したメリナ王国の王宮跡です。

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バスを降りたのは、こんな場所。石畳はフランスの影響ですね。フランスの田舎にも見えるでしょ?!フランスの田舎より味があっていいかも。。。

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赤い花が目に付きました。

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よく見るとポインセチアでした。園芸種のようです。

ポインセチアは、この後、旅の先々で家の庭先などで、とても沢山目につきました。でも、乾季だからか葉は見られず、それでも綺麗な赤が輝いていて印象的でした。

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マダガスカル人の先祖はインドネシアからやって来たといわれています。台湾の高砂族だとも・・・その人達とアフリカ本国からの人達が混ざり合って、今のマダガスカル人になっていったと言われています。
マダガスカル人の主食は米。稲作もインドネシアからの伝来。マダガスカルは一人当たり世界一の米消費国なんですって。

子ども達の顔にアジアを感じることがよくありました。

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これは、女王の木だっけ・・・詳細は又載せます。(女王ではなくて王様の木でした。イチジクの仲間です。)今回はharumiさんが筆記係を勤めてくれて、私はカメラ係。(勝手にそう思ってます。笑) いずれにしろ、固有種のはずです。
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面白いことに、葉っぱの片方を折り曲げるとちょうどマダガスカルの国になります。

ガイドのフィーディーが葉をとって、折り曲げて説明してくれました。明日は、ここ、北の先っちょに行きますよ!

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おみやげ物さんにちらっと気を取られながら・・・だって、なかなか素敵でしょ。刺繍とか手仕事の作品は気になってしょうがない^^

まだ先で買えると思うのはやはり間違い。 

このお人形も地味めのバオバブのテーブルクロスも、この先目にすることはありませんでした。残念・・・しょぼん。

+++++

さ、王宮跡に着きました。

ここは、マダガスカルを統一したメリナ王国の王宮跡で、アンドリアナ・ンポイニ・メリナ王が暮らしていた木造建物があります。統一後、政治の中心はアンタナナリボへ移りましたが、その後も女王の別荘があった場所だそうです。

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メリナ王国に敬意を表して、一度訪れるにはいい場所かもしれませんね。

ジャカランダの大木が目に付きました。アンタナナリボといえば、ジャカランダでも有名ですね。

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実も付いています。

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一番上まで登っていくと、丘というだけあって、展望が抜群。 気持ちのいい景色が開けていました。

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この赤い花は、マダガスカルで見たいと思っていたハナキリン。日本でも結構流行っていますが、ハナキリンはマダガスカル原産。

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マダガスカルの市街地では建物の塀の外側にずーーと植えられていて、泥棒よけになっています。なぜかって、それはこのめちゃくちゃ激しい棘です!!!ドロボーもやですよね。

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ここでも落ちないように防護柵代わり。

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花弁のように見えるのは、苞です。中の小さいのが花。

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ハナキリンが自生しているところを見れるかな? 

この時そう思った願いは・・・

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一番覚えているのは、イサロ国立公園でのこの子でした。ちょこっとだったけど、綺麗な色を発していました。

乾季の岩場に咲く元気のいい子でした。

ついでにこの子も

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苞が二つですね。

では

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2015年9月 9日 (水)

マダガスカル・パキポディウムツアー 5

事の発端はこの本のこのページでした。


平凡社 on twitter より

植物写真家・木原浩氏の写真集、「世界植物記・アフリカ・南アメリカ編」平凡社のこのページです。広大な平原をバックに逞しく咲いているひょうたんから咲き出したようなパキポディウム・ボロニイ 奇妙な姿に惹かれます。キョウチクトウ科の赤い花も大きくて見事です。

このページを開いたまま見入っていました。いいなあ~~

凄い平原だなぁ・・・空もきれいだなぁ、雲の流れもいいなぁ。。。 

行ってみたい、見てみたい!!!

