この木は外せない@インドネシア・織物と民族文化の旅 22
フローレンス島の話題に移ろうかと思ったのですが、やはりこれだけは書きたい!と、思う事が2~3あるので、しつこくまだジャワ島です。
旅5日目、織物から離れて遺跡巡りの日。
ボロブドゥールとプランバナンの二つの遺跡に行きました。
やっぱり、ツアーは欲張りだわ~~ 一日に、二つも行っちゃうのね~~
色々駆け足ツアーの不服を思い巡らせど、最近パパさんはしたいことが多くて、海外旅行意欲がうせちゃってます。 だから一緒に旅して頂ける方と楽しく旅できるだけでも幸せなこと。文句は言えません。このツアーだって、普通のツアーに比べると、うんとゆっくりしています。
ボロブドゥールといえば、シンガポールにいた時から行こう行こうと言いながら、チャンスに恵まれなかった場所。昔、シカゴにいたときに知り合ったアメリカ人のカップルが日本に憧れて英語の教師として来日。しかし、イメージしていた日本と違う。日本人はどうしてもっと古い建物とか大事にしないのか・・・と、落胆してたんです。日本のせわしなさに疲れて、元気なくなってた2人が旅してくると出かけていったのがボロブドゥール。二人はめちゃくちゃ感激して、、元気を貰って帰ってきました。あれから、25年が経つのねーーー。 ボロブドゥールという響きを耳にするたびに、癒されて帰ってきた2人の笑顔が思い出されます。
どんな魅力を持って彼女たちを癒したのか、見てみたいボロブドゥール。
色々なイメージを膨らませていました。
しかし、行きの車の中で、添乗員のshiraさんのいった言葉は、「あんまり美しくないです。まるで焦げたトーストのよう。。。」「ええー???焦げたトースト??? いつも、うちのパパさんが食べてるけど・・・(変な人なの、焦げたのが好きなの、)イメージが湧かないな・・・」
上の写真は、はじめて見た瞬間のボロブドゥール。そばにあるマノハラホテルから遺跡に行くことができて、人が多い参道を通らずに遺跡にいけました。嬉しい心配りありがたかったです。確かに、焦げた食パンともいえるかな・・・笑 でも、私は好きかも~~
最初に落とすだけ落として頂いてたら、何でも良く見えるかな?!?!
いえいえ、なかなか素敵です♪
一階の回廊には、お釈迦様の一生がレリーフになって彫られてます。これがとっても素晴らしくて、一周を時間かけてゆっくり見れて良かった。。。
釈迦の生誕から最初の説法にいたるまでの経緯については史実とともに数々の伝説もまじえて詳細に表現されている。その構図の多様性や人物表現の巧みさはボロブドゥールならではのものである。と、ウイキペディアにも書かれてます。
詳細はボロブドゥールをクリックして下さい。
↓こんなの見つけた!凄いですね、今の世は。ネットで何でも見れちゃいますね。丁寧にのせてる人がいらっしゃる。釈迦のレリーフの説明が全部載ってる! 凄いわ~~http://www.sol.dti.ne.jp/~shiraka/borobudurreliefs1.htm
こんな調子で書いてると、ふふ、いつまで経ってもインドネシアだわ~
あさっては、ネパール行くというのに・・・
うーーん、でもひとつだけ、
ボロブドゥールに行ったなら、ぜひ、STUDIO・MENDUTというお店に行って下さい。ボロブドゥール遺跡群のひとつ、MENDUT遺跡のそばにあります。
ネットで調べて、素敵そうなお店だったので、お願いして寄ってもらいました。
ここが、ほんとに素敵なお店で、いろんな物が置いてありました。素晴らしいアンティークのバティックも見れたんです♪ あー、もっと見たいのに時間が無い・・・ またゆっくり行きたいな~バティックについても詳しく教えて頂けそうです。
インドネシア人のご主人を持つ日本人の女性が経営されているのですが、残念ながら、風邪を引いてらっしゃるということで、お会いできませんでした。 でも、素晴らしい息子さんが対応して下さいました。26歳だったかな・・・9年日本で暮らして帰ってきたばかりだと言ってました。素直なとってもいい青年で、皆で感心~~した次第。両国をつなぐ仕事をしたいと言ってた言葉が印象的でした。ぜひ、大きな夢に向かって進んで欲しいものです。
さーーて、ジョグジャカルタへ戻って、ハイアットホテルでランチ。さすが、ハイアット、素敵なホテルでした。
次に、訪れたプランバナン遺跡はぶっ飛ばしましょう~~笑
参道には、ずーーとジャスミンが植えてあり、出口の方はローズ・オブ・インディアが綺麗~
私に影響されて、Aさん、アフリカンチューリップの写真を撮ってます♪ 花仲間がまた増えたかな? 嬉しいことです♪
そして、駐車場で
最後の最後に、、、もうとっても懐かしい木が!!!
うわ~~!!! サガだぁああああ!!!
すません、ちょっと待って~~写させて~~
シンガポールでは Ssga サガ と、呼んでました。
光る赤い種は宝石のように艶やかなので大人気。この種を1000個集めると幸せがくると、皆で拾うのに熱中してました♪
↓昔のスケッチです
いまでも、シンガポールではそんな光景が引き継がれてるのかな?
日本名では「ナンバンアカアズキ」
中国では 「海紅豆」 台湾では 「孔雀豆」 英語では 「coral pea」
とか、いわれます。
サガについての記事はこちらを→http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/__cf28.html
http://sketchdiary.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_40df.html
植物学的な詳細は→写真入でとても詳しく載ってます。おススメ!
http://www.geocities.jp/plants_name/adenanthera/ade.htm
待って~~ もう一枚!!!
急いで、地面から一粒拾って、にっこにこ。
懐かしい想いが体中に広がって、し・あ・わ・せ~~♪
ごめんなさい~~遺跡の美しさもさることながら、
私にとっては、
プランバナンはローズ・オブ・インディアとサガの遺跡でした。
一体何見てるの?
はい、建物&植物両方です!!!
+++++
STUDIO MENDUT を検索したら、サガとSTUDIOMENDUT の両方が載ってる記事が出てきました。シンガポールでは、まだ皆に愛されているサガの木みたいです。嬉しいな!
http://niaoju.exblog.jp/11370075/
では
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