サッチ峠越え3@北インド・パンギー谷、青いケシの旅 12
崖を削っただけのような険しい道路を進み、サッチ峠の高度約3500mぐらいの場所まで登って来ました。
サッチ峠を越えるまでは南斜面なので、ちょくちょく珍しい花が現れます。私にとってはどれも珍しい花ばかりでワクワク♪
一番目に止まった景色は、黄色のアネモネと紫色のウルップソウのコラボレーション。紫と黄色の世界が、ずーーと遥か彼方まで続いていています。凄い~!
ウルップソウを見るのは初めてなので大感激。数年前に八ヶ岳でウルップソウの赤ちゃんを見て以来、ずっと見たかった花なんです。
本当は、私、ウルップソウってもっと大きい花かと思ってました。
八ヶ岳のウルップソウの葉はインドのものより、肉厚ですね。
学名:Lagotis cashmeriana ラゴティス・カシュメリアナ
ウルップソウ属 約3300m
こんなところでお初にお目にかかれるとは・・・思ってもいませんでした。 あー、人生って面白いな。日本では、北海道と八ヶ岳と白馬岳でしか見れませんもの。これを見に、白馬に登りたいとさえ思ってました。
人に入ってもらうと、花の大きさが良く分かりますね。matsuさんに入って頂きましょう。
黄色いのは、アネモネの仲間。 少しずつ、少しずつ、花に親しんでいますが、海外で花を見ると色々新たに分かることが・・・。この花を見たとき、イチリンソウみたいと思いました。でも、思った途端、隣でアネモネね~~という声が・・・ これがアネモネ? アネモネというと花屋に並ぶアネモネしか浮かんでこない私。またもや、先輩に教えていただきました。
調べてみると、あらまーそうだったのね。 日本語でイチリンソウ属って、学名では、属名はアネモネ(Anemone)なんですね。
イチリンソウもアネモネなんですね。
今頃知ったわ~~たった今、確信しましたぞ!笑
この黄色いかわいいアネモネちゃんは
アネモネ・トルリフォリア(Anemone trullifolia) キンポウゲ科
分布:ネパール東部~ブータン~、チベット南部、雲南、四川省 で、5~7月に咲きます。
青いケシも見たいけど、いつも見たいと憧れているのは、小さいかわいい花達の群生。一面に広がるお花畑です。日本ではもう見られないような原野一面の花畑。至る所に金平糖をこぼしちゃったような・・・そんな景色の中に埋もれるのが夢なんです。
その点では、今回の旅は意外に正解だったかもしれません。上を見れば、切りがないのでしょうが、今まで見たことのないお花畑には恵まれました。しあわせでした~♪
その花畑も紹介したいので、さ、早くサッチ峠を越えてパンギー谷に行きましょう~ね。
でも、もうちょっとだけ、載せたい花が・・・
ふふ、いつまでたってもサッチ峠。
でもサッチ峠越えると北斜面には花は見られないので、今のうちです、お花は。
明日に続く
では
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