ヒマラヤを実感!巨大アザミ
高度が3500m辺りになってくると、見える世界が断然違ってきます。 車道の横に、とても目立つ植物が見えてきました。 あれは、もしやアザミ??? 葉のギザギザにとがった鋸歯の印象から、アザミ?という名前が湧いてきます。 一緒にジープに乗っていたYさんがとても気にいったようで、(私ももちろん興味深々・・・)
停まってくれないかな・・・
写したいな・・・と、言ってました。
花の部分は、かなり大きく、白い綿のようなもので覆われています。
よく目にする背丈の高いアザミというよりは、横に張って、しっかりと大地に根ざしている様子です。
なんか、カッコいい~! これぞ、ヒマラヤって感じ!
その時、前の車が停まって、matsuさんが・・・ 「花の咲いているのがあったから、停まりましょう~~♪」 「さすがmatsuさん、いいとこでちゃんと停まってくれるな~」 とは、Yさんの言葉でした。花も素敵だけど、この日から 高山病予防のダイアモックスを飲んでいるわたくし・・・トイレトイレトイレ~~ ダイアモックスを飲むと、トイレが近くなる・・・ダッシュでトイレへーーー、トイレなんて無いですよ、ナチュラルトイレでございます~♪ もう皆さんとはお尻合いの仲になりますでございます~
ふーーー、落ち着いて、写真撮影となりました。
このアザミ、迫力あっていいでしょ~?!
開き始めはこんな感じ。
次はこんな感じ。
ちょうど人の腰あたりの高さです。 Cirsium eriophoroides (Hook. f.) Petrak
吉田先生のヒマラヤ図鑑では、ちょっと姿が異なるようでしたが、ネットで調べた結果、やはりCirsium eriophoroides (Hook. f.) Petrak でいいようです。中国での画像が沢山見られました。不確かですが、今のところそうしておきます。
吉田外司夫先生のヒマラヤ大図鑑によると・・・
キルシウム・エピオフォロイデス Cirsium eriophoroides (Hook. f.) Petrak
分布:シッキム~ブータン、チベット南東部 花期:8~10月
亜高山帯の沢筋や高山帯の岩の多い草地に生える。高さ0.7~1.5mとなっています。
(花の直径4~5CMとなっているけど・・・もっと大きかったです。10cmぐらいありました。)
白い綿毛をすぱっと二つに切ると断面はどんな構造になっているのでしょうね。
寒い場所での保護の役目ですね。
極寒の地で生き延びる為の工夫ですね。
生命力逞しそうなやつだわ~。
では
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