まだ浅春でした筑波山
「ママ、また出かけるの? 少しは休んだら?」
「そうね、ちょっと忙しいこの頃だけど、とにかく日本の山の春を見に行かなくちゃ~ママの春は来ないのよ~~!」
「へーーー」 植物に関心のない娘の気の無い返答です。
カタクリとスミレだけは見なくては春がやってきません。
今日は星子の散策で筑波山へ行ってきました。
キクザキイチゲとカタクリとスミレが見たくて、筑波山に行こう~!と、誘ったのは私。
あー、お天気も良くて、今年も筑波山は花をいっぱい咲かせて待っていてくれました。
+++++
このところ、星子の散策は不思議なことに、突然ガイドさんが現れて説明してくれるのです。
今日も、sasakiさんが、「このスミレ何スミレ?」 と、声を発した途端、ガイドさんが現れてくれて教えて下さいました。そのスミレはフモトスミレでした。
フモトスミレ 花の大きさは約1cm、とても小さいスミレです。
フモトスミレ
フモトスミレの距
葉の裏が紫色(赤茶色)なのでフモトスミレだそうです。
フモトスミレhttp://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result36810.htm
そばには、エイザンスミレ、ナガバノスミレサイシン、タチツボスミレも咲いていました。
そして、もうひとつ教えて頂いた今日の収穫は、ヒナワチガイソウ
ワチガイソウより、ひとまわり位小さくて花弁の先が、ワチガイソウより尖がっているような気がしました。
絶滅危惧種です。
ヒナワチガイソウhttp://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result15070.htm
↓ワチガイソウ、ヒナワチガイソウ、ヒゲネワチガイソウの違いが分かります。http://www.geocities.co.jp/NatureLand/6324/menu/wa/watugai.html
葉っぱの形もワチガイソウとは違いますね。
教えて貰えてラッキーでした。
とっても見たかった青いキクザキイチゲもあちこちで見られ、アズマイチゲ、カタクリ、ユリワサビ、ハルトラノオ、ミツバツチグリなどがたくさん見られました。 ニリンソウはまだ先始めで、筑波山はまだまだ浅春の世界でした。
そういえば、面白い子がいました。
花の中に花が咲いてるでしょ?!
先祖がえりかな?まるでバラの花を抱えてるようですよね。
男体山、女体山から、山肌を染めるピンクの桜の木々がパッチワークのようでがとても綺麗でした。
今日もぺちゃくちゃ楽しい散策でした。
百名山、登ったよ~~
ガマの油も買ったよ~~♪
では
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