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2014年11月 4日 (火)

古都ソロ@インドネシア・織物と民族文化の旅 22

インドネシアの旅、こんなに日にちが経つのに、14日の旅行のまだ4日目です。ゆっくり書くので気が向いたら見てください。今週金曜日からネパールへヒマラヤザクラを見に行くし、ブログはいろんな所に飛ぶことと思いますが、気楽にあっちゃこっちゃを楽しんで頂ければ嬉しいです。

さ、ブリンハルジョ市場を見た後、古都ソロへ

ブンガワンソロの歌で、何となく耳にした事のある街の名前ですよね。私もそれぐらいのものでした。ソロの正式名称は「スラカルタ」といい、1745年にマタラム王国の王都がソロの地に移されたことからソロと呼ばれるようになりました。

ブンガワンソロの歌、良かったらどうぞ。

「ブンガワン・ソロ Bengawan Solo」-- 乾期のソロ川の岸辺でにわかに曲想を得て作ったという。ソロ川の源から海に至る流れと歴史の流れを重ねた曲です。(ウイキペディアより)

http://www.youtube.com/watch?v=Amnpel6EpdU

中部ジャワを支配していたマタラム王国は、1749年にスラカルタ(ソロ)のススフナン王家とジョグジャカルタのスルタン家に分裂、その後、インドネシア独立戦争の時、オランダを指示したソロと独立を支持したジョグジャカルタ。それぞれの街は、全く対照的な運命をたどることに・・・ ソロは自治権を失い、発展の道を閉ざされた結果となったのでした。 簡単な歴史はこんな感じかな・・・

まずは、マクヌガラン王宮

この王宮は、細長い回廊に囲まれていて、旧王室の末裔が今も住んでいらっしゃるそうです。

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壁の無い四角い建物に靴を脱いで入ります。この広い空間に人々は集まり、ダンスや音楽の芸能を楽しんだり、王家の行事をこなしたのでしょう。足元は冷たく、風通しもよく気持ち良いです。

ちょうど、ガムランの音楽の練習をしてました。その中にお嬢さんと一緒の日本人の女性の姿がありました。逞しいですね♪ 頑張って~~♪

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建物の中は博物館になっていて、建物を抜けると

南国の植物が活き活きとした中庭になっていました。その後ろの方に王家の方はお住まいだそうです。

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ピンクのチェイン・オブ・ラブやツンベルギアが目に付きます。

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モンステラやバニラ、ビカクシダ(鹿角シダ)が木に着生してますね。
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社会見学の学生でしょうか、学生達がやってきて突然賑やかに! 

子ども達の着ているバティック柄の制服が素敵です。国旗の色を表す制服とバティックの制服と2種類の制服があるそうです。バティックをとても大事にしていることが良く分かります。

子ども達のひょうきんさはどこも同じで、いいな~

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学校ごとに違ういろんなバティックの制服が見れて、とっても楽しいです♪

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王宮内のお土産物屋さんで、素敵なアンティークのバティックの布が見れて、もうちょっとで買いそうになっちゃいました。危ない危ない!倹約せねば~~とっても、柔らかい色合いで素敵だった~~ 馬鹿だわ!写真写して帰ればよかった。眺めて楽しめたのに・・・

そのあと、クレウェル市場で市場見学、ソロの数あるバティックのお店の並ぶカウマン地区へ

同じようなお店でちょっと飽きてきた~~

バティックもいいけど、こんな植物が目に付きましたぁ!

クレウェル市場の辺りはこの木でいっぱい!

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見慣れた人は、ぱっと見て、沢山ぶら下がるロープのような枝に、すぐに引き付けられちゃいます。

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近づいてみると、こんな実が!

そうなんです! これはソーセージツリー これまた懐かしい~~!

シンガポール植物園では人気の木です。

花はあまり開いていませんでしたが、こんなの。

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ソーセージツリーについてはこちらを見てね。2008年のブログです。

ソーセージツリー→http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_4205.html

マサイマラのソーセージツリー

http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_8ade.html


夕方、最後に歴史的建築も残るバティックの村、ラウェヤン地区をお散歩しました。

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ラウェヤン地区の地図
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バティックを作っているお店がこんなに多いとは。。。驚かせられます。

大きくしてみると、わかるかな? バティック何とかって書いてある家がいっぱい。

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歩いていると、いたるところに、こんなバティックの屋根があって、雰囲気を盛り上げてくれます。

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いかにもバティック・カンポン(村)で感じいいでしょ?!

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涼しそうなモチーフです。

一軒の熱帯植物に囲まれたお店。植物が活き活きしてると惹かれて入っちゃいます。

ちょっと失礼いたします~~笑

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でもね、植物が活き活きしたお店は、外れが無いんです!

手入れが良くて、心がこもってるってことだから・・・


さ、長くなるのでこの辺で。

そろそろジャワ島を離れて、楽しかった小さな島の事書こうかな~~

では

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