メコノプシス・ベラ
背丈があまり高くなくかわいい印象の青いケシ、メコノプシス・ベラ。
Meconopsis bella Prain メコノプシス・ベラ
道路脇の崖で、はじめて見た株です。葉は長いカヌーのオールみたいな形をしていました。高いところには沢山咲いているのが見えるのですが、下の方で咲いているのは、この一株だけ。まだ咲きたてで雨にも負けずしっかりとした顔をしていました。
近くには、蕾も・・・
この蕾が妙に気に入りました。花が咲く姿には、力強いエネルギーを感じます。
見ていたら、一体何をしているのかしら? とばかりこちらを伺いながら、道路端を重いであろう土袋を抱えて歩く女性の姿がありました。
土砂崩れの箇所に出来たガタガタ道の穴を埋める為の土を運んでいるのです。地元民ではなく、遠くから出稼ぎに来ているらしいです。
こちらも逞しい。。。
でも、こちらも逞しさは負けないかも・・・
駆け上って、撮れたわ! さ、降りなくちゃーー
皆元気だわ~
崖の上には沢山のベラが・・・もっと見たいけど仕方ない・・・限られた時間で見られただけでも嬉しいです。
しかし、これ以上見ることは無いと思っていたM.ベラ。
それが幸運なことに、最後の観察場所で見れたんです♪ 超ラッキーでした。
皆が口にした言葉、それは、「こんなとこにベラが!!!」でした。優しい印象のM.ベラ。崖の間に楚々と咲いてくれていました。
実際の大きさの感じはカメラと比べてみて下さい。
花糸が濃い青色なのが魅力を増しています。
まるで雨で溶けてしまいそうな優しい花弁です。
メコノプシス・ベラは、
吉田外司夫先生のヒマラヤ大図鑑によると・・・
分布:ネパール中部~ブータン (インド北東部も入りますね。)
花期:6~9月
高山帯の草地の急斜面に咲や岩棚に生える多年草でゴボウ状の長い根がある。・・・・・・・とかいてあります。詳しくは図鑑を見てくださいね。
ここでは、写真を見て色々感じてください。ネットで調べても、あまり写真も載ってない様子なのでお楽しみ頂けるかも知れません。
では
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