モンキーパズルの木@ロゼットビオラの旅 18
昼前にライマ火山麓に到着。
ここで夕方までゆっくりとフラワーウォッチング。 ゆっくりと出来ていいです。 このあたりで目に付くのは一見松の様な変わった風貌の木々。日本では余り馴染みのない樹形の面白さに、「ほー!」などと嬉しいため息が出ちゃいました。
この変わった樹形の木、モンキーパズル(モンキーパズルツリー)といいます。
どうしてモンキーパズルという名前かはまた後で。
なんて素晴らしい景色なの!
ボックスランチとミネラルウォーターを配布され、
ええっ? どうして? 歩く日に限って、どうして?この大きさなの~?
渡されたのは 喉が渇くでしょう~という親心?
なんと2リットルのペットボトルでした。いやーん、大き過ぎ~
頑張って、ザックに入れて歩きました。鍛えてくれますね~!笑
しかし、この日は暑くて暑くて、結局、親心とは嬉しいものでした。
有難かった有難かったお水でしたm(__)m 素直に感謝
ここでもう一つ目についたのは、遠目にはつつじのような朱色の花。
この赤とモンキーパズルの濃い緑と雪山の白とのコントラストが素敵です。
この花はEmbothrium coccineum (エンボスリウム・コッキネウム)
パタゴニアで見られる花で、ノトロという名前でよく耳にします。
学名:Araucaria araucana ナンヨウスギ科 常緑高木
英名:Chilean pine、Chilean pine
和名:チリマツ
原産国:チリ・アルゼンチン 火山性の山の斜面
このモンキーパズルの木。パズルとは悩むとか困惑するいう意味。枝があまりにもたくさん対称に出てて、猿も登るのに困って登れないということらしいです。
ガイドのアレックスがこの木は成長するのがとても遅いんだと説明中。
1000年以上生きるそうです。
皆さんもご存じ、ナンヨウスギの仲間はとても古い古い植物。恐竜がいた大昔の時代から生き残っている植物です。今では、北半球からは消え去り、南半球のそれもチリ・アルゼンチンにしか存在してないナンヨウスギの仲間たち。遥か昔を想像しながらモンキーパズルの木を感じてみました。
モンキーパズルはチリの国樹です。
アレックス曰く、冬になる前にたくさんの松ぼっくりの種をとって、茹でて食べるそうです。
幼木
幹の模様が独特
私は知らなかったけど、このモンキーパズルの木の唄が「みんなの歌」で歌われてたそうで・・・ツアーリーダーTMさんがバスの中で録音した歌を聞かせて下さいました。
1984年6月にNHKの『みんなのうた』で放送された曲。
2011年6月、27年振りの再放送となったアンデスを舞台に、オウムと暮らす老人と、その付近にそびえる「モンキーパズル」という名の木を歌った歌です。
モンキーパズルの歌→http://www.youtube.com/watch?v=QFSA0VeqQ6M
聞いてみて下さい。
懐かしい~と思う人もいるかも。
聞いてると
♪アンデスのふもとの村の・・・プラーンタン♪
プラーンタン♪ プラーンタン♪ が、耳から離れなくなりました。笑
では
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