アルナーチャル・プラデーシュ州へ
テズプールの綺麗なホテルで3日目の朝を向かえ、この日はひたすら移動。アッサム州からアルナーチャルプラデーシュ州へと移りました。アルナーチャル・プラデーシュ州は主にヒマラヤ山脈東部の中国、インドの国境紛争地帯において、インドが実効支配している領域に設置された州です。数年前迄入ることが出来ませんでした。今は中国との関係が落ち着いているので、許可が下りれば入ることができる状態になっています。
赤い部分がアルナーチャル・プラッデーシュ州です。中国、ブータン、ミャンマーに囲まれてます。人々の顔は、いわゆる日本人がイメージするインド人とは大きくかけ離れていて、中国系、チベット系の顔立ちの人が目立ちます。女性の衣装もサリーをまとっている人は見かけません。
ここが州の境界バルクポンにあるチェックゲートです。
ジープの運転手さんたちは手続きに行ったので、私達は歩いてお散歩して待つことに。思い起こせば、この日まで、晴れてました
真っ青な空が印象的だった州境。
見上げれば、5色のタルチョがたなびいて輝いていました。この旗(タルチョ)が飾られていれば、ここはチベット文化圏であるということです。
青は「空・天」、白は「風」、赤は「火」、緑は「水」、黄色は「大地」を意味していて、この世界をつくる「五大元素」を表していて、お経が書かれたタルチョは、風にはためくと、お経を読んだと同じ功徳があるとされています。
この後、通り過ぎる村々では必ず、タルチョが見られましたよ。
手続きが終わるまで、色んなお店を覗いて遊んでました。このチャパティを焼いてたおじさんは、照れながら愛嬌よく笑ってくれました。
最初はフライパンで焼いて、それを網の上に乗っけて・・・
膨らまして・・・
ひっくり返すよ~~♪
人々はインドボダイジュの木の下で憩います。向こうに見えるお店でトイレを借りました。
お礼にHさんがマンゴーを買ってました。 まだ秤が普通に使われてます。
このお店の女の子が可愛かったので、ぱちり。 でも、本当は後ろのお母さんらしき人の衣装と座り方にとてつもなく興味があったの~~
さ、そろそろ出発しますよ~~♪ このお店でmatsuさんがトイレの御礼に買ったクッキーが予想以上に美味しかったのも、意外だった。。。
話は余談ですが、インドのトラックの後ろには、クラクションを鳴らせと大きく書いてあります。追い越したい車はクラクションを鳴らすと前の車は道を譲ります。そのクラクションの音は半端じゃないんですよ~~ 去年、北インドへ行った時は慣れなくて、うるさーーい!と、何度思ったか・・・2度目となると、これがインドなんだなぁ!なんて平気で流せるようになっていた。。。慣れとは怖いものだ・・・笑
珍しく日傘をさしている・・・海外で日傘をさす風景は初めてかもしれない。。。雨季だから、これがさっと雨傘にもなるんですね。。。
おお! 卵に陽ががんがんあたってるよ!
と、仲間と声を上げつつ、埃舞い上がるチェックポイントを後にしたのでした。
先は長いです。あと、ホテルのあるディランの街まで何キロなんでしょう?200キロぐらい?そんなにはないかな?
明るいうちに着きますように!
では
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