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2014年5月11日 (日)

花の桃源郷フンザを歩く 12  旅1番のランチタイム

母の日ですね。

お花屋さんにはカーネーションがたくさん並んでいますが、このカーネーション、日本が一番輸入している国はコロンビアなんですって。特に、すーっとした1輪ものカーネーションはほとんどが輸入ものだそうです。

輸入が5割を占めるカーネーションについてこんな記事がありました。

母の日のちょっとしたカーネーション・ネタをどうぞ♪

http://news.mynavi.jp/news/2013/05/12/009/

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旅日記、続きです。

氷河を歩いてお腹もすきました。ランチは、SAIYAの山岳コック・ワジットさんの家の庭でナガール料理をご馳走して頂けるそうです。楽しみ♪

1img_8930                     あ、たんぽぽだ!

ジープを降りて、畑の脇道を歩くと野の花が目につきます。「何て言う花だろうね~」「かわいいね。」などと、皆で言いつつのんびり歩くと大きな木のあるお庭に着きました。

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あんずジュースのウエルカムドリンクです 

普通にテーブルの上に置いてあるのと、こうやってジュースを持って迎えてもらうのとでは違いますよね。素敵なお迎えです。ここはどこかって、、、イスラマバードから車で20時間かかるフンザのもっともっと奥の山の中の小さな村ですよ。お洒落な、お・も・て・な・し

ホッとするし、嬉しいし、わくわくするし、皆の顔がぱーっと笑顔になりました。

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後ろの大きな木が気になりました。この~木、なんの木?気になる木 

この木は何の木ですか? この木はウォールナット。つまり胡桃(くるみ)でした。この日から胡桃の木が分かるようになりました。結構あっちこっちに植わってました。重要な食料なんですね。

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庭の隅にこんな石臼の様なのがあって、昔は胡桃を割っ足り、擂ったりするのに使っていたそうです。コックさんのワジットさんの家にはきっとフードプロセッサーみたいなのがありそうだけど、他の家ではまだ使ってそうですね。

お庭にテーブルが出してあって、次から次へとお料理が運ばれてきます。あ、その前にあんずジュースが美味しい! 感激です♪ 

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ナガール料理ってどんなの? とっても食べやすかったですよ。

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例えば、左のクレープの様なのはたぶんシュロ。クレープの生地の様なのに野菜のスパイス炒めが挟んであります。 右の茶色いチャーハンみたいなのはプルプル。ご飯じゃなくて短いパスタみたいなんです。美味しいですよ。上の揚げたのはシリクツ。小麦粉の生地を揚げたもの。揚げパンみたいなものかな?!

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ご馳走でしょ?! ご馳走でしょ~?!

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茶色い細長いのが、まるでコロッケ。美味しかった!中国の影響も受けてますね。酸辣湯とか八宝菜みたいなのもありました。サラダも嬉しい

デザートのクルミのケーキがとっても美味しくて、その味は今でも思い出せます。

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最後のチャイは、くるみチャイでした。

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和やかに食べていると、ワジットさんのお父さんが出ていらっしゃいました。

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猟師で、今でも山に入ってらっしゃるとか。ブルーシープも倒したことがあるというその剥製が家の中庭に飾ってありました。正装の民族衣装を着て出てきて下さいました。素敵なマントですね。

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孫を見る眼差しが素敵です。

かっこいいな~~!!と、そばで添乗員のkomuさんが何度もつぶやいてました。

ホントにね。 いい味の方です。

1img_8572002_2                    ちょっと手を拝見。 素晴らしい手ですね。

外では親戚男性がみんなでおもてなし。

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その時、女性の方は家の中で女性同士で話をどうぞ。と、いう素晴らしい提案が・・・喜んで家の中に入ってみると、びっくり!部屋の中に10人ぐらいの女性がくっついて座って待って下さってました。

男性添乗員のnakaさんも何度もパキスタンには来ているけれど、女性と話をしたことはないそうで、女性同士の対話はとても貴重な時間でした。

上の写真の胡桃のお菓子はお母さんが作って下さったそうで、なにげなく皆ここで暮らしてるのですか?と聞くと、いえいえ、今日はあなたたちに会いに来たのですとの返答。素敵な返答を頂いたのですが、あー、そうか、今日のあの素晴らしいご馳走はこの女性達の手伝いがあってこそのものだったんだと、悟りました。

当たり前のように食べた御馳走。裏では、皆が一生懸命作っておもてなしをして下さってたんですね。何も知らないで帰らなくて良かった。。。

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ご馳走だけでなく、いい時間を過ごさせて頂きました。

お仕事とはいえ、心のこもったおもてなし。

感謝です。

まさに、これぞNO1ランチ♪ でした。

そういえば、日本の大根おろし器がオブジェの様に部屋にぶら下がってるのがかわいかったな。

コックさんの家らしいこんなマットも。

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イタリアンっぽいマットですが、パキスタンのおうちにぴったり溶け込んでいました。

では

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