花の桃源郷フンザを歩く 13 アルチット村へ
コックのワジットさん宅でランチを食べた後、アルチット村散策へ向かいました。
バルチット城から、遥か向こうフンザ川沿いに建っているアルチット城が見えました。アルチット城は川向こうのナガール王国からフンザを守るために築かれた城。その城を持つアルチット村はフンザ地域では、とても古い歴史を持つ城壁に囲まれた村です。
アルチット城は、2011年度ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞を受賞しました。
村の入り口で男の人達がのんびり談話中。
中に入って行くと子ども達が遊んでいました。
カメラを向けても嫌がる様子もなく、和やかな雰囲気でした。
ところがそこに、キザなパナマ帽をかぶった若い男性がやってきて、「何してるんだ!写真撮っちゃだめだ!」。途端に空気が一変しました。その若い男性、ずっと私達の後をついてきます。まるで見張りをしているかのようです。やだねー、皆で言い合ってました。
村の中は迷路のようになっています。 ここはスペインと言っても言えるような、、、あー、でもスペインなら花がきっと飾ってあるな~ やっぱり空気感が違うな~ そう思いながら歩きました。
この扉に惹かれてパチリ
色彩豊かな洗濯物に目が行きます。あとが、とも地味な色の世界だから。
ぐるっと廻って最後の広場で、たくさんの女性達が集まって刺繍などのお土産物を売っていました。っていうか、まさか私達が村を歩いているうちに何かを売ろうと集まったのかな? 「ねー、ねー、旅行者が来たわよ!」って言う情報があっという間に伝わっているのかもしれませんね。皆で最後の広場でお待ちかねだったのかな・・・笑
皆の写真を撮ろうとすると駄目みたいで、残念!
刺繍の帽子が10ドルで売られてました。約1000円か・・・
でも、ここでしか買えないし。。。
「下さい!」と、言った途端、ずっとついてきてた若いアンちゃんの顔が変わりました。
途端に写真撮ってもいいよ!ですって。。。
びっくり~!
それが、驚いたことに女性たちの表情が変わったんです。みんな笑顔笑顔。私達ともどんどん喋って、帽子かぶって記念撮影大会となりました。もしかして、彼女たちの作戦大成功かな・・・?!
っていうこともないかな。夕方はこの広場で皆でのんびり過ごすのかもしれませんね。
でも、男性によって 左右されてる女性たちの姿をあからさまに見た瞬間でもありました。売れた収入はあのお兄ちゃんにいくらか入るのかな。。。と、隣で誰かが言ってました。そうかもね・・・
せっかくだから、乗っちゃえ乗っちゃえ、乗っちゃったほうが得だよ~!って、私達も写真撮りまくって、楽しい広場になりました。買いもしない帽子まで被ってパチリ、パチリ、撮りまくり~賑やかだこと。笑
刺繍の帽子、綺麗でした。今、横の壁に掛かってます。
1000円で皆があれだけ遊べたんだから安いもの。これだけの手刺繍で1000円は、私達にとっては安いです。
+++++
この日はお買い物デーになっちゃいました。
このあと、カリマバードへ戻って、お土産物屋さんへぶらりと出かけました。何も買わないと思っていた私まで、重ーいドライフルーツを買ってしまったの。他の女性達の凄いこと! お買い物に出かけますよ~と、集まってみれば、肩にはマイバッグがぶら下っています。どこかの地方のデパートやスーパーのバッグ。いやーん、ここでまでその田舎スタイル?もっと素敵なバッグにしてよ~って、誰かさん達、言い合ってましたね。
とっても楽しい仲間でした。
お気に入りのベストが買えたわ by emiko
色々あるけど、まずはドライフルーツを買いに行かなくちゃ~
つられて、買っちゃったドライフルーツ。 美味しかったけど、重かった
アプリコット3種類、アーモンド、アプリコットの種、桑の実2種類など買いました。
安いですよ。一袋100円とか・・・ミックスして、一応気持ちばかり綺麗にして、筑波山に行った時、友達に分けました。
パキスタンの埃付き、無理やり食べさせちゃいました~笑
フンザ帽や刺繍入りの洋服や、みんな楽しそうに買ってました。
黄昏るカリマバードをショッピングの達成感とともにホテルに向かいました。
では
*****
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コメント
こういうところで売られてたんですね、あのドライフルーツ。
素朴でおいしかったです。
お土産でいただけて、うれしかった。
看板の文字は日本人の字ですよね。
誰か旅行に行った人が書いたのかな。
投稿: arai | 2014年5月12日 (月) 22時09分
araiさん
いつもコメントありがとねー♪
あのドライフルーツを食べると
パキスタンの免疫が付いたはず、
ぜひ、いつか行ってみて~!
木曜日、会いましょう。
投稿: まゆり | 2014年5月13日 (火) 09時28分