ぐぐっと引き込まれました。

そんな時に目にしたのが、アルパインツアーサービス・ネイチャリング事業部のパキポディウムツアー。木原氏も色々情報を教えて貰ったというマダガスカルの植物には精通していらっしゃる植物学者吉田彰先生同行です。これはまたとない機会、行くっきゃないです^^個人では絶対に見られないパキポディウムの花咲く景色を見られそうです。

という訳で、行って来ました。 

8月25日から9月5日まで、10泊12日の旅。

バンコックまでタイ航空、そのあとはマダガスカルの首都アンタナナリボまで、マダガスカル航空。朝、11時に飛び立ち、アンタナナリボの飛行場に着いたのは、その日の夜10時。時差は-6時間なので、日本時間にすると、翌朝の4時着ということです。おおよそ17時間を経て、マダガスカルの地を踏みました。

日本円は換えられないと思っていましたが大丈夫で、空港で2万円を両替。5000アリアリ(約200円のお札)をどっさりと貰って、大金持ちになったような気分でホテルに向かいました。お財布には入らない量でしたよ~笑

それでも、着いてすぐにホテルで寝れるのはとても楽ですね。空港に近い小さな可愛いホテル、IC HOTELに到着。ぐっすりと寝ることができました。

参加者は9名、ツアーリーダーTomiさん、吉田先生、日本語が達者なガイドのフィーディー、計11名での楽しい旅の始まりです。

部屋はとても可愛くて、眠いのにパチリと写しちゃいました。

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私の部屋はキツネザルがテーマ。隣のharumiさんの部屋は旅人の木がテーマ。その隣はバオバブの木がテーマと可愛くまとめられています。ふふ、いい感じ。オレンジの大好きな私は嬉しくなっちゃいました。

でも、るんるんしてたのはつかの間。トイレに行って、水が出ない・・・その後、ゆっくりゆっくりムードで対処してくれ、最初からムーラ、ムーラを体験。トイレの水栓を廻したり、止めたり、結構面倒な部屋で、お湯もちょっとしか出てくれない・・・でも、眠くなって、眠気が勝って解決の初日でした。

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バオバブのオブジェが素敵。 マダガスカルの籠がいい感じにぶら下がっています。今思えば、この時買って置けばよかった・・・しっかりした作りで安いわ~さっぱりお金の感覚が身についていなかった最初の日々でした。100アリアリが4円ちょっと。なんせ0が多くて随分のお金を使う気になっちゃうのです。

この籠、一つ15000アリアリ。

約700円ぐらいです。 安い~~~!!!
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さあ、朝になりました。夜は結構寒くて、いっぱい着込んで寝ました。ダウンかフリースがあった方がいいですね。昼間は暑いのに、夜はぐんと冷えました。

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朝ご飯は・・・というと。 フランス領だったマダガスカルは、何と言ってもフランスパンです。 山のように積まれたフランスパン。 おいしかったぁ!あとは、大体、卵料理とチーズとヨーグルトと果物っていう感じが定番です。毎日フランスパンが楽しめます♪ どんなに田舎に行っても、フランスパンが売ってました。

例えば、これはどこだったか田舎の市場。バスの窓越しに写した写真。籠いっぱいにフランスパンです。この籠を担いでフランスパンを売っている姿もよく見かけました。

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さあ、お腹もいっぱいになったし、旅2日目はアンタナナリボの北にある世界遺産、アンブヒアマンガの丘を訪ねました。

それは又、明日。

では

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2015年9月 8日 (火)

マダガスカル・パキポディウムツアー 4

自分が思っているより、疲れていたみたいで、毎日夜は寝てしまっていました。なのに、クリックして下さっている数が多くて、申し訳ないです・・・今日は、少しでも写真アップしましょう。

さっき、やっと写してきた写真をざっと見ました。かなりの数、写したんです。マダガスカルはとても色彩豊か。私の大好きな色がたくさん目の前に広がっていました。どこをどう切り取っても絵になります。とてもお洒落な国でした。さすがにフランスの影響が濃い国なんですね。行って見なくちゃわからない・・・いつもそう思いますが、この国は特にそうかもしれませんね。

マダガスカルといえば、バオバブの次に皆が知っているのは、カメレオン?!?!

