ホテル・ペマリンin ディラン(Dirang)
入口が可愛い洋館のようだったホテル・ペマリン
部屋は運良く、角部屋で稼働率の良さそうな見晴らしのいい部屋でした。
写真に撮ると綺麗そうな部屋でしょ?! うーーん、何と言ってよいやら、、、場所が場所ですから・・・一応、お湯が出たので、良いとしましょう。 シャワーはあるものの、やっとこさ、細い流れがじょぼじょぼじょぼと出てくるだけで、話になりません。下の蛇口からはどうにか出るので、その下に中腰で座って、髪をなんとか洗いました。
とにかく、髪を洗わないと、これから3泊は山の上でテント生活になります。何事もええーーい!!!と、気合を入れて、釈迦釈迦釈迦~~っと、あれっ、違う違う、シャカシャカシャカっとシャンプー終わりで~す♪ このお水はどんなお水とか、、、どんなパイプを通って・・・とか考えないことです。とにかく!洗った~~!!! すっきり~~
窓からの眺めは抜群でした。 この部屋、NO17はいい部屋でした。この部屋はね~~
この部屋はねー、良かったのよねーというのは、じつは帰りもこのホテルに泊まったのです。ホテルに近づくと、あれー、私の前に泊まった部屋に明かりがついてる・・・ということは、誰かが使ってるのね。。。珍しく先客がいるようです。
他の人たちは前の時と同じ部屋が使えたのですが、私だけ、違う部屋になる事に。。。仕方ないか・・・と、通された部屋は・・・うーーーん、どうもいつもはあまり使われない部屋のような気配が・・・洗面所には蜘蛛の死骸が垂れ下がり、壁には蜘蛛の巣の塊が・・・数箇所。あー、見ない見ない。見えませんことよ! シーツをはがすと、髪の毛とお菓子の食べかすが・・・もう一個のベッドは綺麗だったから、がまんがまん、一泊すりゃいいのよ~なんて感じでしたね。
でもね、思ったんです、この時。 激しい雨のテント生活を3日終えてだったからか・・・貧しい生活の(金銭的にね)人たちを見たからか・・・思ったんです。ここに住む人達に綺麗にしてといったところで、彼らは、綺麗がどんなものか理解できないだろうと・・・ほこりや蜘蛛の巣は当たり前のもの。我々が感じる汚れを当たり前のものとして生活している彼らになにが望めるのだろうと・・・よそ者は私なんだよね~~
それでも、このホテルは従業員達は感じよく、居心地のいいホテルだったと思います。なかなか良い建物と笑顔の人達でしたよ。
このホテル、出来たころはきっともっと綺麗でエネルギッシュだったような印象を受けます。だんだんと維持するのも大変なのかもしれません。場所がなんといってもこの奥地ですから、いいほうだと思います。
レストランに行く途中で気になったものが・・・瓦礫の上にちょこんと置いてあったやかん。綺麗な形でしたぁ。
ね、いい形でしょ~?! 取っ手の曲げ方も綺麗です~♪ こういう美しい形のものを目にすると嬉しくなる私です。 理解してくれる人はいるのか?!?!笑 いいんです、自己満足で・・・私にとって、美しいものは美しいのじゃ。少なくともこれを作った人とは心が通じるのだ・・・それが嬉しいのだ・・・!!!
レストランはここ。
朝は、オムレツとパンとチャイ。夜はチョウメン(焼きそば)とカレー一種類とチャパティくらいだったかな・・・シンプルでしたが、悪くはない。そんな感じです。
壁にはこの地方のモンパ族の人達の写真が掛けてありました。この建物、イギリスの匂いがするんですが・・・何の建物だったのかな?と思って、仲間に聞いてみると、ホテル用に建てたんじゃない?との返答。そうかな~~??
朝、誰もいないロビー
何をしているのかな?と、思うと・・・お線香を立てて、一日の始まりの祈りでした。
外には、タルチョの旗が・・・
遠くにはチベット寺院が望めます。
さあ、テント生活がはじまる日がやってきました。 今日は、セラ峠(セラ・パス)4190mに行って、少し低いところに戻りテントで寝ます。標高が上がるけど、花はそれだけ素晴らしいものに出会えそうです。楽しみです♪
いつものようにジープがお待ちかね。
さあ、出発です
荷物はトランクからダッフルバッグに詰め替え、いよいよ!っていう気分。
どんな花が見れるかな~~♪
では
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