奥武蔵の俳句寺として有名な竹寺へ精進料理を食べに行って来ました。 前々から気になっていたけれど、個人では行きにくい場所にある竹寺。姉夫婦を誘って、またまたクラブツーリズムを利用して行ってきました。今回は食の旅です。
竹寺は、タクシーで飯能駅から大体30分ぐらい山奥にあり、神仏集合之遺構の寺です。横浜から出発したバスは、終点中沢のバス停で止まり、迎えに来ていたマイクロバスに乗り換え、約7~8分で境内に到着しました。
散策ではよく見るけれど、いつもは摘んで食べるわけにはいかない山菜や花達を、今日は、句とともに愛でながら、実際に食べてきました~~♪ 植物と俳句と共に出てくるお料理。楽しい経験でした。
まずは食事の前に本殿にお参りに行きましょう。 ご挨拶しなくちゃね。
よく写真で見てた茅の輪が見えてきました。 あー、あれなのね。前に歩いていた人が突然大きく手を広げて深呼吸♪ うんうん、よく分かる深呼吸したいその気持~
茅の輪とは、茅草(かやくさ)で作られた大きな輪のことです。くぐることによって、疫病や罪穢が祓われるといわれています。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が武塔神(むとうのかみ)(素盞鳴尊すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づいています。
ご本尊様は丑年に見られるそうです。あと6年後の話ですね。
歩いていると、植えられたものかどうかは分からないけれど、サクラソウが咲いていました。かなり広がって咲いてました。自生ではなさそうな気がしますが・・・いずれにしろかわいい姿を見れました。
ミミガタテンナンショウやウラシマソウも・・・
さ、お腹もすいたしご飯です。
建物はかなり古い建物のようです。
今日は総勢28名。 中に入るとずらっと並んでました美味しそうなお料理が。。。いろいろな形の竹の容器が気になります。
和尚さんの法話を聞きながらお食事タイムです。
ひとつ、ひとつのお料理の説明もして頂き・・・ふむふむ、とか、へーーー、とか、 わーー、とか、思ったより沢山の草花を食べれることに、ワクワク~~♪ ぐふっ♪ 嬉しい~♪
天ぷら 5種盛り合わせ コゴミ 味噌添え
さ、いよいよお料理ご紹介~ なんですが、まずはですね、竹のお箸が使い難い・・・住職さんいわく、それが又良しですって・・・節が邪魔でね~~上手く挟めず大変~
がんばって食べたお料理、さて、ご紹介です。
イタドリ、紫蘇にくるんだ梅の実(こりこり)
イタドリって、葉っぱも食べれるの? と、かぶりついた途端、うえっ! 渋い! めちゃくちゃ美味しくないイタドリの葉から始まりでした~~ しかし、茎はすっぱくて美味しい。スカンポと良くいうやつですよね。
ホトケノザとゆず
初めて食べたホトケノザ。 食べてみたけど、別に食べなくていいものだそうでした。 いえいいえ、ただの飾りでは勿体無い・・・それが以外においしい~~♪ ゆずは勿論美味
ツリガネニンジンのあえもの これ美味しい~
オトコヨウゾメとカリン
周りの人に何度聞かれたか、この名前。 オトコヨウゾメ、オトコヨウゾメ、、、、、意味は分かりません。。。 とにかくオトコヨウゾメ。。。 ガマズミの仲間かな・・・ オトコヨウゾメってなんですか?ってきかれても、とにかく、これがオトコヨウゾメなんです! って言う具合。笑 カリンが甘くて想像より、柔らかくて美味しい。
松葉と松の実
ワラビ
これが、グッドのお薬湯
満月に見立てた、きっとサツマイモかな?
ゆでタケノコ 味噌
アケビの花とワサビの和え物
危ない危ない、写すの忘れるところでした。 タケノコの煮びたし
焼きタケノコ ニリンソウ
ハナイカダ 白和え ハナイカダはいつも人気者
たけのこ寿司
蕎麦 ハチクの上にワサビ
最初は足りるかな・・・と思っていたお腹もかなり重くなりました。
大満足です♪ 花と句とお料理と・・・ 風情を楽しみつつの精進料理はかなりスペシャル! 私にとっては、縁の深い花々で、ゆっくりと一つ一つを味わえて嬉しい時間でした。
素晴らしく美声のウグイスが綺麗な泣き声で愛嬌を添えてくれました。
埼玉県、奥武蔵の竹寺。 植物好きにとっては、より一層楽しめる精進料理だと思います。又いつか季節を変えて訪れたいです。 秋は栗ご飯にキノコかな・・・笑
バスの車窓からは、沢山のスミレやキケマンや春の花々が見れました。少し歩いて食べるともっと美味しそうですね♪ 山歩き&ランチは最高かも・・・
バスは、引き続き 塩船観音へと向かいました。 ツツジで有名らしいです。
では
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