花の桃源郷フンザを歩く 8 バルチット城へ
ハセガワメモリアルスクールから、見晴らしの良い丘の上のバルチット城へ向かいました。
後ろに見えるのがハセガワメモリアルスクールの校舎。その中にある新しい最年長学級の校舎はMitsubishiが建てたと言ってました。パキスタン北部山岳地域には、まだギルギットにカラコルム大学が一校あるだけなので、ぜひ大学を作りたいと、校長先生が言ってらっしゃいました。
フンザの文化を大切にしつつ、グローバルな教育をするというのが若い校長の願いです。
学校を出たところで、お母さんたちが数人いて、小さいクラスの子どもを待っている様子でした。
カリマバードは女性が歩いている姿が見れてホッとします。この女性たちはカメラを向けても嫌がりませんでした。
水路経由でバルチット城へ
途中、ラッキーなことに素敵なガウンを着た老人に出会いました。
ガイドのアミンさんいわく、着ている刺繍入りガウンは、男性の正装時の民族衣装だそうです。コバルトがかったグリーンにピンクとは・・・凄く、私好みのテイストです。男性がこの色合いの刺繍のガウンを着るなんて素晴らしい~日本ではありえないですよね。
この色感覚いいですね。
かぶっている帽子は、フンザ帽。 フンザの帽子は上の部分が角張って無くて、丸いのが特徴です。
私も買ってきました~我が家の壁に男性用と女性用のフンザ帽がぶら下がってます。
眺めてはニヤニヤ
長寿村、フンザです。このおじいさん、何歳かしらね?と言っていると、アミンが聞いてくれました。75歳という答えに、haseさんが反応~~!「僕達、同じ歳~!」と、2人で握手してましたw
突然現れた翁(翁って感じでしょ?!)の去りゆく後ろ姿は味があっていいな。
バルチット城が見えてきました。
フンザは800年以上続く藩王国でした。この城は藩主の居城だったもの。今は、博物館になっています。15世紀にチベット文化の影響を持つバルチスタン地方(スカルドゥ)から王女を迎えたことから、ポタラ宮に似ています。
入口にはガイドブック等でよく見る有名な門番が立ってます。
あれっ、ガイドブックでは髭が長いのに・・・
と、思ったら、長い髭はくるくるっと巻いて、耳にかけてるんですって~~!
いやー、かわいい。 持ってみたい~ という訳で、お髭を持ってみました
門兵さんも悪い顔してない(と思う~~)
うおっほん! きちんと元に戻して威厳を保ちます。
(観光客サービス有難と~)
バルチット城の日本語ガイド・イシャフさんの日本語、敬語も駆使して上手でした。
内部は、写真撮影にはお金がかかるので写さなかったけど、食堂や寝室、歴代のアガ・カーン(イスマイール派の最高指導者)の写真展示や衣装展示などでした。
上に上がると、
谷全体が見渡せ・・・今日もまたラカポシやディランが素晴らしい。
遠くの村は杏が咲いて、並木立つポプラの木々も芽吹き間近。
そこに住む人々の暮らすリズムはゆっくり。
家族が寄り添うように暮らしています。
自分の中の何かがリセットされた気がしました。
このあと、お花見です~
続く
では
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