まずは、とっつきのいいところで、カメレオンの写真を載せましょうか。

旅日記は明日から始めますね♪

じゃじゃーん、マダガスカルで初めて見たカメレオン。それは第一日目、朝早く、ホテルのお庭で目にしたのでした!

「カメレオンがいるよ~!!!」「えっ、カメラ持ってくる~!!!」

という朝一番の行動で写した可愛いカメレオンちゃんです。

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カメレオン君の面白いところは目です。目が見る方向にくるくる動きます。

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今、私の事写そうとしたでしょ??? と、そちらの方向をちらり・・・小さい目玉が動きます。可愛いでしょ?!
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虫の大好きなharumiさんは手に乗せて大嬉し。

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カメレオンちゃんは、私、又モデルしてあげたわ~♪とでも、言いたげなご様子でした。
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2日目に見たのは、こちら。

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ガイドのフィーディーが棒切れの上に乗っけてくれました。ちょっと、やらせ。。。

手、脚もかわいいんですよ。
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なによ、そんなに上から覗き込まないで・・・チロリとちら見♪
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オレンジ色の帽子の上に乗せると試してみたかったけど、オレンジ色には変わらないって・・・そうなんだ・・・残念^^

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大きさはこんな感じでした。

乾季なので、カメレオンの数は少ないそうですが、結構見れました。バスに乗ってても見つけちゃうフィーディーの目は凄い!!!

又、ゆっくりと紹介しますね。

では

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2015年9月 5日 (土)

マダガスカル・パキポディウムツアー 3

ただいま~♪ 無事帰ってきました。

とても印象的な心に残る旅でした。

パキポディウムツアーでしたが、多くの方はマダガスカルといえば、きっとバオバブでしょう?! まずはこのバオバブをどうぞ。

Img_0743002                 バオバブ・フニー

島の南の果ての方にあるイファテという町にあるRENIANA保護区の入口の村で見たバオバブです。バオバブの木の下にいつもの様に何気なく座っている少年がとても印象的でした。

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棒切れ一本あれば遊べる子ども達。

いうまでもなく自然の全てが友達。懐かしい世界です。

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少年の手に持っている蝶は素晴らしい模様の蝶でした。名前は忘れたので又載せますね。(harumiさんが教えてくれました。アンテノール・ジャコウアゲハだそうです。後翅にある赤い色が特徴的なのですが、ちぎれてますね。)

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バオバブの前を牛車が通っていきました。

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マダガスカル一番の印象は、赤土と強い陽射しと黒い顔。カメラを向けるものにとっては困難極まりない世界でした。でも、どこもかしこもフォトジェニックな世界で写しまくってきました。楽しかったぁ~~♪

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MORAMORA~~♪

ムーラ、ムーラ~~♪ ゆっくりゆっくりという意味です。

何が大事か、これからの生き方を教えてもらったような12日間でした。

さあ、少々疲れたので、寝ることにします。

では

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2015年9月 3日 (木)

楽しんでます、マダガスカル♪@マダガスカル・パキポディウムツアー2

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パキポディウム・デンシフロールム

やっとネットが繋がります。
ここは首都アンタナナリボの手前のアンチラベという町
国道7号線を北上し、大草原の中を走ったり、棚田の美しさに感動したり----
毎日興奮しながら旅を続けています。
パキポディウムも沢山見れて大満足。
マダガスカルは人も自然も最上級(^.^)

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パキポディウムの写真を撮っていたら、子ども達が寄って来ました。
みんな笑顔!笑顔!
子ども達はカメラのモニターに写っている自分の姿を見て大興奮です。
家に大きな鏡はきっとそんざいしないんですよね。

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今日は小さな町で塩や籠を買いました。ガイドのフィーディーが帽子を買ったので、帽子屋さんをパチリ。

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明るい笑顔で溢れてます♪

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私も一緒にパチリと写った写真を載せて寝ますね。マダガスカルワインを飲んだので眠いの。
子ども達の笑顔に圧倒されっぱなしです。
明日は別種のパキポディウムを見て、アンタナナリボへ向かいます。

では
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