東京駅と新竹駅、ともに100歳を越え姉妹提携@台湾近代建築の旅 9
久しぶりに台湾の記事です。
台湾2日目、2月5日。新竹市へ。
新竹市は、台北から西南に位置し、今ではIT関連の企業の集まる都市になっています。
ランチに新竹で名物のビーフンを食べて、新竹駅へと向かいました。
今日のメインは駅舎です。
フランスのバロック風の中にゴシック風をも取り入れられた建物です。
ここでは、初めて牛目窓 ブルズアイ ウインドウ (bull's eye window)を覚えましたっけ。。。信号機の後ろに見える丸い窓です。バロック建築でよく見られる窓ですね。
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私が行ったのが2月5日、これから1週間後、
2月12日、東京駅とこの新竹駅は、姉妹提携が結ばれたのでした。
台湾鉄路管理局とJR東日本は12日、台湾の新竹駅(新竹市)と東京駅(東京都千代田区)の姉妹駅提携を結んだ。両駅舎はいずれも築100年を超す歴史的建造物で、当時の日本を代表する建築家が設計したことなどが縁となった。
台北市から約70キロ南西にある新竹駅は1893年に開業し、日本統治時代に松ケ崎万長(まつがさきつむなが)氏が設計し1913年に完成。台湾に現存する駅舎の中で最も古い。翌1914年に辰野金吾氏が設計した東京駅が開業した。
新竹駅前での式典ではJR東日本の深澤祐二副社長と江藤尚志(たかし)東京駅長、台湾鉄路の周永暉局長、黄栄華・新竹駅長が調印。江藤駅長は「100年後に私たちの子孫が東京駅でこのようなイベントができたらいい」と話した。
新竹駅では記念切符が発売され、多くの鉄道ファンらが買い求めた。
以上 毎日新聞記事より
その時の様子の写真が見れます。↓
http://mainichi.jp/select/news/20150213k0000m030106000c.html
http://mainichi.jp/graph/2015/02/13/20150213k0000m030106000c/001.html
私が行った時はお天気が今いちで寒かったぁ~暗いイメージの写真ですが、クリックしてみると提携の日はお天気も良さそうですね。椰子の木が聳える新竹駅には青空が似合います。
他に新竹では、旧市役所、警察署、消防署、映画館・有楽館、新竹信用組合の建物を見学しました。
台湾近代建築の旅、ゆっくりと続きます。
では
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